狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

外出の弊害[2024/2/18(日)]

朝から暖かい一日。急に気温が上がると体調が悪くなるので本当にやめてくれよ…と思いながら起きた。2月は毎年メンタルの調子が悪いのだが、今年はかなりマシなのでよかった。暖冬と服薬のおかげかもしれない。
先日、3年ほどずっと動かしてきたツイッターのアカウントを誤って失効させてしまった。ごく少数の人とつながるためのアカウントで、ひとり言をひたすら呟いていたのだけど、昨年末からかなり愚痴っぽくなってしまい、正直言って他人を傷つけるようなこと書いていた。だから少し頭を冷やそうと一時的にアカウントを削除しており、気持ちが落ち着いた頃に復活させようと思っていたのだが、復活の期限を1日勘違いしていたせいで、完全にアカウントデータが消えてしまった。またアカウントを作り直せばいいだけなのかもしれないが、積み上げてきた写真データやつぶやき、友人とのやり取りはもう帰ってこない。失われたものは復元不可能だ。


朝食兼昼食に目玉焼き丼を作って食べた。昨日登山に行き、肉体的な疲労は溜まっていたが、運動したい気分だったので自転車で神代植物公園へ行く。かなり気温の高い日で少しこいだだけで汗が出てきた。冬の植物園ってどんな感じなんだ、と思ったけど梅が咲き始めていて綺麗だった。大温室はまるで熱帯のジャングルに来たよう。ツタの植物やサボテン、ヤシ科の植物などが鬱蒼と茂っている。特に感激したのは睡蓮の池。いろんな色の花を咲かせた睡蓮は綺麗だった。帰りに近所の公園で凧揚げをした。

最近よく出かけているが、本当に行きたくて行っているのか、ただ単に家にいない口実として出かけているのかわからなくなっている。でもフットワークが軽くなったことは事実だ。同人にのめり込んでいた頃は、週末は家で原稿するのがメインだったから、その頃から比べて知見を広めるチャンスみたいなものはかなり増えた。ただ今は、家でじっくり何かを考える時間が減っていて、あんまりよくないなと思う。じっくり考えたり何かに取り組む時間を設けたい。外に出て何かをしていると、小さい隙間時間がたくさん出来る。でもその時間で何をするわけでもなく、ついスマホを弄ってしまう。これが良くない。休日の移動時間は何故か本を読む気になれないので、「せめても」という気持ちで電子書籍でマンガを読んでいる。インターネットの時間を減らしたい。

夜は立川で「哀れなるものたち」を見て、軽く飲酒をしてから帰宅。遅く起きたのに寝る時間は毎日一定なのが悔しい。結局今日は中国語の勉強ができなかった。


見た映画

哀れなるものたち(2023年、英・米・愛合作、ヨルゴス・ランティモス監督)

自殺を図った女性が妊娠していた胎児の脳を移植され、「ベラ・バクスター」という新しい存在として成長していく物語。カラダは大人!頭脳は子供! 「女性の自己決定権は、その女性を支配する男性ではなくその人自身にある」という当たり前のことに気づかせてくれる。この映画はフェミニズム映画と銘打っているわけではないが、その要素がふんだんに盛り込まれている。
博士の家の中で暮らしていた時は映画はずっとモノクロだったが、弁護士と駆け落ちしてセックスをしたことで世界に色がつく。この弁護士の名前がダンカンなんので、反射的に(ダンカンこの野郎!)と思ってしまった。ダンカンは勝気な割に嫉妬深く、すぐめそめそするする。かなりひどい男なんだけど人間臭くてちょっとかわいいと思ってしまった。ダンカンこの野郎!
船の中で「知性」的な部分に目覚めていく。わかりやすいターニングポントだ。
キラキラした空だったり、風変わりな街だったり、ファンタジー要素は強め。あとは何と言ってもファッションが最高! 登場人物たちは19世紀風の服装に身を包んでいるが、ベラだけは現代的な要素(ショートパンツだったり透け感のあるローブだったり)のある服を着ている。
美術やインテリアもものすごく凝っていて、それを見るだけでも楽しい。魚眼レンズや変わったカメラワーク、パリやリスボンなど土地を移動する事に挟み込まれるグレーのカットインが良かった。

ミッドナイトスワン(2020年、内田英治監督)

ものすごい映画だった。ロングランで上映されたのも頷ける。
ニューハーフショーのキャバレーで働く主人公の凪沙は性別違和を抱える男性。性別適合手術の資金を貯めつつ定期的に女性ホルモンを打ち、女性的な見た目で日々の生活を送っていた。ある日、育児放棄された姉の子・一果を一時的に引き取ることになる。凪沙のチュチュを手にした一果がバレエに興味を持ち…というストーリー。
草彅さんの演技がものすごかったですね…仕草が女性そのもの。でもよく見ると肌や骨格が男性で、女性でないことがわかる。そして一果役の服部樹咲ちゃんのバレエが素晴らしかったてす。

バレエ教室の先生に「お母さん」と呼ばれたところが完全に凪沙の人生のターニングポイントでしたね。おじいさんが「オデットは朝になったら白鳥に戻る」と言っていたのは、凪咲の隠喩でもあるのかな、と思った。いくら女性らしくしていても、夜の間しか真の姿でしかいられないから。タイで性適合手術を受け、それが原因で感染症にかかり命を落としてしまう。感染症にかかって血まみれのオムツを履いてる凪沙が本当に痛々しくて、悲しかった。一果が広島に戻ったあと、先生が広島までレッスンしに来てくれ、一果がバレエ学校のスカラシップを取れなかったら本当に報われないエンディングになっていた。


読んだ本

射精責任(ガブリエル・ブレア 著、 村井理子訳)

妊娠・出産の責任がなぜ女にばかり押し付けられているのか、望まない妊娠の原因は男性の無責任な射精に原因がある。男たちの怠慢を許さず、きちんと責任を持てという内容。コンドームの着用や精管結紮(パイプカット)は女性のピル服用や卵管結紮に比べてはるかにリスクが低く安価なのに何故やらないのか。
男性側の不都合を「全て女性に押し付けている」現状を何とかしなければならない。アメリカの場合は中絶が州法で禁じられているから尚更。日本も早く緊急避妊薬をにゅうしゅしやすくしてくれか。女性の体の自己決定権が女性にないのは日本も同じ。

昴 11巻(最終巻)

