文化の日。本当は文化施設に行こうかと思ったが、混みそうなのでパスして用事を済ませる。ネイルを何色にしようか迷って横山玲奈ちゃんカラーにした。小さくないお金がかかるのでそろそろお店でネイルしてもらうのをやめたいのだが、やめられない…。セルフでもいいんだけど、ポリッシュもジェルも時間がかかるのが嫌だ。特にセルフジェルネイルはサンディングや甘皮処理をうまくできる気がしない。やったことがないから臆してるだけかもしれないけれど…
今日はモーニング娘。さんのコンサートに行く。で 渋谷から東横線に乗ってみなとみらいへ。急行だと30分ちょいでみなとみらいに着くからすごい。横浜はどうしても若干遠いイメージがあってなかなか行かないのだけど、行ってみると案外近い。電車は意外と空いていたのでラッキーだった。東横線は都会っぽい住宅地のいろんな景色が見られて楽しい。車窓から見える空は雲一つない晴天で、秋晴れだなーと思った。
祝日のみなとみらいは人でごった返していた。基本的にショッピングモールが大の苦手なので普段全く行かないのだが、たまに行くと人の圧(文字通り老若男女いる)に圧倒される。芝生の広場的な場所ではブラスバンドの演奏をやっていて、文化の日っぽいと思った。スタバでジンジャーブレッドラテを買い、臨港パークへ。1時間くらい海を見ながらぼーっとした。こういう時間は必要。本当は海保の施設で北朝鮮の工作船を見たかったが、時間に間に合わなかったため断念した。
~ここからモーニング娘。'23 コンサートツアー秋 Neverending Shine Showの感想~
11/3横浜夜公演の回替わりは→Bパターン(女が目立って なぜイケナイ、若いんだし!、(EN)Help me!!)
ツアータイトル、文法的に違和感があるけどまあいい。
全体的に、春ツより好きなセトリだった。春ツのメドレーに消化不良感あったからだと思うんだけども、秋ツはしっかり歌ってくれてうれしい。衣装も可愛かった。特にかわいいと思ったのが水色衣装のあゆみん。トップスとパンツの組み合わせが最高に彼女に似合っていて可愛かった!
1曲目はWake-up Call~目覚めるとき~。レーザーの演出がかっこいい。ワン!って叫んだりするのが楽しかった。そして17期の2人がいる~!感無量…ラップパートがとにかくかっこよくて、「ワン!」って言ったりするのが楽しかった。
ここから曲ごとにかいつまんで感想を書きます。
♪セクシーキャットの演説
やっと、やっと生でセクキャを聞けて感無量。自分がモーニング娘。にハマったのが’19の時で、その時からずっとツアーのセトリに入っていなかった(はずな)ので5年越しに聞けました…セクキャはモーニング娘。で一番好きな曲のひとつです。よこやんのやんちゃでキュートなねこちゃん!最高!!記憶が確かならくどぅーの歌割がそのまま横山に行っててものすごくよかったです。でも結果だけを求めてるんじゃないことくらいは私自身がわかってるわ!!!猫の振り付けの時ツインテールが揺れて可愛かったです。
猫チーム以外も新人がたくさん入ったため以前とサウンドが変化し、聴きごたえがありました。生田の視線が相変わらず強くてかっこいい。
♪なんざんしょそうざんしょ
あれ…現場で聞くと意外といいかもしれない…と思ったのがこの曲(アルバム収録時の印象がそんなによくなかった)。ベビーピンクの衣装がとにかくかわいくて、この曲に合っていると思った。あと意外だったのが、この今日のまりあ…かわいい。同級生の彼女感があってかわいい。
♪好きな先輩(17期)
待ってました!(真打登場?)二人とも歌が上手い!じゃんけんぽん!!!!!!ふたりともモーニングに入ってくれてありがとう!!!
♪秋麗(譜久村・横山・岡村)
秋に歌う秋麗すごくいい…。メンカラが黄色・黄色の組み合わせNICEです。二人の持つキュートさが秋麗のしっとりロック加減と意外なほどマッチする。ありがとうございます。
♪スペシャルメドレー(未来の太陽~ワクテカ Take a chance~Say Yeah! –もっとミラクルナイト–~What’s Up? 愛はどうなのよ~いきまっしょい!~OK YEAH!~Happy大作戦)
コーレス重視の懐かし曲メドレー最高すぎる。ミラクルナイトのコーレスができる日が来るとは…Happy大作戦で締めるのがにくい。つなぎもディスコ調? というか、ちょっとレトロなサウンドでよかった。最後のポーズ、まりあとゲッターだけめちゃくちゃバレエのポーズになってておもしろかった。
♪涙ッチ
見ていたら涙が出てきて、わたしも涙ッチになれたかな…つんくさん…という気持ちで見ていた。水色の衣装がさわやかな曲調にあっていてものすごくよい!!
