狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

記者はゲスな嫌われ者か、ほか(短文回)[2024/3/3(日)]

前職では同じ部署の後輩が鬱で休職したり、現職では同時期に入社した年上の同僚が飛ぶ中、持ち前の能天気さを発揮し今日もまぁまぁ元気に仕事をしています。Yes!鈍感力。たまに「私以外全員死ね」の気持ちにもなりますが、人生そんなもんさ、ということで久々の短文回をどうぞ。

占いに行った

豊川稲荷東京別院に併設されている占いに行った。四柱推命で占ってくれる先生で、ざっくり言うと「転職した時期はいい時期だった。お金の心配はなし。32歳までは知見を広める時。でも今年が革命の年だから色々挑戦するとよい。逆に今挑戦しないでいつ挑戦するんだという感じ」ということだった。大器晩成型で、完全に穂村弘のそれじゃないか…と思った。詳しくは別の記事でまとめたい。ラッキーカラーは白と金。

なんでみんなそんなに性愛に興味があるんだ

パートナーがいたり、家庭を持つ人のエッセイを読むと(なんでみんなそんなに恋愛や性愛に興味があるのだろう)と思う。
植本一子さんのエッセイを読んでいた時、元彼に会った話とかが出てきて、自分は別れた元恋人や元友達とは死んでも会いたくない人だからめちゃくちゃ衝撃を受けた。この方は子供が生まれてからも彼氏作るなど、とにかく男性関係の話が多い。え、まじで、なんで、そんなに、他者(男性)に興味が湧くんだ…依存じゃないのか…と思った。もう本当に別世界の人に見える。自分はと言うと、この前恋人だった人の写真を数年ぶりに見たら(こんな人だっけ…)となった。そのくらいどうでもいい。自分のセクシャリティをよく考える。結構しんどくて、今考えていることをラジオのふつおたに送るつもりで、つらつら書いた。

人が産まれる前の前段階について

当たり前だが、母体が妊娠し、出産することで人が産まれる。現在友人が妊娠中でかなりしんどそうにしていて様子を聞くだけでもつらい。彼女自身は子供は欲しくなかったが、夫が欲しいから産むことにしたと言っていて、彼女にそんな苦役を強いる&キャリアを一時中断させる夫はなんて酷い奴なんだとけっこう本気で思っている。まぁ彼女が同意しているから私には文句を言う権利は一切ないのだけれど………。アダムとイブが知恵の実を食べたことで男には労働の苦しみを、女には女は妊娠と出産の苦しみをそれぞれ神から与えられたわけだけど、現代女性は労働も妊娠の苦しみも背負っている。辛すぎるだろ。かといって「男は外女は内」のゴリゴリ家父長制に戻ってほしいとも思わないけれど。
というか、その子と渡韓する予定だったんだけど、白紙になって普通に悲しいわ。

人が亡くなることについて

そういえば同級生が死ぬという状況に初めて出会ったのが高校の時で、その人は急な病気で亡くなってしまった。仲が良かったわけでもなかったが、衝撃はかなり大きかった。その後、同じ高校の生徒が事故で亡くなった。本当に、自分が生きてるのは運がいいだけなんだなと思った。大学を卒業した頃に高校の同級生が自死したり、その後もちらほらあって今に至る。
前職では元上司が急に亡くなったりもした。本当にいい人だったのでもう悲しすぎて、お葬式には行けなかった。その日はずっと家からお祈りしていて、ちゃんとお葬式に行けばよかったと今も後悔している。

4世代同居

中学に上がる頃まで4世代で暮らしていた。(曾祖父、祖父母、父母、私と兄弟)これが世間のスタンダードかと思っていたがそうじゃないらしいと知ったのは高校生になってから。えー、友達の家なんて脅威の5世代だったぞ(高祖父母、曾祖母、祖父母、父母、友達)。違う友達の家は祖父母、父母、長男夫妻、次男夫妻、友達という、まさかの3世帯同居だった。田舎ではとにかく一緒に住む人数が多かった。それだけの人数を収容できる家がすごい。そういえはどの家も大体でかかった。今も実家の写真を関東の人に見せると「家でかくね?」と言われるが、まじで、これが田舎の標準仕様なんだよ……。今は若者が居なくなり年定年間際の夫婦と祖父母が暮らす世帯が多い。

ありがとうございます

少し入り組んだ作りの定食屋でご飯を食べていた時に思ったことを書く。客が席を立ち上がった時の「ありがとうございまーす」という声は、客をお会計のレジ前まで誘導する力があるな。なんか「社会」って感じがして、面白かった。


記者はゲスな嫌われ者か

ほぼほぼすべての一般の人にとって記者とは「芸能・政治・事件」関係の取材をする人間を指す。経済、産業、文化、地域など記者の種類は多岐にわたるが、それらの記者はそもそも認識すらされていない。世間一般で「ゲスな嫌われ者」とし叩かれているのは「芸能・政治・事件」畑の人たちなので、私は特に何も思っていない。まぁ記者と言うだけで警戒されるのは事実である。それ以外の分野の記者およびライターは淡々と取材をこなし、記事を書くだけだ。
先日の『安住紳一郎の日曜天国』で、御料牧場に取材に行った話をしていた安住アナが「時に我々はマスゴミだと揶揄されますが、一般の立ち入りが許されない御料牧場で取材できたのは、TBSが長年の報道で信頼関係を気づいた結果です」と言っていてよかった。

