狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。字書きが高じて今の肩書は記者です。

バイト遍歴[2023/9/16(土)]

最近、まだまだ暑くてへばっているし、取材に行くとパワハラセクハラの現場を目にするのでなんだかなぁと思いながら生活しています。前職はコンプラ系の教育が全社員に向けて定期的に行われていたおかげか、そういう場面を目にすることはなかったのですが、一般的なおじさんのセクハラへの意識が低すぎて毎度ドン引きしています。そういう面でも、この仕事向いてないかも…と思い始めている。そもそも記者になりたかったわけじゃないしな…
今週は車に乗れば渋滞に巻き込まれ、新幹線にのれば1時間以上の遅延に巻き込まれ、電車に乗れば電車が運転を見合わせ、歩いて帰る。そんな週です。


特に書くことがにないのでバイトの話をします。学生の頃からバイトを頑張るということがあまり出来ませんでした。最低限の必要な額を稼いだら、それ以上はシフトを入れず、ダラダラすごしていました。住んでいた場所の最低賃金が引くほど低かったので掛け持ちしたりしていましたが、それはそれで楽しかったです。


バイト遍歴紹介するぜ!

・塾講師(個別指導)

友人が働いていたので応募したら採用された。半年くらいやった。田舎の教室とド田舎の教室を担当したが、ド田舎の教室のほうがのびのびやれて楽しかった。が、片道30分の通勤時間がもったいないのと1時間程度の時間外が当たり前のように要求されるので辞めた。教員志望でもないし。

マクドナルド

友人が数人働いていたので応募したら採用された。3年くらいやった。カウンター(接客)とオペレーション(ハンバーガーを作る)両方やった。カウンターの方が楽しかったけど、作る方から始めたので作る方に回された。同じ大学の人が多くて、他大学や高校生の人も含めみんな仲が良くて楽しかった。喧嘩とか人間関係のもつれみたいなのは自分が関わるところではなかった。

大学生協(レジ打ち)

友人が働いていたので紹介してもらい、採用された。これも3年くらいやった。なんと言っても通勤時間がほぼ0なのがありがたかった。ここも人間関係が最高。みんなやさしくてトラブルがない。というか、ある程度の学力が担保された状態だと喧嘩とか起きないんだなって思った。

・音を聞いて脳波を図るバイト

共感覚絶対音感があるので、医学系の講義のツテでやってた。防音室に入って、ひたすら音を聞いてドとかレとか答えたり、連想する色を答えたり、色のついた画面を見てドとかレとか答えたりしていた。1時間半で3000円くらいだったので美味しかった(当時の最低賃金は750円前後)

・入学式やオープンキャンパス、卒業式の手伝い

ゼミのツテ採用。実働6時間くらいでラクだし一緒に働くのは知り合いしか居ないし、日給8000円なので割が良かった。学務課とも仲良くなれて良かった。

・日雇いの倉庫作業

わざわざ車で2時間くらいのところに行ってやった。アパレルの倉庫で、ダンボールの組立などをやらされた。作業自体はめちゃくちゃ楽だったが、立ちっぱなしがきついのと、拘束時間が10時間くらいあるのに日給7000円くらいで割に合わなさすぎて1回で終わった。老若男女が働いており、混沌としていた。



逆にやってみたかった、やっておけばよかったと思うのは本屋さん、ご飯屋さんのキッチンです。しかし、田舎過ぎて働き口が無かった! 残念! 都会に住む、都会に実家があるというのはそれだけでアドバンテージですので、持ってるひとはそれを大事にしてください。


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最近の作業用BGM


読んだ本

佐藤厚志『荒地の家族』

前回の芥川賞受賞作。震災で失われたもの、失ったものに囚われ続るひと、東北のまち。全体的に冷たさと寒さが感じられる。面白い話かと言われたらYESとは言えないが、防波堤に取り囲まれるような閉塞感を感じて暮らしている人々がいることは紛れもない現実だ。

樋口直美『「できる」と「できない」の間の人』

基本的に晶文社の本は多様性に富んでいて好き。もちろん全部が刺さるわけではないが、この本は結構よかった。筆者はレビー小体型認知症という珍しい病気の当事者で、本著は晶文社スクラップブックに掲載されていたエッセイ。優しい文体でようわからんが、なんか元気になるな。記憶がどんどん抜け落ちるって冷静に考えれば恐怖でしかないけど、それでも健やかであろうとするのがかっこよかった。

鶴見済『人間関係を半分降りる』

「人間には醜い面があるのだから、少し離れてつながろう」という提案書。これはほんとにそう。近づきすぎるとお互いに嫌なところが見えすぎる。それは家族でも同じで、家族だから仲良くしなければならない、も幻想。「仲良きことはうつくしきかな」は嘘。ほどほどがちょうどいい。君子の交わりは淡さこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴の如し。

伊藤絵美, 細川貂々『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』

普段こういう本は読まないがなんとなく手に取ったら結構よかった。自力で簡単にできるケアの方法が書かれている。多分メンブレしたらこの本を開く余裕すらないと思うので、習慣化させたい。わたしはブログやメモで思考を外部化してるので、それもセルフケアだなと思った。


気づけば9月も後半…がんばっていきまっしょい