狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

食スケベ大討論会[2023/8/4(金)]

できるだけ食の煩悩から解放されたい、と思いながら生活している。でも、忘れらんない! 食べ物のことは!! ということで、今日は食べ物について語るスペシャルです。

悩ましきおにぎりセレクション

最近、東京ポッド許可局でよく話題になる「おにぎり2個選手権」。私の場合は「鮭」、「昆布」。鮭はおにぎりの王様だと個人的に思う。昆布はうまみがすごくて飽きがこない。この組み合わせだとタンパク質と食物繊維のバランスもばっちり。

しかしお店をセブンイレブンイレブンに限定すると話は変わる。セブンイレブンだと「煮卵おにぎり」、「おかか」になる。特に煮卵おにぎりはおいしすぎる…一時期こればかり食べていた時期があるほど好き(基本的にハマったら同じものを食べ続ける習性がある)。おかかは期間限定だった気がするが、あれは本当においしかった。おかかは佃煮っぽい醤油のあまじょっぱさと魚のうまみのいいとこどりができるので好き。

しかし最近事件が起こった。卵不足により販売休止していた半熟煮卵おにぎりが、パワーアップして帰ってきた!卵が半分から1個まるまるになった!…が、半熟ではなくなり、味も変わった…残念。斬!


こってり以外の人権

数年ぶりに天下一品が食べたくなり、会社帰りに食べに行った。当然こってりを…と思ったが、いわゆるこっさり味の「屋台の味」がどうも気になる。連日の猛暑で胃が弱っていたこともあり、こってりではなく屋台の味を初めて注文した。結果、ものすごくちょうどいいこってりラーメンだった。こってりのあのドロドロ加減がいいんだよ! という気持ちを持ちつつも、もう少し汁気が欲しいと思っていた自分にはJUST判定。これでいいのだ。これがいいのだ――。同時に注文したチャーハンはしょっぱくて、一人暮らししたての大学生が焼き肉のたれで作ったみたいな風合いを感じた(しっかりパラパラしたチャーハンでおいしかったです)
翌日、昨日食べたラーメンの画像を見ていると、ふと「あっさりも実はおいしいのではないか?」という考えが浮かぶ。昨日メニューで背油入りと書いてあるのを見たし、ますます食べたい。ただ、天下一品は値上げに次ぐ値上げで現在のラーメン価格は940円(こってり、あっさり、屋台の味均一価格)。普通のラーメンに940円払うのは…と思いながらも昨日と同じ天下一品に赴いた。

注文後5分で着丼(食べログ構文)。目の前に現れたのは「こういうのでいいんだよ」とゴローちゃんが言いそうなほど、本当にごく普通のラーメン。天下一品の「こってり」と比べればあっさりだけども、背油が浮いているため単品で見ればこってりめの醤油ラーメンだった。
実食した結果、味もごく普通の醤油ラーメンだということがわかった。こtってりに比べ、スープの主張が弱いため天一特有の麺の弾力を楽しめる。こってりの時の麺はスープを飲むための付け合せといった立ち位置だが(個人の感想です)これはしっかり麺の味と食感を楽しめる。そして、スープの出汁要素にうっすらこってりの残り香を感じた…気がする。
マイナスポイントを挙げるならやたらしょっぱい点、そしてそこまで美味しくない点。正直これで940円は高い…天一に連れられてきたけどこってりは苦手な人に用意された逃げ道…とは思わないが、実際そうなってるに違いない。そう思わざるを得ないクオリティだった。決して不味いわけではない!が、胃痛の時以外は食べる理由が正直ない…そんなラーメンだった。言うなれば、スキー場のラーメンみたいなものか? あれば落ち着く。

結論:普通の醤油ラーメン食べるなら日高屋が最強


コロットにコロッと

甘いものは普段あまり食べないが、年に1度のペースでチョコバナナクレープが食べたくなる。この間がその日だった。地下鉄の駅なんかによくあるミニクレープ屋、コロットを見かけた途端そのスイッチが入ってしまい、コロッとクレープを買ってしまった。イチゴやマンゴーなどいろいろな種類があるが、迷わずチョコバナナを選択した。昔買ったときはラップにくるまれたようなお手製感あふれる包装だったが、コンビニスイーツのようなパッケージに進化していた。
久々に食べたコロットはとてもおいしかったです。コンビニスイーツによくあるタイプのクレープより生地がしっかりしている。もちもちでおいしい!たまには食欲のままに甘いものを食べるのもいいと思った。


読んだ本

井戸川射子「ここはとても速い川」

表題作は関西弁の子供の口調でかかれている。文体が「この世の喜びよ」も自分には合わなかったがこれも…同時収録の『膨張』のほうが好きだった。「鹿の角だってワンシーズンで使い捨て」という表現がよかった。

今村夏子「父と私の桜尾通り商店街」

短編集。表題作はほっこり系なのかな? と思ったが違った。やられた(笑)と思う。商店街の組合から白い目で見続けられながら商店街でパン屋をやるってキツいだろうなあ…と思ったし、だからこそコッペパンを買いに来た新しいパン屋の女性に執着しているのか? と思った。せとママの誕生日の話は明るい狂気があって面白かったし、白いセーターのやるせなさはしんどかった。いろんなテイストの話が読める一冊。

今村夏子「あひる」

ある日主人公の家にあひるがやってくる。あひるの「のりたま」は近所の子供の間で人気になるが、ストレスにより弱って死んでしまう。しかし「のりたま」は家に帰ってくる。別の個体のあひるになってーーというあらすじ。はじめは平穏っぽいのに、影が夕暮れにかけて伸びていくような感じで不穏な面が見え始める。


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自由をあきらめんな!
ライムスターのアルバムがいいぞ!


美術館帰りによく一人飲みしに行っていたポポラマーマバル御徒町店が閉店していてカナシイ…