狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

ワイルド・チャレンジャー[2023/12/14(木)]

電車は慢性的な遅延。混んでる電車がさらに混む。寿司詰めといいながら、寿司のほうがよっぽどディスタンスを保てている。「絶対に中ほどに進まないマン」のせいで「中ほどに進めないマン」が生まれていた。しんでぃ~…肘鉄してくる人とかいるし…いや、ぎゅうぎゅう詰めで苦しいのあなただけじゃないですから…今の時期はコートが居酒屋臭い人が多くて萎える。ファブリーズしてくれ~…夏の電車より冬の電車のほうがさまざまな匂いがしてよっぽど臭い。身動き取れずに夢見る旅路へだからテレワークがしたい。絶対実現してみせる。飢えたワイルド・チャレンジャー…。


生きているとモヤることが結構発生する。何かが発生しても自分の気を逆なでしないよう、流したりすることが多かったのだが(ネットで愚痴ったりもしたくないし)、生活は踊るやオーバーザサンを聞いていると、「モヤモヤする」で終わらせず「問題の本質を言語化する」ことが、今後の人生をよりよくするために大切なのかもしれない、と思い始める。『セルフケアの道具箱』では「イライラ・モヤモヤ」を吐き出す場所も必要と記載があって、はじめは「それが呼び水となって愚痴っぽい思考になってしまうのでは」と思っていたが(実際そういう気質が自分にはあるし)ためしにいろいろやってみようかなという気になっている。


最近の自分はクサクサする話題に自分から頭を突っ込みすぎている。なんか明るいことしたいな、と思い、ブックサンタで何冊か本を寄付した。ブックサンタとは、大変な境遇にいる子どもたちに向けて本をプレゼントできる仕組みだ。リアル書店でもオンラインでもプレゼントする本を購入できる。SNSを通じて知ったのだが、取り組み自体は2017年からあるとのこと。知らなかった…
選んだのは小学生向けのすみっコぐらしの心理テストの本やドラえもんの動物の学習漫画かいけつゾロリの最新刊など。図書館にまだ入ってなさそう/今後も入りにくそうなものを選んだ。物語の本は図書館にあるだろうから、読みたい子はそこで読めばいい。何よりクリスマスプレゼントだしね。小学生の自分だったら王道の読み物を読むより、すみっコぐらしの心理テストを家族や友達とやりたい。レジでブックサンタをしたい旨を申し出ると、ブックサンタ参加記念のステッカーを貰えた。店員さんにありがとうと言ってもらえてうれしかったな。これだけじゃ生ぬるいと思って、あしながサンタにも寄付しました。やっぱり現金が一番うれしいだろうからね。自分も懐に余裕があるわけじゃないけれど、自分の気持ちを成仏させるためにやりました。

なぜなら、自分は親に誕生日プレゼントもクリスマスプレゼントも貰ったことがなく、このシーズンは寂しい想いをしていたからです。同じような思いをする子が減ればいいなと思います(その後、こち亀で自分の誕生日に「産んでくれてありがとう」の気持ちを込めて赤飯を炊く女の子の話を読んで泣いた。「どこにいるんだよ!角刈り!!」と中川が叫ぶ巻です)。ちなみに本に関しては、学校の図書館で借りるか、なけなしのお年玉(小遣い)をためて買うしかなかったです。何も買ってもらえなかったわけではなく学用品や高校時の携帯電話代などは払ってもらえたので、別に文句はないです。

今年はもう自分にクリスマスプレゼントを買ってしまったので、豪遊はなしかな…と思いつつ、ブルトンヌのクッキー缶買っちゃおうかな…という気分になっている。これ以上肥えてどうする川崎。ケンタッキーの辛みそにんにくチキンを2日に1回食べていて、マッハで太っている最中だというのに。
禁煙してから3か月を経過したあたりから甘いもの欲がものすごい。いままで甘いものを食べたいとほとんど思わなかったのに。