伝説の一夜となったシステロン・カンパニーの「ボレロ」の後、昴はぽっと出の地味な男とくっつきそうになって終了、の尻切れトンボ感…。10巻のプリシラ・ロバーツとの手に汗握る戦いはどこに行ってしまったんだ…。山王戦で終わったスラムダンクみたいな終わり方だけど、若干消化不良感が残る。プリシラとのエピソードがよかっただけに……と思ったら、『MOON昴』という続編が出るらしい。読みます。

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やっぱりAwichの曲は泥臭く女性をエンパワーメントしてくれるな。まさに「ファイトソング」という言葉がぴったり。


何度も読んでいるAwitch特集のクイック・ジャパン。


「哀れなるものたち」に出てきたみたいな、首の詰まった水色のパフスリーブブラウスを買った。中肉中背の骨格ストレートにはなかなかの鬼門だが、着たい物は着たい。スタバの花見だんごフラペチーノは、だんごが完全に蛇足だった。冷たいドリンクに駄菓子のサクランボ餅のような食感はミスマッチ感がすごかった。

なめんなよ今から本気出す[2024/2/16(金)]

「素敵」という表現は素敵ではない

女性同士の会話でよく耳にする「素敵」という言葉だが、最近これがものすごく気になる。上品なニュアンスがあって耳障りのいい言葉だし、汎用性が高い。そして「憧れ」に似た成分も混入しており、「上から目線になりにくい」という効果もある気がする。だから多用する人が多いんだろうけど、便利な言葉だからこそ「あ、こいつなんも考えないで言ってるな」というパターンも多くて嫌い。「考えさせられる」や「エモい」並みに何も言ってない言葉な気がする。「素敵」って言っておけば相手が喜ぶだろうみたいな魂胆が嫌いだし、穿ちすぎだが、「素敵って言葉を使ってる私が素敵」みたいなニュアンスすら感じるときもある。


ちなみに素敵の辞書的な意味です(出典:デジタル大辞泉小学館))

す‐てき【素敵/素的】
1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「—な服装」
2 程度がはなはだしいさま。


特にインターネットにいる女性(特に2000年~2010年代を生きた人びと)には、変に丁寧ぶるのが美徳みたいな文化みたいなところがある気がする。その層が特に「素敵」を使いがちで、特に他人の家のエピソードに対して「素敵なお母さま(orお父さま)ですね!」みたいなのを見た日には「うわーーーーやめてくれよ」と思う。他人の家の父母に対して尊敬語である「お父さま、お母さま」を使うのは適切であると頭ではわかっている。わかっているけれども、話の内容のフランク度合いからして「お父さま、お母さま」は違うだろう、と思う。つまり、「より丁寧に、大仰に表現することで自分の位を上げようとする」姿が嫌いなんだと思う。さらに言うと時と場所をから適切な言葉を探そうとする手間を省いて「素敵」で雑にほめようとする魂胆が嫌いなんだと思う。

ですが、この論を展開していてふと気づいたのが、「話者はたぶんそこまで考えて発言してないよ」ということです。「そのニット素敵だね」と言った人は「良いと思ったら相手に伝えよう」と軽い気持ちで「素敵」と言っただけな気がします。つまり、彼・彼女らが使う「素敵」=「他社への思いやりの具現化」の可能性が高いです。私の言葉にこだわり続けている行為こそが、「他人を慮る」という点においては敗北しているのです。

さて気づきましたか? 私がこのブログで「素敵」という表現を一度も使ったことがないことを…(検索で出てくるのは本の引用文中に出てくる「素敵」だけです)。
ちなみに今まで貰った感想で一番嫌だったのは「素敵でした!」です。「よかったです」のほうがまだいい。同人女が知り合いが発行した同人誌を「御本(なぜか御が漢字)」と呼ぶのも嫌い。


日記

今日はライムスターのライブなので朝の通勤電車でMVをウキウキウォッチング。それなりに暖かい日でよかった。会社でその日やることを終え、急いで取材へ。そんなに難しい案件でもなく、スムーズに終了した。仕事を終えると開演まで1時間を切っており、急いで武道館へ向かう。このチケットをとったのは転職したての夏頃で、「半年後のライブ仕事続いてるかな…」とひそかに心配していた。まさか単独で取材行った帰りにライブに行くことになると思ってなかったので、人生…と思った。
入場時にポキッと折るタイプのペンライトが手渡され、同封されたチラシに「アンコールの際、サプライズで点灯しましょう!曲が始まったら点灯してください」と書かれていた。通路から、スモークのもやがかった会場内を見ると心が躍る。今日は仕事から直接来たのでスーツ姿だった。同じような人が結構いるような予感がしていたが、周りを見渡してもスーツの人はおらず、案外会社帰りに来てる人も着替えてから来てるのかもしれない…と思った。
予定の18時スタートから、15分押しての開演。レーザーが多用された派手な照明(クラブみたい)に驚き、「そうだこれヒップホップのライブだった」と急に現実味が増してくる。昨年発売のニューアルバム『Open The Window』のタイトルを体言したような、窓枠を模したセットをバックにOpen The Windowが流れ、そのまま「After 6」。アトロクリスナーとしては、毎日聞いているサウンドを武道館で聞けるのが嬉しい。「My Runway」、「予定は未定で。」が終わるといきなり岡村靖幸さんが登場し、子芝居を挟んだのち、「マグカフィン」。こんなに早く登場する!?心の準備が出来てないよ~~岡村靖幸さんがひたすらかっこいい(オタク女的にはマグカフィンで一本推しカプの話を書きたいなぁと思ってしまう)。
季節の三種盛りで「世界レベルでダサいと評判のジャケット・マニフェスト」がサイネージに並べられた瞬間はちょっと笑いそうになった。ジャズィ・カンヴァセイションのReiちゃんとSOIL&"PIMP"SESSIONSのセッションがかっこよすぎる。一番よかったのはhy4_4yhとの「なめんなよ1989」!!本当に感動した。私が辛いときに聞いていた曲でもあり、彼女たちにとっても大切な曲であり、いろんな感情が曲によって一気に解放され、涙が出てきた。鬼気迫るパフォーマンスってこういうことかとも思った。
そして戦争反対へのシュプレヒコール、そしてスチャダラパーとのForever Young!あっという間に2時間が過ぎた。

アンコールで3人が登場すると、会場の早漏野郎たちがペンライトを点灯。(あれ?曲が始まってからじゃないの?)と思いつつも、みんなが点灯しはじめたので自分も点灯した。すると「あれーなんだか青いねー」と宇多丸さんが気づく。ある観客が「サプライズ!」と言うと「あっ、サプライズ?みんなのぶん用意してくれた人がいたんだ。へぇーありがとね」と喜んでいた。こんな感じでよかったのか?(笑)アンコールはOnve Again、DJ JINの一本締めで終了。満ち足りた気持ちで武道館を後にする。

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ライブ終わりはラーメンと決まっているので、塩ラーメンを食べてから帰った。気持ちがいっぱいすぎて、なかなか腹に麺が入っていかない。残すわけにもいかないので何とか間食した。こんなことってあるんだと思った。そのくらい楽しいライブだった。
最近やることが多すぎて「あちらが立てばこちらが立たず」状態で、足踏み状態のあれこれがあるけれど、待ってろこれから本気出す!

