狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

アラサーからの歯列矯正レポ 第1回(精密検査~上顎ワイヤー装着)

歯列矯正をはじめて約半年が経過したので自分用のまとめを書きます。

ここまでのスケジュール

2023年
5月頭…オンライン相談(無料)
6月初旬…精密検査
7月初旬…精密検査の報告、治療方針(抜歯ワイヤー矯正)の決定

~抜歯矯正をするかかなり悩む~

8月下旬…治療開始(青ゴム)
9月中旬…ブラケット型取り
10月中旬…パラタルバー装着
11月中旬…抜歯・装置つけ
12月中旬…ワイヤー調整1回目

歯科矯正に至るきっかけ

軽度の開咬&出っ歯で中学生くらいからずっと矯正を勧められていた。が、親はことごとくスルー。正面からの見た目はまずまず揃っているため、やる必要性がないと判断したとのこと。自分も子供だったので、不便や不具合を感じていなかったし、何よりあの銀色のブラケットをつけたくなかった。

とはいえ大人になってからいろいろ不都合が出てきた!!

・横顔のフェイスライン(Eライン)が気になる
・奥歯の食いしばりの悪化(歯が削れてる)
・前歯で噛み切れない(かじる、麺などを噛みきる動きが苦手)

以上のことを改善したいなーと思いつつも、友人から「ざっくり100万はかかる」と言われていたので、予算面でずっと二の足を踏んでいましたが、やるなら若いうちだよな…と思い、踏み切りました。


歯科矯正医の選び方

インターネット力を駆使した結果「ワイヤー矯正、かつ日本矯正歯科学会 認定医に治療してもらう」方式が一番失敗するリスクが低いとのことだったので、認定医のいる歯医者を選びました。
認定医がいる歯科医院は「日本矯正歯科学会 認定医 〇〇(地域名)」でも出てくるし、日本矯正歯科歯科学会の名簿からも検索できます。
www.jos.gr.jp

月一で通うことになるので、アクセスのしやすさも大事です。あとは症例数や治療費などを考慮して決めました。


治療費

合計98万円(税込み)

内訳
・表側ワイヤー矯正 88万円
・精密検査料 3.5万円
・抜歯料 2.5万円
・ホワイトワイヤー料(オプション)4万円

都度料金ではなく、一括料金のところなので、治療上で何かイレギュラーが発生しない限りはこれ以上の費用は発生しない予定です。
※抜歯だけは矯正料金とは別途でかかりました。これも矯正料金に入ってると思ってた。とほほ。別料金でもいいから最初に言ってくれ~。


現在の歯並び→治療後の歯並びシュミレーション

この変化のために 約 1 0 0 万 課 金 す る ぜ ! ! !



これまで行った治療内容

・パラタルバー装着
・上4番抜歯(年明けに下4番抜歯予定)
・上顎クリアブラケット・ホワイトワイヤー装着

半年間で起きた変化ダイジェスト

・前歯が動いた!
開咬のため、奥歯をしっかりかみ合わせた状態で猪木みたいに下あごを突き出しても一切前歯と前歯が接触しなかったのだが、ワイヤーをつけて2、3日で上の前歯が引っ込み、前歯が接触するようになった。ワイヤー(物理)すごい。その後もぐんぐん前歯が引っ込み写真で見ると角度が変わっていた。すごい。



詳細レポ

①精密検査、治療方針決定
1時間みっちりレントゲンを撮ったり、カメラで写真を撮ったりして終了。
1か月後にレントゲンの3Dデータを見ながら治療方針を聞く。自分は開咬で前歯が嚙み合っていない以外はほぼパーフェクトな歯並びらしい。ここで「ワイヤー、マウスピースどちらでも治療できる。ワイヤーの場合は4本抜歯、マウスピースの場合は非抜歯」と説明を受けた。抜歯する勇気がまだ持てなかったので、1か月ほど答えを保留。セカンドオピニオンには行かず、一か月後に「ワイヤー矯正」を申し込んだ。やはり銀ブラケットは見た目が気になる(これが本当に嫌だった)ので課金してホワイトワイヤーにした。今となっては銀もラッパーのアクセサリーみたいでよかったかもしれない。

治療予定期間は2~3年。これっていつから数えて2~3年なんだろう…。


②青ゴム装着
「抜歯後に奥歯が前に倒れないようにするための装置」=パラタルバー・リンガルアーチです。これを装着するには歯と歯の間に隙間が必要なため、青ゴムという直径5㎜ほどの輪ゴムのようなものを歯間に入れます。これがめちゃくちゃ痛い。元々歯と歯の隙間がない人なので、狭いスペースに歯がギチギチに押し込まれるような感覚になる。これが1か月ほど続く。隙間が空いた状態で型をとると、装置ができるまでまた1か月ほど待った。


③パラタルバー・リンガルアーチ装着
いよいよパラタルバー・リンガルアーチの装着です。金属のわっかを奥歯にはめて固定する。金属をはめた歯がしばらく痛くて咀嚼がかなり大変だった。そして何より上顎部分に針金が通っているのが、かなりつらい。嚥下もしにくいし活舌もすこぶる悪くなる。常に舌に触れるのでちょっとした吐き気もあった(これは1週間ほどでなくなる)。ここから1年ほどパラタルバーはつけっぱなしになります。活舌に関しては2週間くらいで慣れた。さ行とか行が言いにくいです。


④上顎ワイヤー装着
精密検査から約半年、やっとワイヤー装着。あらかじめ4番を抜歯した状態のところに、専用の接着剤でプラスチックのブラケットを30分ほどかけて装着していきます。初回はいちばん細いワイヤーを通してもらった。1時間後くらいからじんわり痛み出して、3時間後には悶え苦しむほど痛かった。前歯で物を噛むなんて言語道断、風が吹いても痛いレべル。迷わず痛み止めのカロナールを飲む。奥歯なら物を噛めるので、ゆっくりなら普通の食事(固いものを除く)ができた。
ワイヤーが細いせいか、白い部分がだんだん剝げてきた。


⑤上顎ワイヤー交換1回目
少し太いワイヤーに変わった。相変わらず前歯で物は噛めないが、何もしていないときはほとんど痛みはない。痛み止めは飲まなかった。



痛みについて

今のところ、ブラケット装着翌日が一番痛かった。次いで青ゴム。とにかく「骨に無理やり力をかけている」状態なので、とにかく骨が痛い。

矯正中できないこと

①ガム、キャラメル、餅を食べる
ブラケットが外れるおそれがあるのでNG

ビーフジャーキーなど固いものを前歯で噛みちぎる
ブラケットが外れるおそれがあるのでNG。そもそも前歯が痛くてそんな真似はできない。あらかじめ小さく切って奥歯で噛めばOK。煎餅なども小さく割ってから(固すぎるのはNG)。

③カレーを食べる
正確には食べても治療的には問題ないが、ワイヤーを留める透明のゴムに色がつくので、見た目が気になる場合は控えたほうがベター。ワイヤー交換の直前であれば気にせず食べられる。


歯医者へひとこと
パラタルバー(詳細は後述)でめちゃくちゃ活舌悪くなら初めに言っといてくれよ!!!!
ここの歯医者はとにかく事前説明が…雑!!!!最初「ワイヤーが全体に着くのは1年後からですね!最初はパワーチェーンで3番の歯を引っ張ってから前歯を動かすので」と言っていたのに初回から全部にワイヤーが着いた。



次回は下顎のワイヤー装着と調整の日々を書いていきます。