狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。字書きが高じて今の肩書は記者です。

永遠の解題なし・同人さんすう ー文学フリマ東京38[2024/5/19(日)]

文学フリマ東京38に参加しました。
今回から入場料が有料化し、18歳以上は1000円のチケットを購入する必要がありました。さてこの有料化がどう響くのか? 気になる参加者数ですが、体感的には多少少ない程度ではないかと思います。前より人の波が引くのがちょっとだけ早かったような気がします(前回と配置場所が違うため純粋な比較はできませんが)。
…と書いていたところで文学フリマ運営から正式な参加者数が出ました。参加者数は12283人(出店者3,314人、一般来場者8,969人)だそうです。一般来場者はおよそ900人の減少でした。体感の参加者数はだいたい当たっていたんじゃないかと思います。

参考:前回(文学フリマ東京39) 12,890人 (出店者: 3,062人、一般来場者: 9,828人)

日記

今回は開場の1時間ほど前に会場に到着した。今回こそ設営ボランティアを!と思ったが叶わず。外のいつもより待機列は短めな様子で若干不安を覚えたが、来場者数が多かろうと少なかろうと買う人は買うし買わない人は買わないもんな…と思った。ブースに到着し、設営開始。設営してるときの手汗のかき方がいつも異常で、心臓もバクバクしてる。多分緊張してるんだと思うけど、嫌だな~って思うタイプの緊張じゃなくて、ジェットコースター乗る前のワクワクドキドキ、でもちょっと怖い! な緊張と同タイプのもの。やたらソワソワしている。いつも思うけど設営の適切な順番って何なんだ。

ちなみに今回はこんな感じ。
①搬入された新刊の状態確認(納品冊数、印刷ミスの確認)
②敷布を敷く
~このへんで見本誌コーナーに提出~
③ポスタースタンドを立てる
④見本誌立てに本を並べる
⑤在庫を並べる
⑥ペーパーや小物を出す

なんだかんだとバタバタして設営が終わったのは開場10分前だった。ギリギリでいつも生きていたいから…Ah…今回はアーリーオープンなし。しばらくしてもそこまで人が増えないなーと思っていたら、入場制限をかけていたとのこと。文フリの声かけ文化は未だにそんなに慣れない。声かけは仕事で展示会に出たときにさんざんやっているので、こんなところでガツガツしたくない…みたいなアマチュア魂が出てしまってそんなにしなかった。
1800超スペースで手に取ってもらえる確率なんてほんのわずかしかないので、こちらから声かけをした方がいいに決まってるんですけど、あんまり話しかけられたくない人もいるでしょうし……。
宣伝の怠慢のせいか前回より頒布数は少なくなりました(積極的に情報開示していくスタイル)。他のサークル参加者の皆さんはどうですか?


<反省点>
・テーブルの上にデカ文字の頒布物説明を置くべきだった
・もっとわかりやすいコピーを考えるべきだった
・ポスターに文字数はいらない
・全体的に1秒で分かるポップにする

というかそもそも「雑誌記者」っていう職業自体が週刊誌記者みたいな感じのイメージになってそうな感じもありますが、どうですか? でも「文芸誌!ファッション誌!」みたいなキャッチ―さもないしいな…。




ここから同人算数の時間です

値付けはどうする

私の場合、会計が面倒なので1000円です。正直会計が面倒になるほど冊数が出るわけではないのですが、1冊1冊の値段が違うとブースであたふたしてしまうので、だったらもう全部1000円にしちゃえ、ということで1000円にしています。

でも一律料金なら800円でも1200円でもいいわけですが、800円だとページ数に対して安すぎるため自分のモチベがあがらない。一方で1200円だと高く感じる。自分の中で「1000円」が一つのハードルになっており、自分が客だったら1100円以上の本を買うのには少なくとも3個以上の面白さの理由がいると思っていて、①ページ数が十分にあるか、②本文の体裁がしっかりしているか、スカスカではないか、③タイトルや説明書きを読んで2秒以内に「面白そう!」と思えるか、④表紙のデザインがイカしているか を3秒くらいでジャッジします。このジャッジは人によって基準は違うでしょうが大きく外れることはないと思っています。だから私は1000円にしています。

例えば100冊の本が完売した場合の売り上げの一覧です。
1000円で売る→10万円
1100円で売る→11万円
1200円で売る→12万円

最大の価格差は2万円です。完売しても2万円しか変わらず、手が伸びにくくなるのであれば2万円分を損切りしてでもより多くの人に手を取ってもらおうというのが私の狙いです。ちなみに薄利多賣半兵ヱ~「昭和」がテーマ居酒屋です~のことは好きです。

同人誌は安いから売れるわけではありませんが、高いから売れないことはあります。結局は自分の財布がどれだけ痛むのを許容できるかです。赤字を推奨しているわけではなく、自分が納得できる落としどころを見つけられるかという意味です。さいわい、安く印刷してくれる印刷所があるため、文フリの出展に関して財布が痛むことはほぼありません。

人によっては不安のあまり、非常に安い価格を設定してしまうこともあるかと思います。しかし、安すぎる価格設定は、おすすめしません。

過去10年分の文学フリマWebカタログのデータを分析した結果から、「初出店で200円未満の作品のみを出品している出店者は、続けて出店する確率がほぼゼロ」ということが判明しています。

安すぎる価格の作品は、多くの方に手にとってもらえたとしても、出店の継続意欲に著しくマイナスになってしまうものと思われます。そのうえ執筆意欲までが損なわれてしまっては元も子もありません……どうか自信をもって、「その作品にふさわしい価格」や「その価格で売れたらうれしいなと思える価格」に挑戦してみてください!!!

