狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

短い一日×5[2023/4/6(木)]

今週は歯医者と内科と眼医者に行った。歯の治療の続きと花粉の薬の継続処方と眼鏡の処方箋づくりだから、別段どこが悪いわけではない。今週は仕事が暇で定時退社ができるから仕事帰りに寄れるのがよかった。歯医者では劣化したプラスチックの詰め物の詰め直し。たかがそれだけなのに両顎に麻酔をかけられてしまった。多少痛くてもいいから麻酔無しでサッと帰りたかった。

眼鏡を作ったのは最近、コンタクトをしたまま眠ってしまうことがおおくなったから。睡眠前に本を読んでいるのだが、コンタクトが無いと文字がぼやけるため、そのまま寝落ちしてしまう流れになっている。目に悪いし、災害時に度入りの眼鏡がないと困るだろうなと思って約10年ぶりに眼鏡を作ることにした。前回眼鏡を作った時はメガネ屋の測定器で度数をはかった。その眼鏡は使えば使うほど気持ち悪くなったので、今回は眼科できちんと処方箋を出してもらう。裸眼の視力は右0.05左0.06だった。以前図った時より少し視力が回復しているのは、パソコンに向かう際は基本的にブルーライトカットメガネをかけているからなのかもしれない。30分ほどで処方箋ができた。週末眼鏡を買いに行こう。
眼科の帰りにケンタッキーでガーリックホットチキンを買う。小田さくらさんCM出演おめでとうございます!小田さんがブログで「唐辛子の辛さに加え、ニンニクの辛さも感じます!」と書いていたので、どんなかんじだ…? とワクワクしながら食べる。確かにガーリックのツンとするような辛さもある!悪魔的うまさ!! ザクザクした衣も美味しくて無心で2本食べてしまった。ビールとも合いそう。これも週末にまた食べようと思う。ほんとにおいしい…

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新年度になったので、転職活動を再開。実は3月に経験職種で大手から内定が出たが、転職してもまた同じようなことになるのではないかと思って辞退してしまった。もったいないことしたな、と思わなくて済むためにも頑張りたい。記者と編集の書類が何社か通ったので来週はそれを受ける予定。今週は転職のことをやったり、見て見ぬふりをしていたこまごまとしたこと(ネットバンキングの手続きや荷物の整理・発送など)を平日夜にやっていて、それに加えて週末に向けてランニングもしていたから「やることが…やることが多い」状態だった。一日があっという間に過ぎていく。寝て起きたらあっという間に寝る時間になっているし、あっというまに平日が終わりそう。時間を見つけて日記本の作業も進めていきたい。


読んだ本

滝口悠生「ラーメンカレー」

ご飯のかわりにラーメンの麺をよそった料理が出てくるDPZみたいな話かと思ったら違った。それにしても、滝口悠生の、あるがままを描写していて派手なことなど一つもないのに、生きることすべてが奇跡みたいに思えてくる筆致がすごい。窓目くんの手記で窓目くん、けり子ちゃん、八朔さんなど「長い一日」で登場した人物が出てくる。これを読むと「長い一日」が現実から小説に移行した現実味が増ようだった。窓目くんが料理人になり、居酒屋で働くくだりは高架線の三郎君のエピソードに使われたのだろうか。それとも逆なのか。シンディとのエピソードを読んでいて、離れているからこそ相手を美化して愛情が増すことってあるよなぁと思った。

若林稔弥「幸せカナコの殺し屋生活」

ツイ4公式で一気読み。ブラック企業を退職したOLカナコが殺し屋に転職して才能を発揮するお話。カナコが人懐っこく惚れっぽいのがかわいい。桜井先輩、細美くんとのやりとりに普通にきゅんとくる。電車で泣いてる赤ちゃんに悪態をつくオッサンや、独身をなじる既婚者などを見かけると「みんなちゃんとわかってますからね!」とさりげなく被害者側のフォローをする姿が強くて優しい。殺し屋女子4人衆のバランス感が好き。ぱちん娘。のちゃんぴか、みどり、あかね先生のバランスと似ている。女性の視点や日々のもやもやの捉え方が見事で、作者が女性なのかなと思っていたけど、男性で少し驚いた。「あるあるあるあるアルマジロ」など、動物や恐竜が説明なくいきなり登場するのがおもしろい。

小山宙哉宇宙兄弟」~32巻

せりかさんのALS新薬実験中、製薬会社との黒い関係が噂されネットが揺れる。炎上はヒートアップし、ついに文科省まで巻き込んだ問題になる。もちろんせりかさんは白だしJAXA側もそれを分かっている。それなのに世間の評判を気にして実験の中止の指示にまで至った。ここが読んでいてすごくしんどかったし、本当によくある話だと思った。そんな中、JAXA所長の「我々は世間の誹謗中傷やクレームのようなものを、いささか気にしすぎではないでしょうか。人の悪口というのは、仲間内で言う人は“凡人”。口に出さない人は“賢人”。不特定多数に向けて発信するのは“暇人”ですから」というコメントが最高だった。炎上にショックを受けつつも「私ね 思ったんだ"発する言葉" は"自分自身" なんだって皆がネットに打ち込む文字も結局 "その人" でしかない 鏡を見てるってことに気付いていない人が多いだけ」と覚悟を新たに実験に取り組むせりかがかっこよくて強い。彼女を信じ、サポートし続ける絵名ちゃんも強い。実験が成功した瞬間に溢れ出る涙が美しさといったらなかった。

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春の星座を見にプラネタリウムに行きたい。