朝起きて一発目の感覚が筋肉痛。冷房を付けずに寝たので軽く熱中症気味な感じもした。９月下旬にもなってまだクーラーをつけて寝ないといけないって…と思うが仕方ない。
昨日は高尾のほうに縦走へ行った。気温は30度くらいだったが、山の風が涼しく、適度に日も遮られるので快適に登山できた。同行者がトレランをかじっている人だから、標準コースタイムよりずっと早くゴールした。内心ついていくので精一杯だったが、ハイペースな登山も楽しかった。昨日のお目当てはビアマウント。こういうところの料理にはあまり期待していなかったのだが、結構おいしい。自分にとってビアガーデンは焼きそばを食べに行くところなので、焼きそばばかりおかわりした。濃い目のソースの味が汗をかいた体に染みる。ビールもハートランド、ハイネケン、香るエール、黒ラベル、etc...とかなり種類が豊富で、焼酎やカクテルなどもあるようだった。何といってもひらけた展望がすばらしく、これで4300円は意外と安いかもしれないと思うほどだった。ただ、日陰にいても紫外線が強く、不意打ち的にかなり日焼けしてしまった。ヒリヒリする。もっとしっかり日焼け止めを塗っておくべきだった。
朝、シャワーを浴びて同人誌の表紙のラフ作業。この期に及んでまだタイトルが決まっていなかった。ふっと思い浮かんだものを入れてみたら案外しっくりきて、このままいくかもしれない。その後、あとがきや前文を書いたり、本文の推敲を行った。おおよその作業は終わったが、推敲に関してどうしても気乗りしない箇所があり、そこだけあまり手が付けられていない。平日夜にちょこちょこ進めていくしかない。
外はかなり晴れていて、スーパーまで外出する気力はなかった。それどころかレースのカーテン越しの日差しさえ日焼けに刺激を与えるので、締め切った状態での作業だった。そういえば今週は平日夜の時間の使い方がかなり上手くいった。ジムに行く日はジムに行き、余った時間で絵を描いたりできた。そんな感じだと精神的な充足感からもご機嫌でいられるし、ご機嫌だと体力も続く。いつもこうだったらいいのにな。
14時くらいに冷凍ラーメンを食べる。先日矯正器具の型取りを行い、青ゴムを入れなおしたせいで相変わらず歯が痛い。解凍時間を気持ち長めに設定して柔らかくして食べた。食後に『ひらやすみ』を読んだあと、そして届いたばかりの『完全自殺マニュアル』を読み始める。最近活字の本は図書館本がメインだったので久々に（と言っても２か月ぶりくらい）本を買った。本作は有害指定図書のため図書館では貸していない。発行は1993年で、現在120刷を超えている…それだけ自殺を考える人が多いということか。バブル崩壊後、平成初期の暗さが伝わってくる。読んでいるうちにいつの間にか寝ていて、２時間くらいたっていた。日中ベッドで本を読むのを辞めようかな。
机に向かって同人誌作業の続き。校正とレイアウトならいくらでもやれるな～…と思いながら20時頃まで作業し、シリアルとブドウを夕飯代わりに食べる。お風呂にはいってpanpanyaの漫画を読んで寝た。…がなかなか寝付けない。寝室の籠るような暑さが原因なので、アイスノンを冷凍庫から引っ張り出して寝たらすぐ眠りに落ちた。日焼けしたところにアイスノンを当てると冷たくて気持ちよかった。
ストレスには運動や自然、十分な休養が効くという。週末はそれらを十分とったはずだが、取材の後に言われた失礼なことが忘れられない。なんで初対面の人にそんなこと言われなきゃいけないんだと思ったが、適当に流した。前にもまして、若い女というだけで舐められるのが本当にやるせない。
山でセミが鳴いていたが街にはもうセミはいない。そんなことを繰り返し思い出した。
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順風満帆だけの時だけじゃ気づけない
人生経験を積まなきゃ気づけない
人間はもうちょっと優しくなれる
諦めてちゃ本物のザ☆ピースは築けない
読んだ本
乙一『サマーゴースト』
『一ノ瀬ユウナが浮いている』の姉妹本。一ノ瀬ユウナ～のほうが好きだったけど、これもいい。
3人の自殺したい少年少女が幽霊と出会い死生観を改めるあらすじ。本作では行きている登場人物も幽体離脱のようにゴーストになって空を飛ぶ。線香花火の描写が美しい。こういうティーン向けの小説は定期的に読んでいきたい。私はやっぱり幽霊もの好きだ～！ そして死体探しものも好き。久々に「夏と花火と私の死体」を読みたくなった。
あと、乙一先生のエッセイ「小生物語」が私は本当に大好きで、大人になってからも何度も読み返している。ですので！！エッセイの続刊を待っています！！！
南野苑生『マンション管理員オロオロ日記―当年72歳、夫婦で住み込み、24時間苦情承ります』
マンション管理人ってマジ何を管理しているんだ？ とずっと疑問に思っていたので仕事内容を知れてよかった。住み込みでも給料は安いけど、家賃がかからないのはいいな。共用部分の掃除に加え、騒音やトラブルの対応をしたり、時にはコンシェルジュみたいに扱われたりしてかなりハードな仕事だということが分かった。
