狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

ドキワク!目頭切開レポ

思い立って目頭切開をしたのであらましを書いておきます。

動機

昔から目と目の間が広いことと、蒙古襞が張って目頭の肉が全然みえないことがコンプレックスだった。時間(DT)とお金の目途が立ったので、思い切って目頭切開することにした。ちなみに私は整形への抵抗感、ゼロです。以前はエラのボトックスと鼻筋のヒアルロン酸注入をしました。

クリニック、術式

T須クリニック、Z法(275,000円)

クリニック選びはS南とS川とT中央美容以外ならどこでもいいやという感じで(この3院は安すぎて不安)、逆にT須なら術例も豊富だし失敗しないだろうと言うことでT須に決定。Mの森も候補にあがりましたが(友人がMの森で目もとの手術を受けていい感じだったので)、値段もほぼ変わらなかったし、T須クリニックのことが好きなのでお布施の気持ちで選んだ部分もあります。

術前の状態

・蒙古襞が完全に目頭の肉を覆っている
・目と目の間隔:41mm
・まぶたが厚めなことも相まって、もっさりした印象

術後の状態(結果)

・蒙古襞がほぼなくなり、目頭の肉が1mm程度露出している状態になる
・目と目の間隔が36mm
・露出する白目の面積がふえたことにより、目元が明るく見えるようになった

ビフォアフ

感想

やってよかった。施術を受ける選択をした私、ナイス。ただ、「自然な感じに」と伝えたがゆえ、思っていたより控えめな仕上がりになってしまったのがすこし残念。もっとガッツリ切開してもよかったかもしれない。(担当医師は注文通りにやってくれただけなので全然悪くないです)うーんもっと切ればよかった…。
それでも目元の野暮ったさはかなり軽減された。元々奥二重気味の末広二重だったが、蒙古襞が無くなったので、アイテープやのりで平行二重を作っても楽しそうだなと思った。メイクも楽しくて、夢が広がりんぐ。
医師に、ありがとう。(蒙古)襞に、さようなら。そして、全ての悩んだ日々<チルドレン>に、おめでとう。

時系列詳細レポ

カウンセリング

手術を希望する日の1か月前くらいにカウンセリングのみ予約した。予約時間に受付を済ませるとそのままカウンセリングルームへ。待ち時間が一切ない。素晴らしい…目と目の間が41ミリあると先生に言われる。数値的にも離れ目なので目頭切開のするのはいいと思いますよと先生に言われる。もともとそのクリニックでやることは決めていたので、そのまま手術日時を確定し予約、同時に前金の支払いを済ませる。特にオプションのセールスを受けることはなかった。S南やT中央だとキャッシャールームで怒涛のセールストークが始まることを、俺は知っている。

手術当日

当日の動き
 14:30受付、同意書の提出、支払い、術前の写真撮影
 14:50ごろ 手術開始
 15:10 手術終了、そのまま退出(術後の撮影は無し)

支払いと手術同意書のサインを済ませて術前の写真撮影をするとあっという間に手術室へ。肉が見える程度で自然な感じで…とオーダー。元の目の左右差があるため、右目をしっかりめに切ることになった。ペンで先生が切開する線を書き、看護師さんが準備をしながら抜糸のスケジュールを決める。すごくサクサク進んでいく。そのまま麻酔。目を閉じていても手術台のライトが眩しい。麻酔針が細いのでそこまで痛みは感じない。チクチクして反射的に瞼がぴくぴく動く。歯医者の麻酔のほうがずっと痛い。