文学フリマ公式HPより引用)

安すぎてもモチベーションが持たないというデータも出ています。やはり納得がものを言う!!


部数はどうする

大げさな話をすると、500部刷って完売するときもあれば1000部刷って900部余るときもあるのが同人誌です。二次創作の場合、原作の勢い・ジャンルの勢いによって部数が変化するのは当たり前のことで、こんな事象は日常茶飯事ですが、文フリやコミティアの場合、時節的な部数のブレは少なくなると思います。

ではここで問題です。
初参加の新刊が10冊、二回目参加の新刊が50冊売れたAさんの3回目の印刷すべき部数は何冊ですか?

①100冊
②150冊
③200冊
④50冊



答え:どれでもない

これが同人さんすうの難しいところです。いい内容なら売れるわけでもないし、つまらないから売れないというわけでもない。特に活字の場合、試し読みのわずかな時間で「合う/合わない」あえて言うならば宣伝の巧拙が部数に如実に反映されると言っても過言ではないでしょう。
とにかく部数は丸々在庫になっても泣かないだけ刷ろう!!



次回は売り子をしてくれる人を探して、私も十分なお買い物タイムを設けたい。前回、今回と時間的にいつも買ってるサークルの本を買う余裕しかなく、まったく新規開拓できていない。新規開拓したいよー!

次回は東京ビッグサイトでお会いしましょう。



まだまだ通販やってます!
booth.pm

誰にもジャッジさせない[2024/5/12(日)]

5時半に起きたが「やっぱり登山…行きたくない…」と思い二度寝した。めんどく山脈……登山の一番難しいところは早朝に布団からでなければならないところだ。仕事なら何が何でも新幹線に乗ってどこまでも行かなければならないが、登山は別に行かなくてもいいので、単独登山のときはけっこうキャンセルしてしまうことが多い。もしこれが高速バスを利用するものだったり、宿泊を伴うものであれば多分行くのだろうが…。行く予定だったのは奥多摩の川苔山。行きだけで2時間くらいかかるのもネックに感じるポイントかもしれない。

8時に目が覚めて、このままだとダラダラ過ごしてしまう気しかしないので毎度おなじみ陣馬山に行くことにした。今年3回目だ。陣馬山は家から近く、乗り換えが上手くいくと1時間くらいで行ける。

これまで子供は風の子!大人は太陽の子!と言わんばかりに日焼け対策はずさんだった。とはいえお肌の曲がり角、日焼けの見た目うんぬんの前に紫外線の刺激が物理的に辛くなってきており、日焼け止めをしっかり塗った。最近自分の体の変化(加齢)を感じる。皮膚は弱くなったし、肌のハリが少なくなったし、たるむようになってきた。若さとは減り続けていく財産か? 一方で思考は前よりクリアになったし、社会の色んな仕組みが分かるようになったし、一人一人が持つ事情を知識でなく実感でわかるようになった。人生、失ったぶんだけ手に入るから、上手くできてるな。


登っていると明らかに以前より体が重い。太ったし筋肉おちた……とめげそうになりながら登る。下山してくるグループには大学生らしき若者が多かった。登山部や登山サークルなのか、普通のサークルで登山に来たのかはわからないが楽しそう。スニーカー&普段着の子もいて初々しい。
途中、補給をミスってもう力が出ない…となったところでベンチとテーブルを発見したので、早めの昼食。いつものようにシーフードカップラーメンを食べた。食べたら体力が回復したので、糖の補給は大事だと思った。

すこしスローペースで到着。暑かったので清水茶屋でゆずシャーベットを食べて涼んだ。富士山が雲の隙間から顔を出してきれいだった。これこそ登った人しか見られない景色だなと思った。職場に何でも小馬鹿にする人・見下す人がいてその人に「登山なんて何が楽しいのwww」と言われてちょっと凹んでいたが(正直に話した私が馬鹿だった)まあどうでもいいかあんなやつと思えた。その人は新人潰しのトンパさんでもう何人も何人もその人が原因で新人が辞めている。新人採用しても育てる気はなさそう。どうにかならんかなと思っている。私はまだトンパに潰されていないがトンパがいる限り平穏は訪れないのでさっさと他媒体に移りたい。誰にも私の人生をジャッジさせない。ジャッジされても受け取らない。


