狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

オールナイト[2023/6/18(日)]

土曜の23時から立川シネマシティで開催されたSHIROBAKOオールナイト上映に行きました。座席は8割方埋まっていて、2014年に放送された作品が今も愛されていることを知りました。オールナイト上映そのものもですが、SHIROBAKOが好きな人たちと時間を共有できたことが何よりうれしかったです。

100回以上見た作品を映画館で見て思ったことは「100+n回見てもいいものはいい!」ということです。私はSHIROBAKOに何度も人生を救われています。同じシーン、同じ台詞でも自分の年齢や立場が変わると、受け取り方が変わってくるので、SHIROBAKOは本当に奥深い作品だな、と思います。特にSHIROBAKOの2クール目は宮森がデスクとして進行チームを引っ張る傍らで、自分のキャリアや今後について考える場面が多くあるのでなおさらそう思うのかもしれません。アニメ制作にかかわる様々なクリエイターのプライドや想いがバンバン伝わってくるのも本当にいいなと思っています。そして感情や人間模様の描かれ方が本当に秀逸なので、SHIROBAKOはぜひ見てほしい作品です。

映画館の音響で見ると劇伴の音楽や環境音がより鮮明に聞こえました。テレビでは聞こえにくかった雨の音や空調の音がはっきり聞き取れて嬉しかったです。そして、第三飛行少女隊を大きなスクリーンと最高の音響の中で見られたのもとてもよかったです。戦闘機のエンジンの音や爆撃の音がとても迫力がありました。
上映中は、オールナイト上映スペシャルメニューのDonDonドーナツとからあげバスケットを食べました! どちらも一般的な映画館で提供される食事のレベルをはるかに凌駕していて美味しかったです。どんどんドーナツドーンと行こう!


5時過ぎに映画館を出ると外は既に明るくなっており、朝日が眩しかった。早朝の空いた電車で家に帰り、シャワーを浴びてから寝た。起きると既に12時近くになっていたが、睡眠時間自体は5時間ちょっとなので、一応寝不足の部類に入る。
起きて作業しようとするが、意味もなくスマホを見続けてしまう。本当に良くない。もちろん、本を読んだりゲームをしたり、という時間も存在するが、圧倒的にスマホを見ている時間が長い。暇になったらやろうと思っていることは「本当はそこまでやりたくないこと」なんだろうと思った。それについては前々から薄々感じていたが、まさかここまでやる気が起きないとは思わなかった。
2時間ほどダラダラしたあと、1時間ほどパソコンに向かう。お腹が空いたところで朝食兼昼食をとってから読書。読書のやる気が起きないので、エッセイを読んだ。日が落ちる前にはプールで泳ぎたいな、と思っていたが本を読んだままベッドで寝落ちしてしまい(そもそも眠いならベッドの上で過ごすべきではない)起きたら21時だった。オールナイト上映で生活リズムが崩れたせいもあるが、ひどすぎるな…しかし、こういう暇がないとできない怠惰でもあるので、まあいいかということにした。思い返せば、新卒で入社する前の一か月間もこんなふうに過ごしていた気がする。英語の勉強をしようと思っていたのに、大してできず、近所をぶらぶらしたりインターネットをして終了した。何も残らなかった。
自分は常に「何かしなければ」にとらわれている。休むときは素直にやすめばいいのに、それが出来ない。だから手軽な暇つぶし機のスマホを手に取ってどうでもいいインターネットの閲覧をしてしまうのだと思う。スマホを捨て街に出よう。

最近スクリーンタイムが5時間を超えていて、電子書籍の閲覧も含まれているとはいえ本当に良くない。やっと手に入れた休日をスマホで潰しているの、本当にアホすぎる…。


見た映画

戦場のメリークリスマス(4Kリマスター版)(1983年、大島渚監督)

戦争映画だが戦いのシーンは描かれない。坂本龍一の音楽が良かった。デビット・ボウイ坂本龍一がとにかく美形で、映画全体の骨組みを支えるたけしの役回りがとてもよかった。ヨノイがセリアズに振り回され心が乱される様子が滑稽でもあり、気の毒でもあった。全体的に難しく、1回見ただけでは分からない部分も多くあったので、アマプラで復習している。
演者の喋り方のせいなのか、とにかく日本語が聞き取りづらい。字幕のある英語の方が理解できるのが若干悲しかった。日本語の日本語字幕も欲しかった。

はやくこういう夏の気分になりたいです。