読んだ本

能町みね子『『能町みね子のときめきデートスポット』、略して能スポ 』

西高島平、吉原、野田、武州長瀬など、通常はデートスポットに上がり得ない地を訪ね歩く本。まさに逆張り文学。連載媒体は「モーニング」だったらしく、タモリ倶楽部っぽい雰囲気で、高いテンションで書き綴られている。写真ではなくイラストで解説が入るのが面白い。

中野 信子・ジェーン スー『女に生まれてモヤってる!』

「女に生まれてモヤってる」ことをひたすら議論する対談形式の本。「設定された女をやり続けるのに困難を感じたことがある」と話すスーさんと中野さんの人生「バグ」報告書。いやほんとうにこれなんだよ。生きずらさはバグ。ながらく社会は男性のものであったところに、女性が参入するようになって、そこを男性ナイズのままで運用しているのがまずおかしい。だからこそ現代の「理想の女性像」は男性主位の社会によって作られた産物であり、現実問題、仕事も家庭も育児も両立できるスーパーウーマンなどいない、と言い切っていてよかったな。
男ヲタが「アイドルの写真集(水着あり)について、公然の場所でいかに性的に効能があるかを語る」のが本当に嫌いなんだけど中野さんが「男性がビキニ姿の女性を目にすると脳の思いやりを司る部分が働かなくなり、人間ではなくモノとして見はじめることが科学的に証明されている」と言っていて(まじかよ…)となってしまった。
仕事ができる女性は「あの人仕事はできるけど、結婚はしていない」と揶揄されるのに、男性は一切言われないのはおかしい。ノーベル賞を受賞したマリ・キュリー(キュリー夫人)ですら、研究内容ではなく「母として、妻としてどうだったのか」に焦点を当てる日本社会はおかしいと断罪していた。それは本当にその通り。無能な男性課長より有能な女性平社員がたくさんいるし、そういう光景を何度も見てきた。それでも地位も給料も無能男性課長の方が高い。下駄をはかせてもらってる分際で「女の方が楽」などと、二度と言わないでほしい。


観た映画

誰も知らない(2004年、是枝裕和監督)

育児放棄され、子供たち4人だけで暮らす家族の話。
はじめは母親と5人で暮らしていたが、やがて蒸発し、帰ってこなくなる。長男の明だけが外出の許可を出され、その他の3人は家から出られない状態が続く。当初は現金書留で送られてくる仕送りで生活で来ていたが、やがてそれも途絶える。
電気や水道が止まった段階で、3人は外の世界へ出る。これがこの映画のターニングポイントとなる。外出が制限されていた3人とそれを見守る主人公の明はとてもうれしそうにしている。4人にとってはユートピアだが、生活は困窮し食うにも困る状況であり、ディストピアの渦中にいる。廃棄のおにぎりなどをくれる若いコンビニ店員は「警察や福祉事務所に相談したら」と助言するが、「相談すれば4人バラバラになってしまう。前も(それで)大変な目にあった」と明は断る。ひとりひとりの健康や肉体的な安全より、4人の精神的な安全をとっわけだ。子供4人だけで暮らしていることを、周囲の人は知らない。でもそれが4人の安寧なのだった。

是枝監督はこういう家族もの描くのが本当にうまい!子供がつらい目に合っているのがつらくて、休憩を入れながらしか見れなかった。明がゲームセンターで友達を作ってきて、その友達たちに家に占領された末、疎遠にされる描写がかなりしんどかった。末っ子が事故死した後に母親から現金書留が届き「みんなのことよろしくネ たよりにしてるよ」とメモをみたときの絶望と言ったらなかった。この母親は本気で子供だけで生活できていると思っているのか…。末っ子の遺体をスーツケースに入れながら「大きくなったんだね」と言っているのが本当につらかった。

ジョーカー(2019年、アメリカ、トッド・フィリップス監督)

お馴染みのサイコスリラー映画。感想は「福祉の力でどうにか普通の人間らしい生活をできたいた人が、福祉の支援が打ち切られた結果、薬で抑え込んでいた精神疾患による症状を露呈し、最悪の事態に至らしめた例であり、予見可能性は十分にあった」でした。だからこそリアリティがあって面白かった。社会福祉の重要性がよくわかる…。
みんなの笑いものにされているシーンはとにかく見ていてつらい。彼自身ケアされるべき人間なのに、母親のケアを一人で行っているシーンもつらい。同僚が「護身のために」と銃を渡した銃がいろんなトラブルを引き起こすのが寓話的だった。


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アナログの観劇・映画鑑賞ノートを全然つけられていないので、週末まとめて書きます。アナログ・デジタルの隙を生じぬ二段構え。

ハッピー・ハッピー・ハッピー[2024/2/13(火)]

最近「有料級」という言葉を目にした。聞きなれない言葉だが「超高校級」みたいなもんかとなんとか納得した。試しにタイトル「有料級」と冠されたどうがを見てみると、確かに有益な情報ではあるが、「有料で得る価値がある情報」とまでは言い難いようだったので、素直に本などから有料の情報を得たほうがいいなと思った。インターネット上の一個人から発信された情報は裏取りがされていない場合が多いが、本やテレビの場合は複数の人間の手を経ており、情報の確実性が上がる(それでも間違った情報があることは否定できないが、確率は下がる)。だからそっちを信用しほうがいい。
むしろ「有料級」と冠される情報は「無料の範囲を出ない」ことが多いので、取り立てて重視する必要はない気がする。むしろ、「有料級」と騙る魂胆に何か胡散臭いものを感じる(=1分の内容を10分に引き延ばすなどして広告収入をもくろむ匂いがする)ので見る必要はないと言い切ってしまっていい気がする。


