狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

ターニングポイント[2023/9/3(日)]

本当にやる気が起きない一週間だった。家にいるときにやること(同人誌の編集、漫画を描く、掃除をする、アニメを見る、)一応Google Keepにタスクとして入力していても、家に帰った瞬間Keepに入れてたことすら忘れてしまう。こんな感じなので、リマインダーをONにしているのだが見て見ぬふりをしてしまう時もある。

一応やる気が起きない理由はあった。とにかく歯が痛い!! 先週から歯列矯正が始まって「歯を動かすための土台を入れるための前準備」のために青ゴムという小さい輪ゴムみたいなものを4個、奥歯の間に入れたのだが、これが引くほど痛い。こんなちっさいゴムごときに泣かされるとは思わなかった。歯と歯の間に隙間を作るための器具なのだが、もともと歯と歯の隙間がないため、無理矢理前歯がぎっちぎちに詰めさせられるような感じになって、めちゃくちゃ痛い。もちろん食事中も痛いし、何もしてなくても痛い。普通は2、3日で慣れるようだが、私の場合5日目に痛みのピークが来て本当につらかった。矯正なんてやるんじゃなかったと軽く思う程度につらかった。

矯正開始と同時に、禁煙もスタートした。これも2、3日目までは無性にイライラしたり、ねむだるくなったりして大変だったが4日目以降は割と平穏に過ごせた。思ったよりかなりあっさり禁煙できてしまった。というか、歯列矯正の辛さが禁煙の辛さを上回ったせいで、つらさが気にならなかったという感覚のほうが近い。

こんな感じで、先週は自分の人生のターニングポイントに立っていたため、先週はあまりやる気が起きなかった。仕事は慣れないことをずっとやっているせいで、疲れもたまっているのだと思う。行こうと思っていた店にもいかなかったし、サウナでリフレッシュすることもなかった。それでも、絵はちょっと描いたし、本も褒めたし、編集も少しは進んだのでよかった。できないことより、できたことに目を向けよう。

しかし間違いなくストレスはかかっていたようで、めちゃくちゃ外食してしまった。今話題のAFURIで値段の割に微妙なラーメンを食べ、ワインの酒場。でそんなにおいしくない(後から分かったことだが、プロント系列らしい)つまみを食べた。セブンで買ったモンブランは本当においしくなくて、本気でお金を無駄にした…と思った。節約しないといけないのに、食で解決してしまう。禁煙すると太る説を立証しにいくような行動は慎みたい。

食への興味、なくしたい…友人に暇さえあればインスタなどで食べ物を調べている子がいて、それに比べればまだ食への興味はないほうだと思えるが、いかんせん一人飯のハードルが低いので、通りがかりで気になった店があればふらっと入ってしまう。なくしたい…食への興味。
朝ごはんを食べない生活をそろそろやめようと思い、コーンフレークタイプのオートミールを導入した。(ごはんパンは受け付けず、プロテインは腹持ちが微妙だったため)レンチンしてふやかせば歯が痛い人間でも食べられたので良かった。



絵日記です。


日曜日は、あまりにやる気が出ないので普段とは違うことをしようと思い、朝から近くの神社までサイクリング。ロードはなぜかパンクしていたのでママチャリで行った。歯が痛くてジムで運動する気にもなれなかったのでちょうどいい運動になった。が、おみくじは凶。用心して過ごそう…朝開店しての回転すし屋に行ったら、ご飯は炊きたてだし、お寿司はすぐ来るしで最高だった。昼は掃除や買い出しをしてから1時間強だらだら過ごす。最近またスマホのスクリーンタイムが増えていてよくない。ネガティブな情報を自分から仕入れに行っている状態なので、たぶん疲れているんだと思う。何事もやる気がないって気力がないってことだから、やっぱり疲れてるんだろうな。
昼食後にBlenderでキメラみたいな物体を作っているとなんだかスイッチが入り、4時間ほどぶっ通しで同人誌の作業。風呂に入った後は、本を読んでゆったり過ごした。今考えれば久々にプールにいけばよかったかなとも思うが、後の祭り。

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amazarashiの良さに今更気づいてしまった…今までの人生、amazarashiと交差することがなかったの、何故……

読んだ本

市川沙央『ハンチバック』

hontoでクーポンが出ていたので電子で購入。読書バリアフリーを訴える本でもあっため、電子で買ってよかったと思った。ほとばしる暴力性、生と性、弱者と健常者――とにかくすべてが衝撃で文句なしで面白かった。金銭的・環境的に恵まれた重度障害者と弱者男性はどちらが弱いのか。今回の芥川賞では本作で♡喘ぎの概念が登場し、児玉雨子の作品で##NAME##が出てきたし、おもしろかったな。

こんなかんじで小説に文章以外のものが入っている小説が個人的に好きです
<厚みが3、4センチはある本を両手で押さえて没頭する読書は、他のどんな行為よりも背骨に負荷をかける。私は紙の本を憎んでいた。目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること、――5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた。その特権性に気づかない「本好き」たちの無知な傲慢(ごうまん)さを憎んでいた>

ライブ『二次元世界に強くなる現代オタクの基礎知識』

かなりレベルの高い基礎教養本。創作によく登場する神話から警察組織、文字、風俗までカバーしている。一読の価値あり。


そのほか読んだ本(感想省略)
・僕のマリ『書きたい生活』私には合わなかった
・森元斎『もう革命しかないもんね』しゃべりたがりのおっちゃんみたいな文体が合わない
・南波永人『ピアノマンBLUE GIANT』雪祈の物語』
・ゆる言語学ラジオ『言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ 言語沼』ラジオで聞くにはいいけど、話し言葉を文章にすると微妙