いよいよメスが入る。なんかサクサク切られてる…という感覚はあった。途中、髪の焦げるようなにおいがして、止血を兼ねて電気メスを使ってるのかもしれないと思った。縫う時にちょっとチクッと感じたが、すぐ縫合は終わる。手術自体は10分もかからず終了。目と目の間が36ミリになった。施術直後から右目の内出血が目立った(これは別にいい)。その場で注意事項を言い渡され、化膿止めの抗生物質と痛み止めを貰う。そのままクリニックを出る。お疲れさまでした。
麻酔のせいか視界の遠近感がつかみにくい。そのまま電車に乗って家に帰る。術後2時間くらいで麻酔が切れ始め、痛みが出始める。目頭がしくしく痛むが我慢できる程度だったが、我慢して目元に力が入ると傷に良くなさそうなので処方された痛み止め(ロキソニン)を飲んだ。適宜ガーゼハンカチを巻いたアイスノンで傷口を冷やす。傷口を濡らしてはいけない&体を温めてはいけないため、お風呂は短時間のシャワーのみで、顔は蒸しタオルで拭いた。(髪を洗う際顔を濡らしてしまう自信しかなかったので洗髪は我慢した)

傷にはタンパク質かな!と思い、夜ご飯にから揚げを揚げ、サラダと一緒に食べた。これから1週間引きこもり生活なので炭水化物は控えめにした。

夜じっくり鏡を見る。縫合の糸に血がついている。腫れはほとんどないが、目頭が不自然に糸で引っ張られていて狐目っぽい。少し目も開きにくかった。そのうち馴染んでくると分かっていてもちょっと不安になる。見れば見るほど自分の目が駄目に見えてきて、特に気にならなかった二重の形すら気になってきた。末広二重が気に入らず、並行二重にするために全切開やろうかな…などと考え始める。むくまないようにタオルで枕を高めに調整して寝る。

経過

DT1日目

腫れはほとんどないが昨日よりは腫れている。腫れより縫合の糸に着いた血の塊が気になった。右目の内出血が目立ち始める。しかし全然痛みはない。散歩がてら近所のポストまで歩くと、帰り道傷が少し痛んだので言われた通り安静に過ごした方がよさそうだと思った。この日も一日に数回アイシングした。一応術後48時間後まで冷やすのを推奨しているらしい。夕方に近づくにつれてむくんで来たのが分かった。
今日から洗顔可のため、目元には洗顔料を付けないように顔を洗う。シャワーを浴びるとふやけた目やにが出てきた。風呂上がりに綿棒で目元の汚れを優しく拭う。頬や額のスキンケアをしていていると、目元が不意に引っ張られて痛かった。自覚は無かったが、自分は化粧水をつけるとき上から下に引っ張るようにつける癖があるみたいだった。傷にベビーオイルを塗ってみる。

DT2日目

翌々日がいちばん腫れるよと話があった通り、昨日より腫れている。しかし、腫れるといっても埋没や全切開に比べると全然大したことはない。内出血が本格的に紫になっていた。朝ラジオ体操をしたが、傷には特に影響なし。鏡を見ると不安になるので、経過の写真だけ撮ってあとはなるべく見ないようにした。この日は一日中PC作業をしていたが、眼鏡と傷のせいでいつもより目が疲れるような気がした。酷使して悪化させるのも嫌なので、アイスノンで冷やしながら机に向かった。風呂あがりは昨日と同じように目やにが出た。が、量は減っている。なんとなくうれしい。綺麗にくっついてくれ~。

DT3日目

腫れは昨日より落ち着いている。痛みは全くないがなんとなく皮膚が突っ張る感じがして、上を見上げる動きがしずらい。それより、眼鏡の見え方に疲れが出てきた。普段のコンタクトの見え方と全然違うし、家で引きこもってずっと原稿をしていたせいもある…目元を酷使するのはよくない。運動もできないため、全身のコリがひどい。耐えきれず散歩に出る。運動できる喜びよ…帽子と眼鏡とマスクを装備しているため、糸がついていることは気にならなかった。夜ご飯は持ち帰りで買ったバーガーキング。オイシェー! 夜、どうしても湯船につかりたくて5分だけぬるめの湯に浸かった。風呂キモチェー!!! ただ、血行がよくなったのか、風呂上りに傷が痛んだ。昨日よりしっかりめにシャワーを浴びたせいか、傷がすこし盛り上がり、赤みが出ている。油断大敵。
DT鬱は完全に終了。出来上がりが物足りなかろうが、手術前よりずっとましなので良しとする。並行二重については傷が落ち着いてからアイプチで作ってみようとおもった。