でもそれにしても大谷選手の記者会見はひどかった。大谷選手は昭和のクソジジイ質問をいなして答えずに受け流していてすごかった。「女性に料理で支えられたか?」の質問が最悪of最悪すぎる。なぜ女性=料理、支えるなのか。アスリートの妻は自分のキャリアを投げ打ってでも夫に尽くすべきという刷り込みなのか。夫には夫のキャリア、妻には妻のキャリアがある、じゃなだめなのか。そもそも素人の料理より、球団の管理栄養士やシェフが食事面をばっちり支えてくれるだろうから、それでいいだろと思う。


加熱式駅弁を食べてみたい

孤独のグルメで「誰か温めるシューマイやったんじゃないのォ」と新幹線内で非難されていた、あの弁当のことだ。よっぽどのことがない限り駅弁を買わないので(高いから)そもそもの駅弁偏差値自体が激低いのだが、あっためるやつだけは食べてみたい。調べると冬の間は種類が多いそうなので、近いうちに東京駅で買って自宅で食べたい(新幹線内で食べる勇気はない)。


人の人生なんだと思ってるんだ

前職の後輩がど田舎に転勤になった。私が引かなかったくじを後輩がひいたのかもしれない。前職は本当に転勤が多くて、人の人生なんだと思ってるんだという感じだ。その分給料が高いと言われればまあまあ高いかもしれないが、それ以上に引っ越し関係の費用もかかるし精神も消耗する。いつまでも昭和みたいなことをしていると、離職者は減らないぞ。


「末路」を好むものの末路

たまにGoogleのサジェストに「末路」という言葉が出てくる(例:嫌われ者 末路)。なんというか、そこまでして人の不幸を願いたいのか…と思ってしまう。願うというよりは、気に食わない人間はこの先不幸になってしかるべき! 愚かなるものへの当然の報いが今後やってくる(≒公正世界仮説)というのを信じて、溜飲を下げているのに過ぎない気もするが。いったいどういう人が検索しているのかは気になるところではある。


うーん

ジェーン・スーさんのことは基本的に好きだけれども、苦労話はあまり響かない。「うちは金持ちだっけど1回すっからかんになったんだよ」と言っても日本の大多数はそもそも金持ちの状態に一度もなれない人が多いと思うので、1回でもいい思いできたならまだマシじゃないですかという気持ちになる。実家が太かったおかげで国立小からフェリス、会社員時代はバリキャリと人格形成の時期を上澄みで過ごせたわけだし…。貧乏虐待家庭で生まれ育ったものからの完全な妬みです。

毎週土曜日にアクセス数が増えている

読んだ本

植本一子『降伏の記録』

下手なホラーより怖い。生活の記録の仕方は好きだし唸る部分もあるけど、内容は好きじゃなかった。24歳年上のおじさんと結婚して子供にカルチャーな名前をつけて、その時点でだいぶ変な人だなと思っていたけどやっぱり変だった。
結婚後も友人としてではあるが元彼と会ったり、「男といると甘えられるから男といる方が気楽」であったり、子供が生まれてからも夫とは別の彼氏がいたり、病気の夫をずっと疎ましく書いていたりと、ずっと(ええ……)と思った。なんでそこまで男性と性愛に依存しているんだ。「健やかなる時も病める時も」で結婚したのではなかったのか。でも、仕事に家事に育児にだと疲れるのも当たり前…と思っても、ずっと辟易している様子に、かばいきれないところもある。
駐輪禁止の場所に自転車を停めたとき、同じマンションの人に注意されて「気持ち悪い」と悪態をついていたのは本当に信じられない、と思った。
「石田さんは私を受け止めてくれない」と言っていたが石田さんは彼女さんを十分受け止めているとは思うのだが…。自称繊細さんのような厚かましさを感じる。この人は「自分を理解されること」にずっと執着していて、おそらく愛着障害があるのでは…と思った。仕事相手に「自分のことは本に書かないで」と言われると傷つくくせに、「読者にぶっちゃけ系だと思われているのが嫌」と彼女は考える。そう思われても仕方ないのでは、と思えるほど生活についての描写が綿密だ。かっこつけずに、ここまでさらけ出せるのはすごい。「これ書いていいの?」ってところまで書いてる(校閲で止められていない=書いていいことなんだろうが)。かなり自己中心的で、他人を傷つける行動をたくさん取っているにもも関わらず、自分の中で全部正当化されてるのも怖い。その癖に、自分への攻撃は人一倍敏感で、「呪い」と評する。なんだそりゃ。白いページについて、ほとんど吐きそうになりながら読んでいた。そりゃ、避妊をしないで性行為をしたら子供はできるだろ。中学生でもわかるぞ。そんな人が文筆家の中でもかなり売れているほうである事実が怖い。
前著の内容に触れることも多かったのだが、前著を読んでいない人間には事情が分からない部分も多かった。怖いもの見たさで前著も読むか。雨宮まみがこの方を苦手だったのが分かった気がする。
「子供を産むと精神が成熟して一人前になる」とアホみたいなことを言う人がいるけれど、この本を読んだ後もその台詞が言えますか? 多分言えないと思います。この人の場合、むしろ未熟だから私利私欲で産んでしまったのではないかと思う。と連載から書籍化が非常に早く、河出が売りたい本なんだろうなとは思った。


なんか、女性のエッセイを読むとその人の人生を批評しているような視点になってしまうので、そういう自分が嫌だな…と思う。百万年書房の本を読んだ時も思ったけど、もう読まないようにしようかな。


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3月3日といえば両津勘吉の誕生日で、中川が誕生会のために奔走する日ですね。私はお祝いにキャラメルコーンを食べました。