帰りはトレランが如く駆け足で下山。楽しかった。坂道は歩くより走った方が体重移動が楽な気がする。急斜面でスキーをゆっくり走らせる方が難しいのと同じで、重力に移動のエネルギーを預けるのがいちばんいい。もちろん登山道が混んでない時に限るが。夜はよくストレッチしてから寝た。


open.spotify.com

これは男性女性問わず聞いて欲しい内容。なぜそんなに女性に絡みたがるのか謎…

読んだ本

荻上チキ『もう一人、誰かを好きになったとき:ポリアモリーのリアル』

複数愛者の生の声を集めながらポリアモリーの解説をする本。荻上チキは不倫ニュースが記憶に新しいが、はポリアモリーなのか。
この本に出てくる取材対象者の9割が女性で「性別偏りすぎだろ!!!」と思った。ここに出てくるポアモリーレズビアンだけではなくバイセクシャルやストレートも多いのに何故?と考えてみたところ、「不倫は文化」というクソみたいな言葉がある通り、男性の不倫(と内包している複数愛)は社会から比較的容認されており、悩む前にもう実践できてるんじゃないかな。一方で女性は男性よりパートナーに対する純潔のプレッシャーがものすごく強く(男女カップルの不倫で叩かれる性の多くは女性)そういう社会的な息苦しさも作用しているのではないかと思った。
それでももっと男性に取材して欲しかったけどね。あとは女性の方が互助の場に行きやすい(そもそも女性の集いに男性が入りづらく、また1人で抱え込もうとして匿名だとしてもカムアウトしない)というのもある。
「性行為と結婚を結び付けてるのに無理がある」は本当にそれ。どう考えても生活と性行為って切り分けて考えるべきなのに、なぜか一緒にしているから夫婦間の性暴力とかレスとかいろんな問題が出てくるんでないの…と思う。というか実質したい方の気持ちが優先されてしたくない方の気持ちが優先されながちな気もするけど、ここでは直接の言及は避ける。

本上まなみ、 澤田康彦『一泊なのにこの荷物! 』

京都で暮らす夫婦の生活の日記。本上まなみ・ 澤田康彦夫妻は穂村弘の本で登場するので読んでみた。ステイホームの頃様子を見ていると、遠い昔のよう。外に出て子供と一緒に子供のように遊ぶ本上さんがまぶしい。お母さんの実家の庄内(山形県)が大好きでたびたび登場するのが印象的だった。

Deeper Vibration - song and lyrics by Mayer Hawthorne | Spotify

いよいよ明日は文学フリマ本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた…。参加者の皆さん、今日くらいは読書は休んで明日に備えますよね?

5/19(日)文学フリマ参加&新刊情報 - 狂気の沙汰も萌え次第
詳細はこちらからチェックだ!!

明日はTRCで僕と握手!

5/19(日)文学フリマ参加&新刊情報

日曜日の文学フリマ東京38に参加します。

新刊

『近ごろは悪夢ばかりみる』
B6/184P 会場価格1000円

2023年10月~24年3月の日記を本にまとめました。
書き下ろしは「オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにする」でおなじみのインジェラ食レポです。カラーページもあります。楽しい本です。



カラーページもあります!!今回はInDesignで組んでみました。

頒布物一覧

※罪悪感の日曜日(赤い本)の在庫僅少です。お求めの場合はお早めに。

通販

BOOTH→通常配送https://booth.pm/ja/items/5732560
   →匿名配送https://booth.pm/ja/items/5732533

匿名配送/通常配送が選べるようになりました!
匿名配送はネコポス、通常配送はスマートレターで発送します。

BASE→https://dekawasaki.base.shop/items/86256648
BASEもはじめてみました。そんなに数が出なければBOOTHに一本化する予定です。

既刊もBOOTH、BASEともに取り扱い中です。よろしくね。


当日のスペースはここだ!

TRCで僕と握手!!肥えた生産者の顔を見て帰ってください。
そして本を買ってください!!買うと筆者が喜びます。

ハデにやっちゃいな!!!アンジュルム concert tour 2024 spring「Secret Secret」5/6立川公演夜


アンジュルムの春ツに行ってきました。本当に縁あってとしか言いようのない機会で、感激です。ありがとうございます。アンジュルムハロコンやひなフェス、テレ朝の配信で見るくらいだったので単独に行くのは何気に初めてでした。そしてこれが生で佐々木莉佳子さんを拝める最後の機械です。

※この日は下井谷幸穂さんが欠席、平山遊季さんと川名凛さんがパフォーマンス制限でした。

総論

佐々木さん、アンジュルムに入ってくれてありがとう。可愛くてかっこよくて元気で思いやりがある最高のアイドルです。卒業が発表されたときはびっくりしたけど、次のステージでも頑張って! と思えた。ハデにやってくれてありがとう!佐々木莉佳子さんでいてくれてありがとう!!!!
あと、後藤花(はなな)もアンジュルムに入ってくれてありがとう…と思った。輝きすぎている。かわいい。可愛いの大洪水…そして歌もうまい。すごい。すごいしか言えない。
幸せすぎて記憶がほぼなく、簡単なレポになってしまって申し訳ない。ライフ・イズ・ビューティフル

ちなみに自分の座席は1階のほぼ一番後ろの端っこ。前に背の高い男性がいてステージはほぼ見えなかったがそれでもビジョンや歌声からパワフルさは伝わってきた。会場は女子率高いせいか臭くなくてよかった。たまに結構なスメルを発するおぢがいる。

