狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

想いは優しいきしめん[2023/7/21(金)]

最近日記は仕事のことしか書いていなかった。そのくらい生活に占める仕事の割合が多かった。一応、小説を書いてpixivにアップしたり(!)日記本の編集をしたり、漫画を読んだりしていた。それでもやっぱり睡眠優先になったし、移動中も調べ物や必要な買い物のためにインターネットを開いていたので、小説は読めなかった。


今週は出張でずっと名古屋に行っていた。出張は楽しいので好きです!
4日分の着替え、ランニング用の服と靴、ホテルにいるときの服、ヘアアイロン、化粧品を詰め込むと35リットルのスーツケースはパンパンになった。拡張させると少しキャリーが押しにくくなるのでなるべく拡張したくない…。先月から思いがけずキャリーケースの出番が多く、買い替えてよかったと思うのと同時に、もう一回り大きいものを買えばよかった…と思わなくもない。でも1~3泊だったらこのサイズで十分なはずで、必要に迫られたときに買い足せばいい。


名古屋に来るのが初めてで、どんなもんかな~と思っていたが、関西や中国地方ともまた違った雰囲気だった。名古屋っぽい場所といえば栄のテレビ塔とナナちゃん人形を通りがかりに見たくらい。でも味仙の台湾ラーメンと新幹線ホームのきしめんを食べられたので、名古屋を結構楽しめたかなという感じ。それよりも、名古屋での仕事がずっと楽しくて、「いい会社に転職したのかも」という気持ちでいられたのがうれしい。もちろん自分はまだ新人で、ある意味お客さま的な立場だからそう思うのかもしれないけれど、それでも楽しいと思えることがうれしい。前の職場も楽しいと感じることはあったけれど、やっぱり「仕事だ」というめんどくささのほうが上回っていた。

はじめてきしめんを食べた感想は、ぷるぷるしていておいしい! でした。出汁がきいたつゆ、たっぷり乗ったかつお節、いい塩梅のおあげ、もちもちの麺、どれをとってもおいしかったです。外食や飲み会続きで胃が疲れていたので、やさしい味が全身に染み渡った。
きしめんを食べ終えて夏の暑い新幹線ホームに出ると、昔NHKラジオ短歌で紹介されていた歌を思い出した。



読んだ本

荒川弘銀の匙
サラリーマン家庭で育った八軒勇吾が大蝦夷農業高校に入学するところから物語は始まる。きれいごとだけじゃ立ち行かない酪農や農業の現実を描きながらも、はじめての酪農や農業に奮闘する姿が描かれている。特にいいなと思ったのは、八軒が学生起業してお父さんと対等に話ができるようになったことです。父親が「大学進学の金は出す」と初めから言っており、苦手なままでも一応お金はもらえたわけで、それでもコミュニケーションをあきらめずに、自分のことや自分のやっていること、仲間のことをわかってもらおう、応援してもらおうと努力していたのは本当にすごいと思いました。


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本当はひつまぶしも食べたかったのだけれど、ひつまぶし店がどこも激混み。でも「このまま帰るの嫌、嫌」ということで新幹線乗車前にきしめん屋に駆け込みました。