♪アンコール
ツアーTシャツ着てアンコールやるのってかなり久々じゃないですか? やったー! ツアーっぽくて楽しい。
トークはほまれ、らいりー、17期で映画の話。映画よりポップコーンやチュロスがきになるはるさん、タイタニックが好きなゲッター、ホラーを見に行くほまたん、医療もの映画をひとりで見に行ったらいりーでした。ゲッターがサバサバすぎてちょっとドキッとした場面もあったけど、あれが通常進行なんだろうなーと思う。はるさんかわいいよはるさん。
メンバー別感想
・石田亜佑美さん
現場に行くと毎回「ダンスがうまい!」と唸ってしまうのが彼女。カメラ越しでも十分うまさは伝わってくるけど、やっぱり現場で俯瞰してみると、際立ってるんだよね…ダンスのうまさが。ただキレキレってだけじゃなくて、トメとタメがしっかりしてて、しなやかで美しい。考えてダンスしてるんだなというのが伝わってくる。水色衣装が本当に似合ってました!あのトップスとパンツスタイル考えた人!ありがとう!
・横山玲奈さんここ最近、あなたのことばかり考えています…。本当に元気いっぱいでかわいくて、でもたまに見せる陰のある感じが本当に好きです。今回キンブレはずっと黄色を降っていました。玲奈ちゃん!!
・15期
もはや中堅の風格ですね。安定感がものすごい。先輩を超えている場面もちらほら。めいちゃんの声はユニゾンですぐわかるくらいにマイクのりがいい。北川はどこにいてもわかる。発光して見える。もう彼女がメインボーカルでいいんじゃないですか? ってくらい安定しているし、癖のない綺麗な声。
・櫻井梨央さん
ダンスも歌もビジュアルも成長し続けている!今一番目が離せないメンバーと言っても過言じゃないでしょうか!!!!特に歌がすごく良くなったと思います。
・井上春華さん
加入時はずいぶんぽやぽやした子が入ってきたな~…と思ってたけど、この子がなんでモーニング娘。のメンバーに選ばれた分かった。後天的には習得できないかわいさがある…北川がメロメロになっているのもうなづけるくらい可愛かった。そして顔がちっっっっっっさい。小動物的なかわいさ。
・弓桁朱琴さん
手足がなっがい!めいちゃんと隣同士になると、ツインタワーみたいになるのがかっこいい。低音がかっこいいので、そのまま個性を伸ばしてください。デコ出しの刑にされたゲッターはおでこがピカピカで目立っていた。デコ出しは新人が通る道だから…頑張れ。
全体を通してすごく満足度の高いライブだった。それにしてもあと1か月で新しいリーダーに交代するのか…新リーダーは誰になるんだろう。個人的には石田さんにやってほしいのだけれど、小田さんなのかな。
終演後、どっかでご飯食べて帰ろ~って思ったら横浜駅のすぐ近くにステーキ宮があることが判明したので行ってきました。宮のたれもグレービーソースも美味しかったです!!!!ステーキよりハンバーグのが好きかも。羽田空港店ではサラダバーがないみたいだけど、宮のたれとハンバーグのために行こうと思います。
読んだ本
高瀬隼子『うるさいこの音全部』(文學界2023年2月号)
おもしれ~…。この間の文學界で高瀬さんと市川さんが対談してたのを読むと、芥川賞受賞前に書いたそう。先に「明日、ここは静か」から読んだのだが、こういうことがあってからの「明日、ここは静か」なのか…と思った。
主人公はゲームセンターの社員。「小説」小説商業デビューした途端に評判が広まり、周囲の人は「先生」と囃し立てる。ちょっとでも意見を言うと「作家先生がお高くとまってる」と扱われる、筆名と本名の人格をごっちゃにされる、「著書に書いてあること=筆者の考え」と捉えられるの、しんどくてやりにくいだろうなぁ…。殺人(例)が好きなキャラが出てくると、先生ご自身も殺人が好きなんですね! みたいに言ってくる人リアルでもいる。もちろんフェチで書いてる人もいるけどそうではない人もいるわけで…周りの人の言動を受けて、主人公の考えや小説の方向が進路変更してくのがしんどい。作中の作品も面白くて続きが気になった。
岡野大嗣『うれしい近況』
『音楽』よりさらにパワーアップした岡野大嗣。音楽より音楽の歌が多いんじゃないか? と思うほど音楽の歌が多い。あと犬。カラオケボックスとか電車とか帰り道とか、とにかく他者(友だち)との関係のなかの日常を切り取るのがうまい。さみしいがうれしいになる歌ばっかりだな。ほんとにいいな。軽やかさの中にプールの底を覗くようなほんのりとした冷たさがあって、そこが本当にいい。そして発行日(not発売日)が自分の誕生日で「うれしい近況!」となりました。
発行は『荻窪メリーゴーランド』に続き、太田出版から。短歌と言えば書肆侃侃房、ナナロク社、短歌研究社あたりがメジャーな出版社だけど、カルチャー系の太田出版から著名な作家の本が続々出ているのはうれしい。途中に紙が挟まっていて(特典かな?)と思ったら、それも本の一部で、そういう演出も楽しかった。
「暗い曲ばっかが好き」とうれしそう変に薄着の腕をさすって
音ゲーの上級みたいに過ぎていく夜景のどこになら生きられる?
裾がいい服を着ていく今日たぶん俯きがちなわたしのために