連休で確定申告を終えたが、どうも腑に落ちない…想定の半分ほどしか還付金が返ってこない計算となる。私の申請に漏れがあるのか、ただ事前の還付金計算を間違えたのか…。それにしても悲しい。悲しみを抱えて出社した。ふるさと納税は年収の見込みをミスって控除上限より多く払ってしまったし…去年はカードを不正利用されたり金銭的に損することが多い年だった。
ともかく今日の仕事は結構うまいこと行きそうだぞ…よし…よし…と進めていたが、、自分に責任の所在がないところいきなりで躓く。くそったれがァーーーー!!! と静かにキレる。残業を終えて帰宅中、(あーーーー大きいお風呂に入りたい…週末に行くか…いや、今日。今日入りたい…)と思い、電車を降りて駅近くの銭湯に行った。タオルなど何も持ってきていなかったので、タオルと石鹸・シャンプーのセットを購入。それでも150円なのがうれしい。でかい風呂に浸かっていると、思いのほか体がカチコチに固まっていることが分かった。サウナは1セット目からめまいの兆候が出て、2セット目で足が攣りそうになったのですぐ終わりにした。年末の砂風呂の再来だけは避けたい。風呂上がりにストレッチすると、今度は全身が攣りそうになった。そういえば今日は風呂の前の水分補給を合わせても水を400mlくらいしか飲んでいない。完全に水分不足だ。めまいもこのせいかもしれない。しかし、とにかく大きいお風呂に入ってサウナも入れたので満足。

家に帰って夕食をとる。今日の正解は「味噌汁と残り物で軽めに済ませる」だが、どうしても家系ラーメンが食べたかったので、ズバーンの家系を作って食べた。塩分と水分と心の栄養の補給だ! ハッピーハッピーハッピー!!!食後、中国語の勉強をしているといつの間にか寝る時間になったので就寝。最近、家では映画見るか勉強をするかしかしていない。


唐突だが、私は長年PMSに苦しんでいた。市販薬(命の母ホワイト)、漢方(加味逍遙散)、サプリ(チェストベリー)などさんざん試してきたが、ピルで(ほぼ)すべてが解決した。漢方飲んでもよくならない人はさっさとピルに切り替えろ。自分の場合は、複数の婦人科にかかったがどこもピルの処方を渋られ(血液検査は異常なし)もう誰も助けてくれないなら自分で助けるぞと自由診療で保険適用外のものを服用したところ、気分のムラ、食欲の変化、腹痛、頭痛、倦怠感などの症状が一気に改善した。今はまた別の婦人科で保険適用のものを処方してもらってる。正直、年間4強万の課金は惜しいが健康な生活には代えられない。



そばかす(2022年、玉田真也監督)

ものすごくよかった。コールセンターで働く主人公・蘇畑佳純(そばたかすみ)は30歳となり、母親に結婚を急かされる。恋愛感情や性的な欲求を持たないため、結婚を考えたこともなく、飲みの席でそういう話を振られることに居心地の悪さを感じている。誰もが「恋愛はすばらしい、恋愛がしたい」という前提で話をふり、ストレートでなくゲイの友人でさえも「恋愛からは逃れられない」と言う。「恋愛感情を持たない人がいる」という認識など、おそらくない。お見合いで友達になった男性から告白された時も、「そもそも恋愛的に好きになれない」と言っただけで「男として見れないってことでしょ。嘘つかなくていいよ」とキレられる。佳純の持つ「性質」の話をちゃんと受け取ってもらえないのが悲しかった。
佳純の性質に関係なく、(友達同士の好きでいたいのに、勝手に男女の関係として見られるの嫌だよな)と思う。
同級生の真帆ちゃん(演・前田敦子)と再会して、二人で楽しそうに過ごすの姿がまぶしかった。「シンデレラって男の価値観で書かれた物語じゃん。おかしくない?」とオリジナルのシンデレラの紙芝居を作ってしまうのもいい。真帆ちゃんの結婚で佳純との同居の話がなくなった時も、真帆ちゃんは真摯に向きあって謝罪しているのがよかった。それに対して妹の「強がんなくていいよ。お姉ちゃんレズビアンなんでしょ」はきついよなぁ。「家族の誰も責めないよ」と言ってても確実に嘲笑のニュアンスがあったし。そこで佳純が自分の性質について話しているのがかっこいい。

それにしても佳純は男女問わず周りの人にめっちゃモテる。人間的な魅力が高かったり一緒にいて落ち着く感じがするからかな?

それにしてもノンデリ男から「彼氏いるの?どういう人がタイプなの?」ってズケズケ聞かれるの本当に嫌だよな…なんでお前に話さなきゃいけないのって思う。キャンプのシーンはちゃんと周りの人が「それセクハラだよー」とか「相手しなくていいよ」とフォローを入れてくれていたけど、そんな人ばかりではないし。

そもそも恋愛じゃないと結婚ってできないんですかね。性愛が伴わない友達同士(性別関係なく)で結婚も全然ありだと思うんですが。こういうと「阿佐ヶ谷姉妹みたいな?」と言われることもあるけど、あれとも若干違うというか…一番近いのは兄弟・姉妹的な関係かな。いろいろ飛び越えて家族が欲しい。ただ、現実問題、性愛に依らない関係の方が維持が難しい。どうしても性愛には「すべてを通り越して相手を許容するパワー(不満があってもなあなあにして深い関係性を築き易い)」があることは否めない。だから人類がここまで存続している。
そしてなんといっても三浦透子さんのすりガラスのような透明感よ…!前田敦子さんも顔立ちで美しい。製作はメ~テレ。浜松の訛りが心地よかった。

こういう性的マイノリティの話題を扱う映画には、ほぼ必ずと言っていいほど性的マイノリティに対して差別的なコメントやレビューがなされることがあり、本当に世の中ってやつは……となる。もちろん理解できない人がいるのはわかる。でも当事者が見る可能性のある所で差別発言をするな。そばかすでも中年男性による心無い差別的なレビューを目にした。本当にクソだなと思いながら通報ボタンを押した。


読んだ本

スズキナオ「それからの大阪」

移住者である筆者が、コロナ以後(2021年)の大阪の日常を訪ね歩く本。「大阪は密」出先で自然な感じで話を聞く姿、本当にいい。インタビュアーとしても憧れる。現存するちんどん屋や、立体看板屋、今宮戎神社の「十日戎」の話が好きだった。コロナ禍で苦しい状況の中、大阪の人々が「せやから、前を向いていかなあかんねん」ときれいごとでなく本心から言っている感じがいい。スズキさんも、変に熱くならず、平熱のまま感じたことを書いている姿がいい。天満や天神橋筋商店街で飲むのは楽しいですよね。次に大阪に行ったら必ず行きたい。



