狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

TOKYOという片隅[2023/10/8(日)]

8時には起きて支度するつもりが、9時まで布団でうだうだしてしまった。8時くらいには起きていたが、寒くて出たくなかった。やっと布団を出て支度をし始めると、むくみで二重幅がおかしいことに気づく。えぇ…今日証明写真撮るんですが…と思いながら、マッサージをする。


武蔵小金井駅からバスで免許センターへ。多磨霊園にはお墓参りの人がちらほらいて、自分も墓参りに行きたいなとおもった。免許センターにつくと、な、な、な、なんだこれ……ってくらい混んでた。これまで2つの自治体の免許センターに行ったけどダントツで混んでる。これがTOKYO……。免許更新のために平日に休み取るのシャクだな〜とか言ってないで、黙って有給取ればよかったと思う。でもこれまで割とすんなり更新した記憶しかないから、いけると思ってたんだよ。しかも連休中日だからたぶん尚更混んでいる。午後の方が空いてるという情報も見たけど予定を入れてしまったし、あたしって、ほんとバカ。まだ更新の期限まで日程的に余裕はあったから翌週以降に回してもよかったのだが、人生何があるかわかんないからこういうことは早めに終わらせておきたい。特に免許更新は期限に間に合わなかったら洒落にならないからね……。


10時45分に免許センターに着いて、手続きや写真撮影などが終わるまでで約1時間、講習のためのテキストを貰い「これが終わったら帰れる!」とと思ったらそこから45分待機。トホホ…じゃあこの合間にで地下の食堂にでも行くかなーと思ったら講師の人が「早く始めるかも」と言うので、行くにも行けない状況に。というか、前で人が話をしてるのにスマホから顔を上げずに聞く人がめちゃくちゃ多くて「まじ?」となる。廊下で若い女性職員に謎にキレちらかしてるジジイもいて、社会の縮図感を感じる。やっぱり平日に来ればよかった。でもこの反省を生かせるのは5年後。5年後の10月、何してるんだろう……。
今まで行った免許センターの講習会場は、会議室みたいな椅子と机がある部屋ばかりだったが、今回は椅子だけが並んでいた。府中の免許センターはめちゃくちゃ昭和な香りがした。建て替えしようにも大人数を受け入れるだけの代替施設がなかなか用意できないから建て替えないんだろうな…と思った。


持ってきた『悔しみノート』を読んでいたらあっという間に時間になった。ここから30分の講習。その後免許をもらって帰る。免許センターに着いて2時間ちょっで交付が完了した。時間にしたらそんなに時間はかかっていないはずなのに、行列に並ぶ時間が多かったせいか結構疲れた。合計の待ち時間は正味1時間弱程度。できあがった免許証の写真の自分は5年前から明らかに太っていて、しんどくなった。痩せねば。東京の免許センターは全員が古い免許証を貰えた。というか、他の自治体は免許センターは古い免許証を返却してくれなかったが、調べたところ言えば貰えたらしい。マジか…若かりし頃の写真は貴重だからもらえばよかったな。
帰りのバスに乗る前に地下の食堂で五目塩ラーメンを食べた。麺がラーメン屋さんの麺みたいでおいしかった。



一旦家に帰ってから恵比寿ABGギャラリーで開催中の胸きゅん展へ。お目当てはたなと先生の展示。多色刷りのポップなイラストがかわいい! やっぱりたなと先生のデフォルメキャラ好きだな~と思った。そのほか、初見の作家さんも多く、山根慶丈さんのイラストが特に気になった。80年代のタッチ最高だ…セル画風の展示やアクリル絵の具のイラストなど、きゅんきゅんするものばかりだった。たなと先生のステッカーを買って帰る。久々に恵比寿に来たのでコーヒーでもシバいて帰るかと思ったが混んでいたのでやめる。電車で移動しようとしたら電車が止まりかけて焦った。
夜はこの前のイベントで知り合ったRちゃんとご飯を食べに行った。久々に焼肉を食べておいしかった!!!やっぱり肉は元気になるね。焼肉に唐辛子をかけて食べるとおいしいことを知った。やっぱり新しい人間関係を構築すると新しいことを知れるので楽しい。
そういえば、過去にTwitter経由(創作の名義ではなく川崎名義)で仲良くオタクとも何回か遊びに行ったりしたのだが、ブログには書いていなかったなと思い出した。また遊ぼうね。


