朝から皇居ランに行く。駅で友達と合流し、ランステで着替え・ウォーミングアップののち10時半に竹橋をスタート。この日は雲一つない快晴で、気温は低かったが日に当たるとすぐに暖かく感じられた。一人で走っているときは疲れるとすぐサボって歩きたくなってしまうが、誰かと走るとサボらなくていい。たとえ一人で走ったとしても、ここならペースメーカー見つければサボらずに済みそう。羽虫がたくさん飛んでいたので、喋りながらだと口の中に入ってきそうだった。桜が散った直後の新緑の中を走るのがとにかく気持ちがいい。代官町通りから千鳥ヶ淵へ抜けると、一気に視界が開ける。空が広い。視界の奥には国会議事堂も見えた。桜田門に向かって走ると、お濠の淵に菜の花が咲いていて綺麗だった。皇居前広場は外国人観光客も多く、かつての賑わいを取り戻したかのようだった。ビル風の吹き荒れる大手町を通過し、再び竹橋へ戻ってくる。水分を補給し10分ほど休憩してから2週目へ。1週目でコースの概要をなんとなく把握できたのて、考えながら走った。あっという間に2週目もゴール。景色が変わるのが面白く、10km走ったと思えないほどあっという間だった。友達と話しながら走ったというのもあるかも。1週目は1キロ6分20秒程度、2週目は少しペースを落とし7分10秒程度のペースだった。朝の時間はランナーが多かったが、昼に差し掛かると一般の歩行者が増えたので、午前中のうちにフィニッシュしたほうがお互いに楽だろうなと思ったので、次回走る時はスタート時間を8時~9時に設定したい。
東京アスリート食堂でランチを食べる。定食は3つの副菜を選べて、どれも高たんぱく低脂肪、野菜たっぷりなのに驚異の1000円。ちなみに米も白米とオリジナルの雑穀米を選べて大盛でも値段は変わらない。ありがたすぎる…私は大盛アス米(雑穀米)、バターチキンカレー、もやしのナムル、ブロッコリーの胡麻和えを選んだ。雑穀米は噛み応えがあるためすぐに満腹になった。普通盛りでよかったかもしれないけど、米をお腹いっぱい食べられて幸せだったのでこれでよし。
市ヶ谷へ移動し、10年以上気になっていた釣り堀・市ケ谷フィッシュセンターに行く。駅の目の前にあるのであっと言う間に到着した。受付をしてから気づいたが、金魚釣りと鯉釣りでは受付の場所が違うらしく、鯉を釣るつもりが金魚釣りの受付をしてしまったらしい。でもまぁやってみようかということで、金魚を釣る。意外と食いつきがよく、30分で7匹釣った。やっぱここが…ちがうからさ…(腕をトントンする)赤に黒に白に、バリエ―ション豊富。フナ釣りに似てると思った。(そもそも金魚はフナの突然変異を改良していったものだし)その後、鯉釣りへ。針にエサをつけてじっと待つ。まぶしかったので太陽に背を向けて構えていたのだが、じんわり背中があったまってよかった。釣りのときは静かにするのがセオリーだが、ここは釣り堀なので控えめの声でお喋りし続けられるのがよかった。釣りは楽しい。開始30分ほどで友人にヒット。おとなしい鯉が一匹釣れた。針を外すとき、ぬるついた鱗に触れ「魚だ~」と思う。1時間があっという間に過ぎる。久々にやった釣りがとても楽しかったのでまた来たい。一人でのんびり釣るのもいいかも。秋川の方のマス釣りもいいなぁ。夢が広がる。何事も一度経験すると2回目以降のハードルが下がるのでいい。やったことないことはじゃんじゃん経験していきたい。
18時頃に家に着いたがまだまだ明るい。面接の準備をしてからゆっくり湯船につかり、ストレッチをしっかりしてから寝た。面接の準備めんどくさいなぁ…と思ってほったらかしにしていたが、案外早く終わったのでやるべきことはさっさと終わらせておくべきだと骨身にしみた。とにかく、今日はいろんな色を見てすごくたのしかった。
パン!茶!宿直!
読んだ本
木ノ戸昌幸「まともがゆれる-常識をやめる「スウィング」の実験-」
まともとは何なのか、常識とは何なのか、普通とは何なのか。障害のあるなしとは何なのか。一度レールを外れてしまったら元に戻れないのか。いや、そうじゃないだろう、といった本。NPO法人スイングの風景を映しながら思考をめぐらせる。親の金でキャバクラに行く利用者の話が良かった。社会とのギャップをとりあえず「生きずらさ」と表現し、自分を弱者化するような風潮がものすごく嫌いだったのだが、木ノ戸さんの書く「生きづらさ」は本来の意味での生きづらさな気がした。