毎年「春物の服がない」と言っている気がする。仕事の服にお金をかけるときいちばん屈辱を感じるが、ペラペラの服を着るのも嫌なので仕方なくお金をかける。というか、私服に関してはペラペラでもいいから流行りの可愛いものが着たい。昔は「流行ものじゃなくてもベーシックなものを着まわしたい」と考えていたが、どう考えても流行りものの方が気分が上がる。逆になぜ20代の一番ファッションを楽しめる時期にそんなことを考えていたのか謎。逆張りで生きていてもメリットはあまりないな。

チョコレートとニキビ[2024/2/10(土)]

記憶が確かならそろそろ奨学金の返済が折り返し地点を迎える。さっさと繰り上げ完済してしまいたい気持ちもあるが、実家がそこそこ貧しかった結果私は第一種奨学金(無利子)を借りられている状況のため、どう考えても将来まで支払いを伸ばした方が得である。だから伸ばします!!支払いを!!奨学金があったから大学に行けたし、周りもそれがデフォだったけど、社会に出たら奨学金なしで私大行ってる人たちがマジョリティで「ノン!!!!」になっている。これまで返済した額がまるまる貯蓄になっていればうれしいだけの人生だった。返済免除制度もあったけど「第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象) 特に優れた業績による返還免除申請要領 」を見る限り自分は絶対該当しないな…と思い、大学4年の私は申請すらしなかった。申請だけでもしとけばよかったな。大学では留年はしない程度の落ちこぼれでした。



土曜日は歯医者やもろもろの用事を済ませたあと、穂村弘トークイベント「ことばのふしぎ」へ。川崎的・当選メソッドのおかげで、かなりの倍率のなか席をゲットした。ラジオ深夜便NHK短歌でさんざん聞いた声を生で聞けるのはうれしい。
イベントの内容はだいたいはこれまでのエッセイで取り扱った内容の再放送だったが、本人の口から聞けてよかった。
でも話を聞いていて前から思っていた(この人ナチュラルに女性(特に中年女性)を格下に見るよな…)という疑念が確信に変わる。弱い・不器用を装っているが(事実なのかもしれないけど)現実はかなりうまく立ち回っており、論じている内容もある意味高飛車である。感性は好きだけど本人の人柄はそんなに好きじゃないな…と思っていたところで事件は起こる。メモOKな会場だっため、私もメモを取りながらながら本人が「中学生時代母親から八百長バレンタインチョコレートを貰うのが屈辱だった」という話をしているときに、自分用のまとめのようなメモを取って居たところ、突然「おい!何メモしてるんだ!!!」と怒鳴られた。まずびっくりしたし「メモ取られて困ること話すなよ」「そこ声荒げるところ?」「客いじりするにしてもそんな雑なやり方ある?」「となりのおじさんもメモとってたけどおじさんには言わないんだ?」とかいろいろ思ったが、反論するのもだるかったので特に何も言わないでいると「〇〇だってちゃんとメモできた?」という追い打ちが。そんなだるい絡み方してくる人だったんだ…これ私がおじさんだったら多分何も言われてないんだろうな…とちょっとがっかりした。穂村さんはただ恥ずかしエピソードでさらに恥ずかしく思ったからカウンター的に言ってきただけなんだろうけどさ…。
自分が好きな文筆家にあこがれと理想を抱いていて、それに裏切られただけなので本人も私も悪くないと思うけど、怒鳴るのはなしだと思います。
自分はいつ何時もメモしがちなんですが、でもそういうのが嫌な人もいるよなぁと思うし、紛らわしい行動はトラブルのもとなので気をつけたいですね。


気分がモヤモヤしたので電車に乗ってゲームセンターに行き、しばらくメダルゲームをした。最近メダルゲームにはまっていて、パチンコみたいでよくないなと思っている。たいして当たらず、ただコインを浪費して帰った。歯医者の時間も歯医者側に間違えられたし、今日はトホホな日だったな。

今週はチョコレートを食べすぎて、久々にニキビができた。一過性のものだと分かっているので、今週は気にせずチョコレートを食べます。おすすめはモロゾフのチョコレートです。日本製のチョコレートが一番おいしい。あとはカレドショコラ。

読んだ本

スズキナオ『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』

小説新潮で連載された家族についてのエッセイ。ものすごくよかったです。多くはご両親の故郷である山形での幼少期と思い出と、現在の大阪での自分の家族との思い出。今と昔がリンクして、不思議な感覚にさせてくれる。
以前からナオさんは山形のことを話題に出していて、そのたびにどこなんだろうと思っていたけど、山形市内と山辺町らしい。山形での宴会の風景が自分の実家の景色ととても似ている。団らんの風景だけでなく、苦悩や問題、「家族という繋がりに一歩引いたスタンスを持つ」友人の話が出てきたのがよかった。読み進めるにつれ、家族といえども相手はあくまで別人格の人間、ということを自覚させられる。
やわらかいけどしっかりとした筆致が本当に好き。

こち亀 199巻

京香と風波が同じコマにいるの、美の破壊力だな。こち亀で中川以外のイケメン設定キャラは貴重なのでありがたい。個人的に風波のビジュと白バイ姿が刺さりすぎるのでうれしい回だった。


観た映画

新感染 ファイナル・エクスプレス(原題:부산행(釜山行)、2016年、韓国)

ゾンビ・パニックもの。眠れない時に見始めたら止まらなくなってしまった。タイトルの通り、釜山行きの高速鉄道の中でゾンビ・パニックが起こる映画です。
感染したらたちまちゾンビ化&ゾンビの動きが俊敏すぎて怖かった。ただ、舞台が現代の韓国&画面が基本的に明るいのでガチガチのホラー的な怖さはなく、コミカルに楽しめる。近距離肉弾戦多めの新感覚のゾンビ映画でした。
いじわるなおじさんがいたり、ホームレスにみんな冷たかったり、自分の娘のことしか考えられない父親が次第に周りの人と協力するようになる流れがあったりと、ベタかつ韓国ものっぽい流れ。けれどまたそれがいいのかもしれない。一見ヤカラ風のガタイの良い男性の頼もしさよ…
列車運転士のおじさんが使命感があってよかった。だからこそいじわるおじさんを助けに行ってゾンビ化してしまったとき悲しかったが…。
高校生役のチェ・ウシクくんいいなぁ…と思ったらその頃JYPにいたのか。

インファナル・アフェア(原題:無間道、2002年香港、アンドリュー・ラウアラン・マック監督)

