狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

グリドル[2024/3/13(水)]

今月はけっこう日記を書いている。
最近ずっと朝マックが食べたい気分だったが、結局早起きできず行けていなかったので、この日は一念発起して朝マックに行った。迷わずマックグリドルソーセージのセットを注文する。朝マックはグリドルソーセージに限る。グリドル系は3種類あって、グリドルソーセージに卵とチーズを挟んだもの、グリドルに卵とベーコンを挟んだものがあるが、一番好きなのがグリドルソーセージ。まさにシンプルイズベストと言った感じ。生地の甘さとソーセージのしょっぱさがベストマッチする(卵が入るとこのバランスが崩れて微妙になる)。誰が何と言おうとグリドルが朝夜通してナンバーワンメニューです。
でも自分がマックでバイトしていた時もそんなに数は出なかったので、一般的にはそんなに人気じゃないんだと思う。私みたいなリピーターが買い続けるタイプの商品。平日に朝マックを食べるとものすごく得した気分なる。年に数回あるかないかの朝マックは(なぜならそもそも朝ご飯を食べないので)楽しかった。

仕事帰りに会社の近くのプールへ。自宅近くのプールより値段が高いが、立地的に仕方ないだろう。平日夜に寄れるのは非常にありがたい。クロールで流す予定だったが、思いのほかバテるのが早かったので長めにウォーキングをした。

夜ごはんは自宅から握ってきたおにぎりとプロテインで済ませた。家に帰って1週間分の弁当を詰め、冷凍完了。
料理、やらないだけで普通にできるんですよ。大学生の頃はとにかく金がない&飲食店が近くになかったので、ひたすら自炊してました。チキンのトマト煮、酸辣湯麺、さば味噌、チリコンカン、揚げ出し豆腐なんかが好きなのでよく作ってました。お菓子買う金がなかった時はさつまいもでパウンドケーキとかも作ってました。とにかく、料理はできます。しないだけで……なんだこの保身は。週に何回かは名もなき料理を作ったりしてます。下記で紹介する『女ふたり、暮らしています』でも記述があったけど、誰かと一緒に暮らすと料理のモチベが上がるらしい。それはちょっと分かる気がする。

〇〇するのがめんどくさい、という話題繋がりで、「○○しないうちらクズ仲間だよねー」みたいなこといわれると「はい!?私は違いますけど!?一緒にしないでくれます!?」という気持ちになる。勝手にWe areクズ仲間認定してくる人は勝手に相手の土俵に引きずり落そうとする人なので要警戒なわけだけど……まあでもTOKYO CITYで生きていると、料理をする時間も労力もなくないか? とくに通勤時間が1時間くらいかかる人は…。はてなブログを見ているとせっせと料理をしている人が多いので、微妙な劣等感みたいなものにさいなまれる。


風呂上がりにストレッチしていると、この間行ったストレッチ専門店での出来事を思い出した。ストレッチを担当してくれたのは学校出たてくらいの若い男性。私が以前通っていた整体は女性の先生が個人でやっている店だったし、今行くのはもっぱら温泉施設に併設された所(そういうところは9割女性スタッフ)で久々に男性にマッサージをしてもらったわけだが、背中をぐっと押される感覚で(あ、これ本気で抵抗しても力ではかなわんな…)と思った。日々痴漢とかで「自衛しましょう!」と呼びかけられているけど、自衛したところで事件が起きた時点で「終わり」じゃん…と思う。自衛じゃなくて取り締まりを強化してくれ。なんで女に生まれただけでおびえて生活しなきゃならないんだ。ひとり暮らしを始めるときは「女性は1階を避けて、カーテンの色にも気を付けて、洗濯物の干し方は…」と大学側からめちゃくちゃ言われて、当時はそんなものなのかと思っていたけど、明らかにおかしいだろ。


読んだ本

キム・ハナ、ファン・ソヌ著、清水知佐子訳『女ふたり、暮らしています。』

「生活同伴者」として猫四匹とともに女二人で暮らしている筆者の話。家選びからローンの契約、引っ越し、その後の暮らしまでをそれぞれの視点から日常の断片が語られる。
もう、ほんとうに、これになりたい……。性愛によらない関係でパートナーを組んで一緒に生活をしていくの、本当にいいな…。

いくら気が合う同士とはいえ、他人と一緒に生活するのは本当に大変だと思う。実際、絶対に合う!と思った人と暮らし始めたのに、実は正反対の性格で、さまざまなことで衝突している。順風満帆ではない暮らしを
この二人が上手くやっていけているのは以下の理由が大きい気がしている。

・2人の歳が近い
・アラフォーで精神的に成熟している
・仕事を持ち、経済的に自立している
・相手に依存・寄りかかろうとしていない(重要)
・役割分担が自然にできる
・信頼関係を築いており、関係の継続のために喧嘩をする

自分以外の誰かと暮らすことによって生活が豊かになり、知らなかった自分に気づく。ルームシェアより近く、恋人ではない関係。能町みね子さんとサムソン高橋さんの『結婚の奴』とはまた違った同居の形。でもどちらも「家族」といっていいだろう。

ひとりで20平米の部屋に住むより、ふたりで40平米の部屋に住む方が幸せになれると私もずっと思っているので、自分の希望になるような本だと思った。部屋のインテリアも窓からの景色もとても美しく、まさに理想の部屋。

現実問題、友人同士のルームシェアは審査が下りないことが多く(犯罪や又貸しの危険があるため)、世間の認識も「若い時代だけの仮住まい」的なイメージがあり、まだまだ課題は残る。結局、世間は血縁や法律婚以外には厳しい。私はロマンチックラブイデオロギーが本当にクソだと思ってるので、こういう例がもっと一般化していってほしいなと思う。

基本的には、女性は女同士で過ごすのが好きだと思う。主語がデカすぎるが、体感的にはだいたいそう。「阿佐ヶ谷姉妹みたいな生活に憧れる」という女性は結構いて、そのたびにわざわざ否定してくる男が絶対現れる。でも私は「『女の敵は女』と決めつけてくる男」が女の敵だと思っているので、なんか言ってるなーと流すようにしています。まあ実際共同生活は気を遣うだろうけどね。

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閻連科著、飯塚容訳『中国のはなし――田舎町で聞いたこと』

中国人作家による中国の農村家庭の話。かなり長い話で読むのに時間がかかった。感想をまとめるのが難しい…淡々とした語り口だが、感情が濁流のように流れ込んでくる本だった。


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駅のホームの端が好きでそれ以外の場所は普通で僕はそういう君が好きでそれ以外も好きだったけど


この機種がいいねと私が言ったから3月13日は食洗器記念日