https://www.youtube.com/watch?v=evvXqGJk1T8www.youtube.com


読んだ本

綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』

短編集。やっぱり綿矢りさのチクチク言葉やチクチク概念に対する解像度の高さには脱帽する。「眼帯のミニーマウス」にぴえんがたくさんいて可愛かった。小説の中にiOSの絵文字が出てくると急にポップになっていいな。児玉雨子の小説では(号泣する顔文字)のような表記で出てくるけど、本作はガチで絵文字がそのまま出てくる。近年、整形はカジュアル化してる(私もしてるし)一方で、「親にもらった体を傷つけるなんて」教の人もまだまだ存在する。そのギャップの描き方がいい。
表題作「嫌いなら呼ぶなよ」はほんとに「嫌いなら呼ぶなよ」だった。主人公夫妻を待ち構えるハムハム邸の攻撃力の高さよ。不倫をしている男性の開き直ってる感がリアルで怖かった。「神田タ」も自他境界ヤバなYouTuber追っかけが出てきて、芥川龍之介蜘蛛の糸』とリンクしていて面白かった。
完成が常に最新にアップデートされていてさすがすぎる。綿矢りさどんどん好きになるな。

梨うまい『悔しみノート』

TBSラジオジェーン・スー 生活は踊る」に送られた一通のメッセージから生まれた本。24歳の筆者があらゆるエンタメを見て悔しみを感じた、嫉妬した瞬間がつづられている。
ありとあらゆる作品が面白くて嫉妬する気持ち、自分も24くらいのときはやばかったな。時間と体力だけはあるのに、それ以外の「実力」と呼ばれる部分が伴わなくて自我が肥大化してく感じを思い出す。でも「悔しい!」と叫びながら、作品の面白かったところをまとめられていて、筆者はすごいなと思った。筆者は今、何をしているだろう。

でも、この人めちゃくちゃ持ってる人なんだよな。地方出身なのに行きたいと思っていた日芸に行けて、卒業後はニートやフリーターしても親に許されて、年金を猶予していてもなんとかなってる。クソ羨ましいわ。私学の、それも芸術系の科目に行けるだけめちゃくちゃ幸せなことを噛みしめてほしい。これは完全な個人的な嫉妬だけども、自分は学力があっても関東に出ることも許されず、私学は絶対ダメ、国立しかダメ、でも芸術系はダメ、学費は奨学金で、っていう家庭だったので…(もちろん塾など行ったことがない)。改めて国立は貧困家庭のセーフティーネット的な立ち位置にあるなと思った。それでも女で進学を許されてるだけかなりマシな部類にあると思う。自語りすまねぇ。


見た展示

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル@国立新美術館

知人のTさんとテート美術館展に行ったら70分待ちで「だめだこりゃ」となったので、待ち時間なしのイヴ・サンローラン展を見た。とはいえ大賑わいだったし、若い人が多くいつもと雰囲気が違う。ファッション関係や服飾学生ぽい人もちらほら見かけた。
オートクチュールといえば派手!個性!ドレッシー!なイメージがあったが、シンプルなスタイルのものもあることを知った。ランウェイのコレクションから聖母像用の衣装、花嫁衣裳、バレエ衣装までいろいろあった。どの服もとにかく保存状態がよく、さすが高級ファッションブランド…と思う。そしてとにかく服のラインが綺麗!ダチョウ羽がついた上着がふわっふわほろほろ~んでかっこよかった。宝塚みたいな衣装もあり、宝塚はやっぱりフランスがすきだよなぁと思った。
デザイン画や生地サンプルの展示も多くあり、いろいろ勉強になった。コレクションの構成が書かれた紙がとてもよかったので、これのクリアファイルがあったらほしい。


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先週はしいたけ占いを見て、ストレス源の洗い出しをした。
たまに親に用事で電話かけたとき、ついでに「〇〇なことがあって嫌だったんだよね」みたいな話をすると、「それはしょうがないじゃん。(私)が悪いよ。△△じゃないだけマシでしょ。こっちに言われても困るよ」みたいな返しをされるのがしんどい。正論なんだけど、まったく寄り添ってもらえない感じが…そういえばうちの人って共感とか…一切ないんだよね……。書いていて、なんかすっごいアダルトチルドレンだなと思った。


そして生理とかいうクソシステムまじで無くなってくれ〜…1ヶ月の半分はこいつに苦しめられてるし……ピル飲むにもミレーナ入れるにも副作用あるしお金もかかるし……そしてクソシステムがなくならないなら、社会側ももっと生理と上手く向き合えるような仕組みになってくれ。大体の人が薬飲んで我慢して仕事なり家事なりやってるのおかしいだろ……

やっとホットコーヒーが飲める季節になってうれしいです。