10年に渡りマフィアに潜入した警察官と警察に就職し潜入したマフィアの交差を描く香港ノワールの金字塔。サクサク物語が進んでいく感じは日本映画とは違うと思った。潜入がバレるバレないのハラハラドキドキは王道展開ながらも、全体的な渋さが本当にいいです。何と言っても、いいです!!!!トニー・レオンの子犬の目が!!!
葬儀のシーンでバグパイプとキルトが出てくるのは、香港は英国の領地となっていた影響らしいです。勉強になった。



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Weke-up Call! 目覚めるときだね


ミームを見ることで、いろんな職業の光と闇を知れて楽しいです。今日の出社時、この場面の猫ミームは何かな…とずっと考えていました。ちゅぴちゅぴちゃぱちゃぱるびるびらばらば♪(昼休憩で外に出たときの自分)

アラサーからの歯列矯正レポ 第1回(精密検査~上顎ワイヤー装着)

歯列矯正をはじめて約半年が経過したので自分用のまとめを書きます。

ここまでのスケジュール

2023年
5月頭…オンライン相談(無料)
6月初旬…精密検査
7月初旬…精密検査の報告、治療方針(抜歯ワイヤー矯正)の決定

~抜歯矯正をするかかなり悩む~

8月下旬…治療開始(青ゴム)
9月中旬…ブラケット型取り
10月中旬…パラタルバー装着
11月中旬…抜歯・装置つけ
12月中旬…ワイヤー調整1回目

歯科矯正に至るきっかけ

軽度の開咬&出っ歯で中学生くらいからずっと矯正を勧められていた。が、親はことごとくスルー。正面からの見た目はまずまず揃っているため、やる必要性がないと判断したとのこと。自分も子供だったので、不便や不具合を感じていなかったし、何よりあの銀色のブラケットをつけたくなかった。

とはいえ大人になってからいろいろ不都合が出てきた!!

・横顔のフェイスライン(Eライン)が気になる
・奥歯の食いしばりの悪化(歯が削れてる)
・前歯で噛み切れない(かじる、麺などを噛みきる動きが苦手)

以上のことを改善したいなーと思いつつも、友人から「ざっくり100万はかかる」と言われていたので、予算面でずっと二の足を踏んでいましたが、やるなら若いうちだよな…と思い、踏み切りました。


歯科矯正医の選び方

インターネット力を駆使した結果「ワイヤー矯正、かつ日本矯正歯科学会 認定医に治療してもらう」方式が一番失敗するリスクが低いとのことだったので、認定医のいる歯医者を選びました。
認定医がいる歯科医院は「日本矯正歯科学会 認定医 〇〇(地域名)」でも出てくるし、日本矯正歯科歯科学会の名簿からも検索できます。
www.jos.gr.jp

月一で通うことになるので、アクセスのしやすさも大事です。あとは症例数や治療費などを考慮して決めました。


治療費

合計98万円(税込み)

内訳
・表側ワイヤー矯正 88万円
・精密検査料 3.5万円
・抜歯料 2.5万円
・ホワイトワイヤー料(オプション)4万円

都度料金ではなく、一括料金のところなので、治療上で何かイレギュラーが発生しない限りはこれ以上の費用は発生しない予定です。
※抜歯だけは矯正料金とは別途でかかりました。これも矯正料金に入ってると思ってた。とほほ。別料金でもいいから最初に言ってくれ~。


現在の歯並び→治療後の歯並びシュミレーション

この変化のために 約 1 0 0 万 課 金 す る ぜ ! ! !



これまで行った治療内容

・パラタルバー装着
・上4番抜歯(年明けに下4番抜歯予定)
・上顎クリアブラケット・ホワイトワイヤー装着

半年間で起きた変化ダイジェスト

・前歯が動いた!
開咬のため、奥歯をしっかりかみ合わせた状態で猪木みたいに下あごを突き出しても一切前歯と前歯が接触しなかったのだが、ワイヤーをつけて2、3日で上の前歯が引っ込み、前歯が接触するようになった。ワイヤー(物理)すごい。その後もぐんぐん前歯が引っ込み写真で見ると角度が変わっていた。すごい。



詳細レポ

①精密検査、治療方針決定
1時間みっちりレントゲンを撮ったり、カメラで写真を撮ったりして終了。
1か月後にレントゲンの3Dデータを見ながら治療方針を聞く。自分は開咬で前歯が嚙み合っていない以外はほぼパーフェクトな歯並びらしい。ここで「ワイヤー、マウスピースどちらでも治療できる。ワイヤーの場合は4本抜歯、マウスピースの場合は非抜歯」と説明を受けた。抜歯する勇気がまだ持てなかったので、1か月ほど答えを保留。セカンドオピニオンには行かず、一か月後に「ワイヤー矯正」を申し込んだ。やはり銀ブラケットは見た目が気になる(これが本当に嫌だった)ので課金してホワイトワイヤーにした。今となっては銀もラッパーのアクセサリーみたいでよかったかもしれない。

治療予定期間は2~3年。これっていつから数えて2~3年なんだろう…。


②青ゴム装着
「抜歯後に奥歯が前に倒れないようにするための装置」=パラタルバー・リンガルアーチです。これを装着するには歯と歯の間に隙間が必要なため、青ゴムという直径5㎜ほどの輪ゴムのようなものを歯間に入れます。これがめちゃくちゃ痛い。元々歯と歯の隙間がない人なので、狭いスペースに歯がギチギチに押し込まれるような感覚になる。これが1か月ほど続く。隙間が空いた状態で型をとると、装置ができるまでまた1か月ほど待った。


③パラタルバー・リンガルアーチ装着
いよいよパラタルバー・リンガルアーチの装着です。金属のわっかを奥歯にはめて固定する。金属をはめた歯がしばらく痛くて咀嚼がかなり大変だった。そして何より上顎部分に針金が通っているのが、かなりつらい。嚥下もしにくいし活舌もすこぶる悪くなる。常に舌に触れるのでちょっとした吐き気もあった(これは1週間ほどでなくなる)。ここから1年ほどパラタルバーはつけっぱなしになります。活舌に関しては2週間くらいで慣れた。さ行とか行が言いにくいです。


④上顎ワイヤー装着
精密検査から約半年、やっとワイヤー装着。あらかじめ4番を抜歯した状態のところに、専用の接着剤でプラスチックのブラケットを30分ほどかけて装着していきます。初回はいちばん細いワイヤーを通してもらった。1時間後くらいからじんわり痛み出して、3時間後には悶え苦しむほど痛かった。前歯で物を噛むなんて言語道断、風が吹いても痛いレべル。迷わず痛み止めのカロナールを飲む。奥歯なら物を噛めるので、ゆっくりなら普通の食事(固いものを除く)ができた。
ワイヤーが細いせいか、白い部分がだんだん剝げてきた。


