狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

それを口にしたら戦争だろうがっ…![2023/12/1(金)]

今週は肉体的にも精神的にもしんどい仕事が続いていて、本当にマジでなんで私は記者をやっているんだろうなという気持ちになっていた。(文フリでよく何系の記者か聞かれましたが、とある専門誌の記者です)テレビや新聞の記者のような夜打ち朝駆けはないし、映画で見るようなゴシップ系の張り込み的なことももちろんない。が、それでもかなり体力は持ってかれるし、頭も常に動かさないといけない。記者になりたい!と思ってなったわけではないので(これは本当に会社にごめんと思っている)モチベーションが保てず、とにかくキツイなという思いだけが頭を占めている。
オタクは在宅仕事、かつ最低限の人との関わりで日々の仕事をこなしていける人も多いと思うが、記者はまさに対極の仕事。私もテレワークしたいよ…。


ただでさえしんどいところに、仕事ではわけのわからん濡れ衣を着せられて、結果的には私がやっていないことは分かってもらえたのはいいが、完全に悪意としか思えないものを向けられて腹が立たないわけがない。「誰がそんなデタラメ言ってたんですか?」と聞いても「喧嘩になるからそれは教えられない」と言われた。は!? ふ、ふざけるなよ……! 喧嘩の原因作ったのはそっちだろうがっ……! 疑ってるうちはまだしも、それを口にしたら戦争だろうがっ……!!戦争じゃねぇのかよっ……!! 誰かの告発をその人が信じていて、そういう目で見られていたことは、普通に悲しい。


社会人になってからずっと男社会で生きてきたけど、今の業界は尚更女ってだけで舐められるし軽んじられるからクソだな。単純に自分の仕事の出来なさにより軽んじられてるところもあるにはあるだろうが、絶対にそれだけじゃない。世の中はクソです。世の中が私に優しくないのに、私が世の中に優しくできると思うか? ジェーン・スーさんがよくラジオで「世界はあなたが傷つかないようにはデザインされてない」と言っていて、それじゃあまぁ仕方ねぇや…と溜飲を下げつつも、それでも半径5mの世界くらいは変えていきたいと思う。それをするにはまずは自分の見方を変えるところからなのか…そんなことを考えていたら、電車で物凄く親切にしてくれた見ず知らずの人がいて、救われるような、情けないような気持ちになった。

JTCで会社員をやっていた頃もそれなりに不満はあったが、それでもJTCにはJTCの良さがある。最近これを痛感している。失ってわかる前職のありがたみ……。やはり早まったか? トホホだね。



仕事帰りに渋谷パルコで開催中の「パルコを広告する」を見てきた。9時までやっているのはありがたい。70年代から90年代にかけてのポスターがずらりと並び、年代ごとにアーティストや文筆家たちが対談を行う形式の展示。パルコの第一号店である池袋パルコが出来たのは1969年。そんなに昔からあるとは知らなかった。
70年代って約50年前なのに、ポスターに全く古さを感じない。レトロだな、と思うものはあっても古いとは思わなかった。上野千鶴子の女性観とパルコでの購買行動おっ、と思うコピーライトは糸井重里のものが多い。90年代の渋谷・パルコについて千葉雅也氏が「パルコのポスターはグラフィック、コピー、パルコのロゴで構成されている。そこからコピーが消えたのは人々がコピーの意味や意図を読み取る力が無くなったからなのではないか」と言っていて唸った。ポスターもさることながら、TVCMの映像もいい。そしてポスターとCMもうまい具合にリンクしている。


読んだ本

村上春樹海辺のカフカ・上』

高校生ぶりに再読している。高校生の私が読んだ時の感想は「そんなに性的に都合のいい女性っているか?」だったけど、今の私の感想は「そんなに性的に都合のいい女性は現実には存在しない」である。まぁフィクションだし、そんなに目くじらを立てることではないが…。
人気のない森で生活する温度感、図書館の中で生活する静けさ、ひとりで生まれ育った土地から離れる際の自由とわずかな寂寥、これらの描写がすごくいい。はじめはカフカ少年の物語に注意が向いていたが、だんだんナカタさんの物語が気になってきた。下巻はいったいどうなるのか(はるか昔に読んだので、展開を忘れてしまった)。


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今週末はいろんな展示を見に行きました。ゲゲゲもみました。どれもとても面白かったです。記憶が薄れないうちに感想をまとめたいのだが、果たして…。

出版社に入社して初の年末進行。夢野先生!!!これが年末進行なんですね!!!猫の手も借りたいとはまさにこのこと。小さなことからコツコツと!と、脳内でみゃーもりが叫んでいます。完パケにはまだまだ程遠い……。