各論

かいつまんで書きます。

♪大器晩成
大器晩成にこの真っ赤な衣装が合う!!かわむーのハイトーン(髪)が本当に美しくて見とれてしまった。ずっとこれがいいです。かみこも髪を染めていて、それがものすごく似合っていた。髪型はポニーテール。かわいい。佐々木さんは編み込み&おだんご(だったと思う、記憶が不確か)。

♪マナーモード
「意味なく騒ぐ都市 流れに乗って 進む\りかこ!/」を出来たので今生の悔いなしです。会場のボルテージがここでMAXになった感じがした。

♪美々たる一撃
めちゃくちゃかっこいい!!!後でれらぴが今日の感想で行ってたけどかなりパフォーマンスがしんどいらしい。確かに動きが派手て移動も多い気がする。

www.youtube.com


MCは莉佳子ちゃんと遊季ちゃん。遊季ちゃんはスタジオジブリの『猫の恩返し』が大好きで、作中のセリフである「素敵なところ~!」「不思議なところ~…」を日常生活で何度も言っていたそう。普段爆イケ散らかしてる遊季ちゃんのKAWAIIエピソードで脳が沸騰しそうだった。遊季ちゃんのハンサムショートが好きすぎる。


♪泣けないぜ…共感詐欺
「泣けないぜ♪泣けないぜ♪\オイ!オイ!/」が楽しい。

♪マリオネット37℃/佐々木、伊勢、川名、後藤
♪23時のペルソナ/上國料、川村、平山
♪カクゴして!/橋迫、為永、松本、下井谷
背景の暗幕があがってパステルカラーのカラフルなステージに様変わり。モノクロの舞台セットもLEDでかわいく輝いて(いいな…このセット…)と思った。モーニング娘。にもこういうのくれよ。

♪RED LINE
落ちサビのケロがかっこよすぎる…アイノケダモノ~RED LINE~美々たる一撃のかっこいいの連鎖がきてる。

♪愛されルート A or B?
♪次々続々
しおんぬ大暴れ! 2番前のダンスソロがかっこいい。\たーめー!/の時のうれしそうな顔がかわいい。

♪46億年LOVE
やっぱこれだね。な、安定感。「締め」感がすごいし、ものすごく幸せになる。私のようないちオタクが祈らなくても大丈夫だろうが、佐々木莉佳子の人生、幸あれ…と思った。莉佳子ちゃんに出会えてよかった。

♪愛すべきべき Human Life(アンコール)
べきべきの多幸感はなんなんだ。これが22年リリースでまだ2年しかたっていないというから驚き。昔からの安定ナンバーみたいな安心感がある。

終演後は「アンジュルム最高!」コールと万歳三唱。ハロプロの現場でヲタたちが「ばんざーい!」って言ってる風景、どこか牧歌的で好きなんだよな。日常生活で万歳を言う機会ってなかなかないので楽しいです。

https://ameblo.jp/angerme-new/entry-12851443017.htmlameblo.jp

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ライブじゃない所感

アンジュルムのライブ(というかモーニング娘。以外のハロプロのコンサート)に行くと毎回「歌、うまっ…」と思う。それはアンジュルムの歌が上手いということはもちろんあるが、モーニング娘。のメンバーの全体的なレベルが低いことは否めない。ユニゾンを聞くとかなりそれを感じる。特にモーニングは小田・北川以外はどっこいどっこいだと感じてるし(個人的に野中が歌メン扱いされているのが謎)、歌割は継承制だし、最近、まじでモーニング娘。に入ることって新人にとって損じゃないか…と思う。
というか、モーニングは衣装もセットもわざとダサくしてるんだろうな。アンジュルムのライブはこんなにもかっこいいのに。そういうことせんでええねん…と思ったけど、男ヲタ受けを考えるとやっぱそうなるのかな。

花はきれい[2024/5/8(水)]

「マツコも認めた!」の違和感論

よく食べ物のポップや宣伝に使われるこの言葉。「マツコの知らない世界で紹介されました!」もほぼ同義なので、ここからはマツコの知らない世界と食べ物に絞って論を展開していく。
マツコの知らない世界はTBS制作のテレビ番組で、番組制作チームが見つけてきた専門家や好事家が、マツコ・デラックスの前で食べ物や雑貨、文化、土地など様々な事象についてプレゼンをするという内容だ。

番組の基本的な流れはこう。
ゲスト「これ、すごいんです」
マツコ「たしかにすごいけど…本当にぃ~?(疑いの目)」
ゲスト「一度食べてみてください。わかっていただけると思います」
マツコ試食、しばらく無言
マツコ「すっごいこれ…おいっしぃ~…!」

ほぼ通販番組と変わらない。代理店とのバーターもあるだろうし、ゲストをけなすわけにもいかないだろうから、マツコには褒めるという選択肢しか与えられていないのに、それを「マツコも認めた!」とするのはいかがなものか。
たしかに太ってる人が食べてるとおいしそうには見えるけど、マツコはべつにグルメライターでもないし、その道のプロでもない。なのに芸能界の食のご意見番的ポジションにいるのが結構謎。端的に言うと平成のインスタント伊集院静ってことなのか。本人を見ていると「仕事として求められる姿を淡々と提供している」という感じがする。つまりただ周りが「マツコ=すごい」の構図をありがたがっているだけのような気がする。彼の名を勝手に使った詐欺広告がネット上にたくさん出ているのもその証左だ。

