狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

チョコレートとニキビ[2024/2/10(土)]

記憶が確かならそろそろ奨学金の返済が折り返し地点を迎える。さっさと繰り上げ完済してしまいたい気持ちもあるが、実家がそこそこ貧しかった結果私は第一種奨学金(無利子)を借りられている状況のため、どう考えても将来まで支払いを伸ばした方が得である。だから伸ばします!!支払いを!!奨学金があったから大学に行けたし、周りもそれがデフォだったけど、社会に出たら奨学金なしで私大行ってる人たちがマジョリティで「ノン!!!!」になっている。これまで返済した額がまるまる貯蓄になっていればうれしいだけの人生だった。返済免除制度もあったけど「第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象) 特に優れた業績による返還免除申請要領 」を見る限り自分は絶対該当しないな…と思い、大学4年の私は申請すらしなかった。申請だけでもしとけばよかったな。大学では留年はしない程度の落ちこぼれでした。



土曜日は歯医者やもろもろの用事を済ませたあと、穂村弘トークイベント「ことばのふしぎ」へ。川崎的・当選メソッドのおかげで、かなりの倍率のなか席をゲットした。ラジオ深夜便NHK短歌でさんざん聞いた声を生で聞けるのはうれしい。
イベントの内容はだいたいはこれまでのエッセイで取り扱った内容の再放送だったが、本人の口から聞けてよかった。
でも話を聞いていて前から思っていた(この人ナチュラルに女性(特に中年女性)を格下に見るよな…)という疑念が確信に変わる。弱い・不器用を装っているが(事実なのかもしれないけど)現実はかなりうまく立ち回っており、論じている内容もある意味高飛車である。感性は好きだけど本人の人柄はそんなに好きじゃないな…と思っていたところで事件は起こる。メモOKな会場だっため、私もメモを取りながらながら本人が「中学生時代母親から八百長バレンタインチョコレートを貰うのが屈辱だった」という話をしているときに、自分用のまとめのようなメモを取って居たところ、突然「おい!何メモしてるんだ!!!」と怒鳴られた。まずびっくりしたし「メモ取られて困ること話すなよ」「そこ声荒げるところ?」「客いじりするにしてもそんな雑なやり方ある?」「となりのおじさんもメモとってたけどおじさんには言わないんだ?」とかいろいろ思ったが、反論するのもだるかったので特に何も言わないでいると「〇〇だってちゃんとメモできた?」という追い打ちが。そんなだるい絡み方してくる人だったんだ…これ私がおじさんだったら多分何も言われてないんだろうな…とちょっとがっかりした。穂村さんはただ恥ずかしエピソードでさらに恥ずかしく思ったからカウンター的に言ってきただけなんだろうけどさ…。
自分が好きな文筆家にあこがれと理想を抱いていて、それに裏切られただけなので本人も私も悪くないと思うけど、怒鳴るのはなしだと思います。
自分はいつ何時もメモしがちなんですが、でもそういうのが嫌な人もいるよなぁと思うし、紛らわしい行動はトラブルのもとなので気をつけたいですね。


気分がモヤモヤしたので電車に乗ってゲームセンターに行き、しばらくメダルゲームをした。最近メダルゲームにはまっていて、パチンコみたいでよくないなと思っている。たいして当たらず、ただコインを浪費して帰った。歯医者の時間も歯医者側に間違えられたし、今日はトホホな日だったな。

今週はチョコレートを食べすぎて、久々にニキビができた。一過性のものだと分かっているので、今週は気にせずチョコレートを食べます。おすすめはモロゾフのチョコレートです。日本製のチョコレートが一番おいしい。あとはカレドショコラ。

読んだ本

スズキナオ『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』

小説新潮で連載された家族についてのエッセイ。ものすごくよかったです。多くはご両親の故郷である山形での幼少期と思い出と、現在の大阪での自分の家族との思い出。今と昔がリンクして、不思議な感覚にさせてくれる。
以前からナオさんは山形のことを話題に出していて、そのたびにどこなんだろうと思っていたけど、山形市内と山辺町らしい。山形での宴会の風景が自分の実家の景色ととても似ている。団らんの風景だけでなく、苦悩や問題、「家族という繋がりに一歩引いたスタンスを持つ」友人の話が出てきたのがよかった。読み進めるにつれ、家族といえども相手はあくまで別人格の人間、ということを自覚させられる。
やわらかいけどしっかりとした筆致が本当に好き。

こち亀 199巻

京香と風波が同じコマにいるの、美の破壊力だな。こち亀で中川以外のイケメン設定キャラは貴重なのでありがたい。個人的に風波のビジュと白バイ姿が刺さりすぎるのでうれしい回だった。


観た映画

新感染 ファイナル・エクスプレス(原題:부산행(釜山行)、2016年、韓国)

ゾンビ・パニックもの。眠れない時に見始めたら止まらなくなってしまった。タイトルの通り、釜山行きの高速鉄道の中でゾンビ・パニックが起こる映画です。
感染したらたちまちゾンビ化&ゾンビの動きが俊敏すぎて怖かった。ただ、舞台が現代の韓国&画面が基本的に明るいのでガチガチのホラー的な怖さはなく、コミカルに楽しめる。近距離肉弾戦多めの新感覚のゾンビ映画でした。
いじわるなおじさんがいたり、ホームレスにみんな冷たかったり、自分の娘のことしか考えられない父親が次第に周りの人と協力するようになる流れがあったりと、ベタかつ韓国ものっぽい流れ。けれどまたそれがいいのかもしれない。一見ヤカラ風のガタイの良い男性の頼もしさよ…
列車運転士のおじさんが使命感があってよかった。だからこそいじわるおじさんを助けに行ってゾンビ化してしまったとき悲しかったが…。
高校生役のチェ・ウシクくんいいなぁ…と思ったらその頃JYPにいたのか。

インファナル・アフェア(原題:無間道、2002年香港、アンドリュー・ラウアラン・マック監督)

10年に渡りマフィアに潜入した警察官と警察に就職し潜入したマフィアの交差を描く香港ノワールの金字塔。サクサク物語が進んでいく感じは日本映画とは違うと思った。潜入がバレるバレないのハラハラドキドキは王道展開ながらも、全体的な渋さが本当にいいです。何と言っても、いいです!!!!トニー・レオンの子犬の目が!!!
葬儀のシーンでバグパイプとキルトが出てくるのは、香港は英国の領地となっていた影響らしいです。勉強になった。



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Weke-up Call! 目覚めるときだね


ミームを見ることで、いろんな職業の光と闇を知れて楽しいです。今日の出社時、この場面の猫ミームは何かな…とずっと考えていました。ちゅぴちゅぴちゃぱちゃぱるびるびらばらば♪(昼休憩で外に出たときの自分)