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読んだ本

オルナ・ドーナト 著, 鹿田昌美 訳『母親になって後悔してる』

日本よりよっぽど家父長制が蔓延しているイスラエルで「母親になって後悔している」と独白する女性たちのインタビュー。彼女たちは「母親になったこと」を後悔しているのであって、「子を持ったこと」に後悔はないし、子に嫌悪感はない。むしろ子を愛し、母親として世話や家事はきっちりこなしている人がほとんどだ。しかし、ほぼ全員が「子供を産む前に戻れるとしたら、絶対に産む選択をしない」と言っている。単に「母親」という役割が最悪すぎるだけなのだ。もちろん、子を産むことで得た幸せもあるが、代償が大きすぎる。
これを読んでいて思うのは、家族や社会が「スーパーウーマン」を求めすぎているということ。男性に都合よく作られた社会の中で、明らかに女性は軽んじられている。「女性は結婚して子供を持つ事が喜び」なんて、社会に都合の良い押し付けでしかない。「母親になって後悔してる」と言えば世間からバッシングされることは明らかで、何より子に知られたらと思うと言えない気持ちはわかる。それでもインタビューに答えた人たちの勇気に賞賛を送りたい。


パク・ウンジ 著, 吉原育子訳『フェミニストってわけじゃないけど、どこか感じる違和感について──言葉にならないモヤモヤを1つ1つ「全部」整理してみた』

思ってること全部書いてある~…フェミニストだと名乗るほど詳しくないし名乗ったら面倒だと思われそうというのはどの国も一緒らしい(私も別にフェミニストではない)。でもその構造自体が女性蔑視を加速している面も…あるんじゃないでしょうか。無意識レベルで刷り込まれている怖さよ…。「女性が得をするのが許せない」「自分の得が女性によって目減りするのが許せない」人はいる。韓国は徴兵があり、学歴社会でマチズモが蔓延しているからなおさらそうなのかもしれない。それでもNOと女性たちが声を上げている。自分たちの享受してきた権利が奪われるのではなく、今まで履かせてもらっていた下駄を脱ぐだけのことなのに。
避妊や堕胎に関して、避妊薬の服用や手術などで発生する「リスクや副作用」はすべて女性が背負わされているのが現状。そして社会から責められている。相手に身体的な負担を負わせてまで守りたい「男のプライド」って何?女性1人では妊娠できないという事をよく理解してほしい。
「女性の夜道の一人歩きは危険」「女の一人暮らしにピンクのカーテンは危険」って女性側からしたら「それって襲う側が悪いですよね」案件でしかなく、にも関わらず安全のために「自衛」を求められ、、あらゆる自由を制限されている。安全を脅かしてくるほうをまず何とかしてくれよとずっと思っている(私人逮捕の件も、私人逮捕マンよりまず置換を撲滅させろと言いたい)

女の敵は女」って言葉があるけど、「人間の敵は人間」ってくらい自分には違和感がある。無理やり対立構造を作ろうとする方が「女の敵」だと思いますけどね。個人的な話をすると、女性の方が見返りなしで手を差し伸べてくれる人が多かったし、(逆に言うと見返りを求めた男性をやんわりいなすと、態度を豹変する事例ある)女の味方は女派です私は…。



https://note.com/masayachiba/n/n5d3842b9c9b5

最近これを実感する。読書によって過去ができ、過去に自分が虐げられたことや失ったものにばかり目が行ってしまう。最近ジェンダーについての話題が多いですが、私が急に変になったのではなく、無意識レベルで抱えていたモヤモヤが顕在化した結果なだけなので、適当にスルーしてもらえればと思います。


自分はかなり根に持つタイプで、友人ととあるドラマの話題になった時「(元々ドラマ興味ないから)見てないやー」と言ったら「つまんねぇ人生だなぁw」と返されたことも、ボーナスの話題で「どのくらいもらえた?」と聞かれて「給料〇か月分くらいだよ」と答えた時「ずるい!!」と大声で言われたことも、覚えているよ。何もズルなんてしてないし、ドラマを見ないだけでつまんない人生と言われる筋合いもないよ。羨ましいの意味で「ずるい」を使う人、マジでどうにかならないですか?


読書によって得た知見や、自分が今持っている幸せを自覚して生きていきたいですね。
なるぞ!飢えたワイルド・チャレンジャーに。