ここで食べ物の話から離れる。私はハロプロが好きなのだが、ハロプロが好きというと「マツコも好きなんだよね(=だからすごいんでしょ?)」と結構な確率で言われる。私がハロプロ好きなこととマツコがハロプロ好きなことに何も関係はないので、言われるたびに「なんで今その話しした?」と思う。相手は話を広げるために気遣いで言っているだけなので、罪はない。ただ微妙な気持ちにはなる。



日記

最近あるラジオ番組に関するLINEオープンチャットに参加してみた。40~50代がボリュームゾーンなのだが、話題を覗いてみると、20代の自分と全く見えている世界や常識が違っていることにかなり驚いた。2、3日は楽しくROMで来ていたが、だんだん彼らの自意識(話題ではない)についていけなくなり退会した。彼らは悪くなく、私の年齢がボリュームゾーンから離れているのが悪いだけの話あだ。お世辞を使わない場面で話についていけるのはどんなに広く見積もっても±8歳くらいだと思う。
とはいえ30代も目前になってくると、今まで気づかなかったことに断端気づき始める。最近強く思うのは「花はきれい」ということ。花屋の花ではなく、街頭に割いているつつじとか、桜とか、すみれとか、藤の花とかそういう花。そういう花を見かけるだびに「うわ!きれいだな!」と思う。今までも綺麗だなーと思うことはあったが、こんなに強く「きれいだ!」とは思わなかった。花だけじゃなくて田園風景とか、山とか、川とか、そういうものが美しいと感じる。中年がアウトドアにハマるのも分かるし、絵手紙に書いちゃうのも分かる。
あとは芸能人は基本的にかなり頭が小さくてすらっとしている(男女ともに)ということも最近ようやく実感として分かった。イベントの取材に行くとたまに芸能人がいることがあって、そこで芸能人を遠目に見ても「かおちっさ!」となる。多少ぽっちゃり扱いされている人ですら常人より小さい。

久々に会社の飲み会に行って憂鬱だった。ただ酒で喜ぶような歳でもないし、むしろただ酒は話したくない人間と強制的に話さないといけない現物支給未満の現場、みたいな認識なのでさらに憂鬱だった。話す人がいないわけではないが、ひたすら空気の読み合いみたいなのが疲れる。物理的に時間を奪われることより、ひたすら自尊感情が削られていくのがきつい。「奪わせない!私から何も!」と思い、答えたくないプライベートの話は全部「答える必要はないと思っています」「コメントすることはありません」「秘密です」で乗り切った。つまらない奴と思われてもいい。これ以上削られたくない。昔はこれをやる勇気がなくてただ削られていたけど、多少進歩した。それなら家でタコハイ飲んでたい。もっと言えば家に帰って制作をしたかった。結局10時すぎに家について作業する気力もなく(酒も入っているし)朝早く起きてやったが、起きる時間がちょっと遅かったためたいして作業はできず。街路樹のつつじの花がしおれていたが、それでもきれいだった。


読んだ本

小川哲『君が手にするはずだった黄金について』

つながっているような、いないような連作短編集。すげぇいいなと思いながら読んだ。読書メーターを見ていると微妙と言ってる人が多く、たぶん普段は本屋大賞の受賞作なんかを中心に読んでてこういう毛色のものに慣れていないだけかなと思った。
小説家の「僕」が高校の同級生、占い師、トレーダー、漫画家と出会ったりする。全部違う、僕だと思って読んだが、前後の話とリンクする要素も多い。3月11日の震災の前日、何をしていたかを思い出そうしたり「小説家は細かいことに執着してしまう、才能のない人間がなる職業」と作品ごとに繰り返し描写するが印象に残った。「君が手にするはずだった黄金について」は、黄金が何を指すのか、場面場面で変わっていく。
とにかく文体が好きだ。千葉雅也に似ているなと思ったら、東大の総合文化研究科博士課程(表象文化論)出身とのこと。著者の半生と物語がリンクしている点など、いろいろ似ている点があって面白かった。

村上春樹雑文集

結婚式のスピーチ「いいときにはとてもいいものです」を読みたくて読んだ。よかった。彼は何かに寄稿したりコメントを寄せたりすると、慇懃無礼さのないそれなりに気の利いたことを言うので、本当にバランス感覚がすばらいしいなと思う。

観たアニメ

ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2018年、石立太一監督、京都アニメーション
良かったです。このアニメは絵の美麗さが褒められがちですが、ストーリーがめちゃくちゃよかったです。このアニメは腕を失った少女兵士が手紙の代筆を通して感情と意志を獲得していく話です。特に仕事の描写が素晴らしい。依頼者の言葉をそのまま手紙にするのではなく、咀嚼してふさわしい文章に構成しなおしたり、言葉の裏を読んで伝わるようにします。すばらしいです。
シリーズ構成は吉田玲子さん。一話完結型でヴァイオレットが自動手記人形としても人間としても成長していくのがわかるいい構成でした。

www.youtube.com
はじめて生きる人生 失敗もあるさ

本来1か月で回ってくるはずの本が2か月経っても回ってこない。腹立ちぬ。「じゃあ買えば?」って言われそうだけど、そういうことじゃないんだよ。

For beautiful human life[2024/5/5(日)]