⑤上顎ワイヤー交換1回目
少し太いワイヤーに変わった。相変わらず前歯で物は噛めないが、何もしていないときはほとんど痛みはない。痛み止めは飲まなかった。



痛みについて

今のところ、ブラケット装着翌日が一番痛かった。次いで青ゴム。とにかく「骨に無理やり力をかけている」状態なので、とにかく骨が痛い。

矯正中できないこと

①ガム、キャラメル、餅を食べる
ブラケットが外れるおそれがあるのでNG

ビーフジャーキーなど固いものを前歯で噛みちぎる
ブラケットが外れるおそれがあるのでNG。そもそも前歯が痛くてそんな真似はできない。あらかじめ小さく切って奥歯で噛めばOK。煎餅なども小さく割ってから(固すぎるのはNG)。

③カレーを食べる
正確には食べても治療的には問題ないが、ワイヤーを留める透明のゴムに色がつくので、見た目が気になる場合は控えたほうがベター。ワイヤー交換の直前であれば気にせず食べられる。


歯医者へひとこと
パラタルバー(詳細は後述)でめちゃくちゃ活舌悪くなら初めに言っといてくれよ!!!!
ここの歯医者はとにかく事前説明が…雑!!!!最初「ワイヤーが全体に着くのは1年後からですね!最初はパワーチェーンで3番の歯を引っ張ってから前歯を動かすので」と言っていたのに初回から全部にワイヤーが着いた。



次回は下顎のワイヤー装着と調整の日々を書いていきます。

断酒に絶望を抱くな[2024/2/4(日)]

朝起きて、昨日の酒が残っていることを知覚する。さんざんワインを飲んだ後にダメ押しでストゼロを飲んだのが悪かったか。気持ち悪さはないが、歩くとふらついて完全に二日酔いの様相だった。胃の中もなんとなく気持ち悪いので、水をがぶ飲みしてから二度寝した。起きたらほぼ酒は分解されていたがとにかく内臓が弱ってる感じがして外に出る気が起きず、結局ダラダラ過ごしてしまった。どう考えても加齢の余波が来ている。

最近かなり酒量が増えていて、本当によくないと思っている。昨日も最後の方は呂律がまわっていなかったことを自覚しながら喋っていた。布団の中で(あーしゃべりすぎたな相手に失礼なこと言ったかも)ぐるぐるぐるぐる…と一人反省会をしてしまった。二日酔いほど人生で無駄な時間はない。ワン・オブ・ザ・モスト・アンプロダクティブ・タイム・・・・
酒を飲んでいる間は正気を失い一時的な快感を得られるが、その代わりに失っているものは多い。正気のままで生きたい。生きてきた中で酔っていいことあったか? と考えると、全然ない。むしろ失敗の方が多い。なんで酒を飲んでいるんだろう。断酒まではいかなくとも1,2杯で止められる勇気が欲しい。いや、むしろ1滴も飲まないほうが適切なのではないか? 断酒に絶望を抱くな。

r25.jp
何度でも再放送したいかねちーの正論。


その一方で最近気づいたことがある。世の中の食べ物、大概どれもおいしすぎないか?味覚が20代前半の頃とは変わってきたのか、「おいしい!」と感じるものが増えた。特に異国の料理系が顕著で、飲み代に多くお金を割けるようになってからいろんな料理屋に行くたびに「これもおいしいじゃないか!」となっている。最近のお気に入りは韓国料理です。



夕方近くまでゴロゴロしてから作業開始。ネイルチップでサンプルを作り、あとはPCでやることをやる。今年は確定申告をしなければならないので、とりあえずe-taxの登録なり前準備などをした。使えるブラウザなども限定されており、これが結構めんどくさかった。あとは中国語の勉強と、ZINE本文の編集をした。

ただ、いまいちやる気は起きないまま作業をしていた。疲れなのか何なのか…肉体が回復してきたので、散歩に出てみる。夜の巷を徘徊しながら(頭は元気だったのだし、映画でも見に行けばよかった…)と本気で後悔する。最近、外出をしては(外に出て充実したつもりの時間を過ごしているが、実はそんなに気持ちは伴っていなくてただ時間を消費しているだけなのでは)と強く感じる。

体力の増強に関して、平日は毎日15分程度の筋トレと週1~2回のランニングが出来ている。やはり週末の運動習慣(水泳、ロードバイク)を充実させたい。特に冬は寒くて外に出たくなくなる。運動するといろんな気力が湧いてくるので、運動は大事です。グランド・ブダペスト・ホテルを途中まで見てから就寝。

読んだ本

カレー沢薫『オタクのたのしい創作論』

pixivision でのお悩み相談連載を書籍化した本。下記のリンクのページに差し掛かった時「あ!あの連載か!」と気づいた。

「あなたは手塚タイプ? 陰毛タイプ?」
www.pixivision.net


読んでいて「浜の真砂は尽きるともオタクの悩みの種は尽きまじ」という気持ちになった。カレー沢先生のあとがきにある通り「うひゃーおめーそんなことで悩んでんのか!?(cv.野沢雅子)」になるが、ネットミームや漫画ネタを挟みながら軽快に、かつ真摯に答えていくカレー沢先生の姿勢が素晴らしい。潔白な聖人ぶらないところもいい。

質問文を読んでいて「私の悩みは〇〇です。でもそんな私にも私の作品が好きだと言ってくれる人がいて…ありがたいとは思うんですが…でも〇〇がつらくてふっきれないんです」みたいな余計なエクスキューズが本当に多い。いらんねんそんな謙虚の皮をかぶった保身は!!!