そういえば今住んでいる地域に引っ越してきてからセールスや宗教、テレビやネットの勧誘が全然来ないことに気づいた。治安がいい地域に住むだけでこんな恩恵まで受けられるのかと思った。考えられるのは、地域全体で戸建てが多くデカいマンションが少ないせいで、勧誘の効率が悪いからかと思ったが、もしかしたら自治会の力が強いとかいろいろあるのかもしれない。ただ、チラシは増えた。そのうちチラシお断りステッカーを作って貼ろう。

高校、大学、社会人と人生のステージが上がっていくにつれて(あ、うちの親ってやっぱおかしいんだ)と思うことが多い。生まれはどうすることもできないし、今は自活できているので特に問題はないが、やっぱりまともな親で育った人やお金のある家に生まれた人へのコンプレックスは消えない。完璧な人間が存在しないように完璧な親が存在しないことは重々存じているが、限度ってものがあるよね。今までしてきた苦労はしなくていい苦労なんだよ…本当に…。ほぼ全ての社会システムが「まともな家庭に生まれた人向けの」システムで構成されていて、つくづく自分は運がいいだけだったなと思う。
なんだかんだでいちばんジェラシーを感じちゃうのは大学進学で東京に出られた人かもしれない。私は「女だから関東はダメ、東京はもっとダメ」という理由だけで地方国立大に進学せざるを得なかった。学力以外のところでままならないことがたくさんある。これに関しては、親だけが悪いのではなく、代々続いた家父長制的な教育が悪い。憎いんだよ!家父長制が!!!
最近エッセイの本を読むと「てめえは衣食住と教育費足りて暴力振るわない家で育ってるのにその程度のことで弱音吐くんか!?大層なご身分ですなあ!!!」みたいな感情しかわかなくなってしまった。涙のヒロイン降りる宣言をしたいところだが、辛い思いをした自分を受容しない限りこの感情は消えないのだと思う。



昨日は奥多摩に登山に行って、ほどよい肉体の疲労が残っている。ただ昨日はどうにも関節の調子が悪く、軽めの山行だったので、若干消化不良感があった。ただ、先週の月曜日と同じく何もしたくない。川苔山リトライに行っても良かったが早起きができず、遠出する元気もない。文フリに向けてポスター作成などやることはいくらでもあるけど何となく家にいたくない気分だったので現実逃避を兼ねて昼に外に出た。めんどくさいので化粧はキャンセル。
かなり日差しが強いので買ったばかりの日傘をさしたが、風が強くなかなか使い物にならない。雨の日なら風向き=雨が吹き込む向きなので全く問題ないが、日傘の場合太陽の方向と風向きは一致しないので、結構難儀する。さてどこに行くかは決めずにとりあえず電車に乗ってから「そういえば時間があるときにトキワ荘マンガミュージアムに行きたいんだった」と思い出し、大江戸線に乗って落合南長崎まで行く。落合南長崎には初めて来た。ミュージアム前着くと「今は満員ですが、30分後にお越しいただければご案内できます」とのことだったので、後で改めるとする。トキワ荘ミュージアム前はトキワ荘通りといって、関連施設がいくつかあるのでそこをまわっていればあっという間に時間になるという算段だった。200mほど離れたところに「トキワ荘通り昭和レトロ館」があって、そこが良かった。昭和30年代の池袋駅前の街並みのジオラマが常時展示されているのだが、その日はちょうど「ゲンガノミカタ展mini inとしま」という原画展が開催されており、釣りキチ三平銀牙Dr.コトー診療所双亡亭壊すべしなどの原画が展示してあったのだ!!! こんなことってある? もちろん舐めるように見ました。相変わらず矢口孝雄先生のカラー原画は美しい。
もうなんかこの時点で満足しそうだったが、トキワ荘マンガステーション、トキワ荘通りお休み処を覗いてからミュージアムへ。中はトキワ壮の四畳半の部屋を再現し、歴史や生活を開設していた。4畳半と聞くと狭いイメージを持つが、昔のちゃぶ台や棚が並ぶシンプルな部屋で、狭さは不思議と感じない。やはり目指すべきところはここか…実際はもっと生活用品や本が並んでいるはずだけど。
1階部分で特別企画展「鈴木伸一のアニメーションづくりは楽しい!!~トキワ荘からアニメの世界へ~」を見る。漫画ではなくアニメ分野で活躍した人がいたことを初めて知った。藤子先生らが鉄腕アトムの原画を描いたカットも展示されていた。面白かった。


南長崎から光が丘に移動。光が丘は戦時中は飛行場に、戦後は米軍施設として使用された土地が70年代に団地化したもので、大江戸線は91年に開通と比較的新しい団地だ。大江戸線の終点として地名は知っていたが、どんな街かはよく知らなかったのでせっかくだからと行ってみた。すべての道路が広く、区画が整然と整理されているので東京ではないような雰囲気。見渡しても見渡しても団地なので、ちょっとSF感があった。唯一建物が見えない方向は光が丘公園(巨大な都立公園)。駅前のショッピングセンター前には巨大な青空駐輪場があった。ローズガーデンとでバラの匂いを嗅いだ。ものすごくいい香りだった。よくある人工の「バラの香り」とは似ても似つかないほどいい香りだった。光が丘公園に行くとモンゴルのお祭りをしていて、祝日らしい雰囲気が漂っていた。振り返るとごみ焼却場の高い煙突が晴天を刺している。なんかこの光が丘の一連の光景をみていて、生活だ、と思った。同時にゆりかごから墓場まで、とも思った。団地には生活がある。