「反応とか気にせず好きな物書けばいいじゃん」などとヌルいことを言って、戦場にお気にのジェラピケで参戦するような奴ほど「書いても反応もらえなくてしんどい⋯⋯」などとつぶやいて戦線を離脱していくものです。もちろんそのつぶやきすら「2いいね」であり、引き留める者などいません。

わかり哲也。

一方で『過疎ジャンルの村長が新入りに毒マロを送って村を衰退させている。やめさせたいが壁打ちの自分はどうすればいいか』みたいなつらみ案件も出てくる。「これ(好みが分かれるネタ)を書いたらファンが減るかも…と思って発表できない」という葛藤もわかるが「ファンは作品がきっかけでなくありとあらゆる理由でいつの間にか去るものだから気にせず世に出せ」というエールもよかった。

観た映画

グランド・ブダペスト・ホテル(ドイツ・アメリカ2014年)

あらすじではなくディティールや仕掛け、美術を楽しむ映画だと思った。今まで見た映画のなかでダントツ世界観が可愛い。そして東ヨーロッパらしい退廃的で薄暗い雰囲気もある。ジャンルで言えばコミカルなクライム映画なんだけど、それだけじゃない魅力がある。

少女が手にした本の作家が、グランド・ブダペスト・ホテル内で出会った老人が若かりし頃に体験したグランド・ブダペスト・ホテル支配人との思い出を語る、という入れ子構造的な構成。現代のグランド・ブダペスト・ホテルは年配の一人客ばかりの少しさびれたホテルだ。支配人と見習のベルボーイの青年がある遺産相続問題に巻き込まれ…というあらすじ。見どころは何と言っても支配人とベルボーイの師弟愛。ピンクと深い紫で画面が構成されており、さながら絵本の世界のようだった。季節が晩秋~冬というのもいい。

画面のアスペクト比は時代ごとに分かれ(スタンダード、シネスコ、ビスタ)カットも平面な絵画的タッチが意識されている。ガラスの反射や窓枠が上手に使われ飽きさせないような工夫も多い。口ひげやコミカルな演技はチャップリンを意識しているのかもしれない。ラスト付近の高速ソリ・チェイスには笑った。


www.youtube.com
先日和菓子作り体験に行ったらニューアワジみたいなお琴の曲が流れていました。

好きな文体って何ですか?[2024/1/31(水)]

最近は仕事で技術雑誌と理系の論文を読み、通勤時にエッセイなどの軽い読み物を読むことが多い。固いとやわらかいを反復横跳びしていると、自分はどうしても固い方に安寧を感じることが分かった。
仕事で硬い文章を読み、書いているせいか、擬音語・擬態語、体言止め、回りくどい言い回し、止め、溜め、余韻あたりを素直に楽しめなくなりつつある。

嫌いな文体

・擬音語、体言止め多用
・「~て/で。」で切る文章
・文末に「だ/である」を多用
・〇〇構文と分類されるもの(オタク構文、ご不快構文、その他適切でない場所で使われるネットミーム
椎名林檎follower的文章
・日経春秋
蓮實重彦
町田康
・ほっこり系全般

多分、重すぎるのと軽すぎるのが苦手なのかもしれない。「生理的に無理!」というレベルのものもある。

では逆に好きな文体ってどんなのですか? と言われると難しい。読めると好きは違う。

好きな文体

・文化としての昭和軽薄体
・高瀬隼子
・今村夏子
・スズキナオ
・宮崎智之

傾向としてはシンプルで飾りが少ない文体、文章が文章以上の意味を持たない文章が多いような気がする。法令の前文のような文章も好きだ。文体の好きの理由を見つけるのはむずかしい。


好きな雲ってなんですか
shirobako-anime.com


嫌い繋がりで、飲食店の荷物入れのカゴが嫌いだ。床に直置きしないためのカゴなのに、そのカゴが汚れていることが結構ある。それ以前に、世の中には結構な確率でカバンを床に置く人がいて、そういう人たちもそのカゴに床に触れたカバンを入れているわけだから、どう考えても綺麗ではない。だからなるべく荷物入れのカゴは使いたくない。そのためにカバンを小さくする工夫をしている。




先日、四谷のかつれつたけだでヒレカツとサーモンフライと牡蠣バター焼きを食べた(どれも別日です)。とても美味しかったです。サーモンフライは業務スーパーのものを常日頃食べているが、やはり料理人が作った揚げたてのサーモンフライはおいしい。タルタルソースは案外普通だった。とはいえ、サーモンフライに関しては、実家で母が作るものが一番好きだ。秋になると鮭が丸ごと届き、身はサーモンフライとムニエルに、いくらは醤油漬けになる。
牡蠣バターは大ぶりの牡蠣が5粒、皿に盛られていて、この世のものとは思えないほど美味しかった。あれほどうまくはできないだろうが、家でも作ってみたい。

今月は割合文章を書いている時間が長い。12月は(本気で日記に書くことがないな…)と思いながら、何も考えず、何も感じずに生きていたが、だんだん生きる気力を取り戻しつつある。それでも、寒くて何もできない日もある。もったいない。運動がしたい。


読んだ本

くどうれいん『桃を煮るひと』

どの本屋に行っても平積みされているので読んだ。くどうさんのエッセイは人気だよね。脱サラして専業になった人の胆力は違う。
本書は日経新聞「プロムナード」での連載分と書き下ろし。読んでいて、「好きな人には刺さる」系の文体で、かつちゃんと売れるタイプの文章(視点)だーと思う。群像の連載を読んでいても思うけど、くどうさんは多分、文芸系エッセイ界隈で今一番売れてるんじゃないでしょうか。ひらがな多用でいわゆる「ほっこり」の要素があって、はっきり言ってそんなに好きな文体ではない。『「丁寧な暮らし」という言葉にまつわるすべてが鬱陶しい』と言っている意味は分かるけど、事実としてそういう感じの暮らしをしてる人に断絶を感じる。
内容は食に関するエッセイ。食べ物を通じで過去のことを思い返す内容が多い。レシピのツイートに「代用できますか?」といちいち聞いてくる奴らがうざいのはわかる。

『「させていただく」大研究』

言語学者たちが「させていただく」についてアカデミックに検討した本。面白かった。基本的に「させていただく」は「相手から許可をもらってする行為」として定義される。敬意漸減が主な原因で、謙譲語が使いにくいワードでも汎用性が高かったり、上から目線な感じにならないことから、平成半ばから急速に多用されるようになったらしい。
「かねてよりお付き合いさせていただいた〇〇さんと、この度結婚させていただく運びとなりました」の言語的な気持ち悪さの正体がなんとなくわかった。芸能人がやたら「させていただく」を多用するのは、自分の立場を相対的に下げることで分かりやすく相手への敬意を示し、「調子を載っている」と揚げ足をとられないようにするための策なんじゃないかとずっと思っている。


中国語の勉強が毎日続いています。楽しいです。正直、転職しなかったら勉強しなかったと思います(なぜなら職場は外国語が堪能な人が多いので)。環境が変わると人間が変わるなぁとひしひしと感じています。

あとは来月末にpanpanyaさんらのトークイベントが開催されるということで、申し込みました。気づいたのが少し遅く、残席が残りわずかだったのですこしヒヤリとしましたが滑り込めてよかったなと思います。背景についてあれこれ聞くのが楽しみです。