この際だからエイヤと池袋に移動し、献血ルームへ行った。最近いいことがあったので、徳の精算を兼ねて献血をした。待合室は混んでいたがスムーズに検査をパス。ベッドが空くまで待機したが、フードコートの呼び出しベルみたいなのを持たされるパターンは初めてだった。リストバンドの番号呼び出しより画期的かも。血を抜く段になって血流が悪く、手と体にたくさん毛布を掛けられておもしろかった。「手をぎゅっと握るとうまく採血できるのはなぜですか?」と看護師さんに聞くと「機械がポンプの力で血を吸引するが、力を入れると血管が膨張するので血を引きやすくなる」と教えてもらえた。そうなのか。自分の血が流れるチューブがあったかくて(抜きたての血があたたかいのは当たり前だが)ちょっと気持ち悪かった。

ちなみに400ml献血は女性の場合、年2回まで。成分献血だともっと頻繁に献血できるが、血管が細いせいが返血時に内出血してしまったり、クエン酸反応なのか寒気がしたり気持ち悪くなってしまったりするので、なかなかできずにいる。また今度チャレンジしてみようかな。

夜はオリジン弁当の豚汁、ブロッコリーとエビのサラダ。最近の定番がこの2つ。


読んだ本

千葉雅也『センスの哲学』

発売日に買って読んだが、まだ感想を書けていない芸術論の本。ものすごくいいことを言っているのだが、感想をまとめようとすると言葉にできない。とにかくいい本なので、読んでみてください。

影山智明『ゆっくり、いそげ』

西国分寺でカフェを営む著者の、経済学的理論を交えながら語る経営と運営の話。理論はわかるけど、なんか胡散臭いな、と読み進めていったら手仕事信仰系の人だと分かった。「まわりをいかす」も一歩間違えばやりがい搾取てきなことになりかねない。チェーン店やコンビニ、大量生産品にかなり懐疑的な視点を持っており「コンビニ弁当がおいしく感じないのは、味が悪いからでも、食材の産地のせいでもなく、作り手の顔が見えないから。娘がにぎったおにぎりならどんなに不格好でもおいしい」の記述には「うわ…」となった。仕入れ業者への支払いの一部に地域振興券を使うのもちょっと微妙だし…。でも今も西国分寺のカフェは続いているし、人気だからかなり成功していると思う。
章立てが雑で論理の飛躍が多く、文字起こしと執筆を担当したゴーストライターの腕があんまりよくないんじゃないかなと思った。

福井県立図書館『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』

息抜き本。図書館利用者がレファレンス(調べ物相談)コーナーで、借りたい本を探す際に実際にあった言い間違いや記憶違いの事例をリスト化して職員間で共有したのがきっかけでこの本ができた。人終始爆笑しながら読んだ。人の記憶の仕方ってユニークだなーと思った。村上春樹ねじまき鳥クロニクル』は私も「ねじまき島(じま)」だと思っていたので驚き。自分が読んだことある本で言うと、『そば屋再襲撃』はパンと似ても似つかないので笑った。


行った展示

すみだ北斎美術館@両国

時間の関係で常設展だけ見たが、これで400円とる?な内容だった。画狂老人卍が絵を描いてる様子を見れたのは収穫。

深川江戸資料館@清澄白河

お江戸でござる」の舞台の中に飛び込んだみたいだった。八百屋の大根がこんなに細かったのかーと驚くことも多い。4畳半が基本の住宅ですっきり暮らす長屋のしじみ売り、あまざけ売りの声が聞こえるのもポイントが高い。ボランティア説明員の説明が丁寧で、むしろこれがメインなんじゃないいかとも思う。

youtu.be

ダイソーで買った有線イヤホンで聞くKIRINJIもいいなと思った。


bunfree.net

5/19開催の文学フリマに出ます。TRCでの開催は最後です。
私のブースは【第一展示場 V-31】です。
なお、今回から一般参加は有料(1000円)です。是非前売りチケットをお求めの上、お越しください。当日券もあるそうですが、会場は大変混雑しますので、前売り券があった方が安心かと思われます。会場にはたのしい本がたくさんありますよ。

私の本の告知はもう少々お待ちください。

スカッとMy Holiday[2024/4/29(月・祝)]

マシンピラティスの体験を予約していたがキャンセルしてしまった。これは先週水曜日くらいから昨日までかなりたくさん歩いていて体がクタクタだったせい。こんな時こそストレッチや軽いウォーキングが最適だが、朝、牛乳を買いに散歩に出た時「あ、だめだこりゃ」な疲労を感じたため、申し訳ないが迷わずキャンセルした。こういう時は素直に直感に従うのが良い。ここで変にやる気を出すと、経験上ろくな事がない。銭湯に行くことも考えたがそれもやめた。サウナに入るのにも体力がいる。

ろくなことがないと言えば、最近結構ろくなことがない。電車で知らないオバハンに絡まれたり、新品のストッキングがすぐ破けたり、ネックレスが絡まってほどけなくなったり、仕事のスケジュールを勘違いしてたり(これは私が悪い)無駄な病院代で1万円失ったり、行った美術館がものすごくしょぼかったり、クリームソーダ味の胡麻豆腐がやっぱり美味しくなかったり、いろいろある。けど、どれもこれも致命的な不運ではないので良かったです。こういうことが続いたあとはラッキーが来ると決まっているので、信じてるぜ。

現在、GWの前半だが連休は普通にうれしくない。休みの分だけ営業日が減って来月号の仕事が忙しくなるからだ。なんつってる間に5月っすよ(笑) あ~あ、月刊誌の辛いとこね、これ。かといって連休中に仕事をしたくはないので、飛び石の真ん中の出社日に頑張りたい。最近は外に出る時間が多くて、思うように仕事が進まないところもある。移動中に仕事はなるべくしたくない…it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。……うーん初カキコどもを普通に使うと普通に痛くなるから困るな。困った。初カキコども好きなのに…。前職は通しでGWを取得していたが、私は休みが長すぎるとダレるので別に飛び石連休でいい。

先週末は川崎市多摩図書館主催のジェンスー・講演会「私らしさは誰のため?」に行った。定員が900名の会場だったが落選者も出たそう。相変わらずくじ運の強さを発揮するデカダンス川崎。初・生スーさんの印象は「圧が強い」だった。ご本人がラジオで言っていた通り、圧が強い。声が通りまくるし、はつらつとしている。
女性らしさと私らしさを切り分ける、女性らしさは家父長制的な価値観で作り上げられたもの、「女性=ケアする役割」ではない、安全・安心できる居場所にいてこそ私らしさが出せる、などためになる話をたくさん聞けた。近年は「居場所」という言葉を見聞きするが、自分らしくいるためにも居場所の見極めは重要だと思った。


夜は歯列矯正の調整。下顎のワイヤーが一番太いものとなり、パワーチェーンを除けば、透明ゴムでの固定が無くなったため、これでいつでもカレーを食べられる体になった。ただ、ワイヤー交換直後から下顎にじわじわ痛みが出て、夕飯のキャベツの味噌汁を噛むのに難儀した。最近ものすごく太ってしまって、これはピルのせいだと思っていたけど、もしかしなくても矯正のせいでもあるな。矯正をしているととにかく噛むのがめんどくさく(痛いから)、よく噛まずに飲み込んでしまうことが増えた。実は以前に板橋の縁切り榎(えのき)で「肥満と縁切りしたい」と願ったがまだ縁切りできていません。健康に生きられているだけ…いいか…。というか、太っている自分を受容すればそこで話が終わって「太ってる自分も可愛いじゃん♪」で済むわけだけど、受容することで失うものもあるから、やっぱり体型は戻したい。

やることはいっぱいあるけど今日は休むことに集中しようと思って映画などを見て過ごす。衣替えも結局してない。GW後半でやる。後半は登山にも行きたい。早起きチャレンジですね。



読んだ本

村田沙耶香『変半身(かわりみ)』

YES!! クレイジー沙耶香。「信仰」でも思ったけど、創作宗教や創作土着信仰作るのが本当にうまいな。人間という動物が知能を持ってコロニーを形成しているというメタ視点のようなものを上手くとらえている。2本目に収録されている『満潮』は純粋な自己の性欲の探求と言う感じがしてよかった。自分の性欲を他人で解消しないのがいい。

村田沙耶香『消滅世界』

人工授精が当たり前で、生身のセックスはほとんど廃れている世界。男性も理論上妊娠できるし、特別区画で生まれた子供は国の子供としてすべて生育・管理される世界。「家庭にセックスを持ち込むな」の発展形の世界で、性欲が持つ暴力性を家族にぶつけないという視点がまさにクレイジー沙耶香。


観た映画

バービー(2023年、アメリカ、グレタ・ガーウィグ監督)

吹き替えで見た。冒頭でケンがバービーに「今夜はガールズナイトがあるから、じゃあね」とそっけなくされていて、なんだかバービーランドの添え物にされてる感じが(かわいそうだなぁ…)と思っていたけど、この出来事が映画の中盤に効いてくる。色々あって現実世界に来たバービーは現実を知って愕然とする。「バービーは女の子の憧れで、女性をエンパワーするアイコンじゃなかったの?!」一方ケンはマッチョイズムに染まり、バービーランドは男性主位的なケンダム(KENDOM)に代わった。そこからバービーたちの逆転劇が始まるわけだけど、バービーランドはやっぱり女性優位的な価値観で、これってむしろ反フェミニズム映画なのでは…と思った。共生はできないのか。
バービー役の声優さんいいなーと思ったら高畑充希さんでびっくりした。へんてこバービーの声が朴璐美さんで「ぴったり!」と思った。


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誰だって誰だって不安な人生


5月19日開催の文学フリマの本が完成したので、当日は新刊があります。
スペースは【第一展示場 V-31】です。詳細は後日アップします。是非遊びに来てくださいね。