DT4日目

目頭全体の腫れはほとんどない。が、縫合した部分がかさぶたのように盛り上がっている。かゆい。あくびで涙が出るとかなり沁みる→沁みるからまた涙が出る→また沁みるの無限ループ。
眼鏡が原因の首こりが限界に達する。眼鏡つらい…傷も安定してきたのでなかやまきんに君の世界一楽な筋トレをゆっくりやった。

DT5日目

目頭がかゆい。シャワー後に綿棒で目頭の汚れを軽く拭う動作にも慣れてきた。

DT6日目

まだ内出血の跡がある。糸がついている感覚は全くなくい。しかし傷あとが急に盛り上がってきた!どうする俺!?

DT7日目(抜糸日)

手術台に乗ると早速スタッフの人が糸を取ってくれた。が、これが結構痛い。チクッ、チクッ、チクッと皮膚に小さい切り込みが入るような鋭い痛みが走る。肉切れてんとちゃうか!?と思ったがそんなことは無かった。綺麗に糸が取れた。目頭切開はこれにて全て終了。糸を取る刺激によって目頭が赤くなっていた。パウダールームでコンタクトを入れると、明らかに目と目の間が近くなったのが分かる。そして白目の面積が増えた。ウレシイ…ウレシイ…
抜糸後、腫れ、赤み、創部の硬さが今より出てくるとのこと。そのため3ヶ月くらいは処方の軟膏を塗る。悪化したように見えるが3ヶ月くらいたつと柔らかくなり見た目もほぼ馴染むとのこと。風呂上がりに早速軟膏を塗ると創部が固く盛り上がってる。メイクで赤みは隠せるけど凸凹をカバーするのはなかなかむずかしそう。思ったより跡が残っている、というのが正直な感想。ビフォアフの画像を作ると術前と目が全然違うことがわかった。改めて感動する。目頭の肉が見えてるだけでこんなに目がぱっちりして見えるのか…

DT8日目(抜糸翌日)

しっかり目頭が赤い。思ったより目頭の肉が見えない…?と若干テンションが下がる。でも腫れてるだけかもしれない。
切開後初化粧。目頭にコンシーラーを塗ると固くデコボコしているのがわかる。軽く押すと痛い。仕上がりを見ても目頭に何か塗ってます感が強い。が、眼鏡とマスクでカモフラージュできた(と思いたい)歩いていると、目頭に風を感じる。本当だったんだ…蒙古襞が寒さを防いでいるのは…。そして目頭でつっかえ棒のようになっていた蒙古襞が無くなったおかげか、目を見開きやすくなった気がする。

DT9日目(抜糸2日後)

赤みと腫れがマシになる。軟膏のおかげかな…化粧をしても塗ってます感が下がった。昨日より目頭の肉が見える!!やった!!このまま腫れが引けば理想の目になれるかもしれない。

DT10日目(抜糸3日後)

昨日よりも赤みが引く。赤みが引いたことで、糸が通っていた部分の穴が目立ち始める。これもそのうち目立たなくなるでしょう。目頭がすっきりしたことで、若干整形顔感が出てきた。が、これもそのうち馴染むはず。右目の内出血は二重のシワが寄る部分の紫色が消えたが、まぶた上部の紫色は残ったまま。

術後20日

腫れはなし。傷の赤みはほぼ消え、色素沈着のような茶色になっている。触るとしこりのような違和感があるが、見た目はほとんど普通と変わらない。化粧をすると全然分からないレベルだが、色味は消せても凸凹は残っている。

術後1か月

傷はうっすら見える程度。しこりのような感触は依然として残っているが、しこりの部分は小さくなった。(なお、ここまで毎日風呂上がりに塗り薬を塗っている)
蒙古襞は若干後戻りしたようにみえる。やっぱりもっとざっくりピンク色の部分が露出するように切ってもらえばよかった!!!!と思うが、これ以上切っても寄り目になるだろうし、足りないくらいがちょうどいいのだと自分に言い聞かせる。この時点でピンク色の肉は1mm程度露出している。


おわりに

あと2か月ほどすれば傷も完全に落ち着き、完成となります。楽しみに思うのと同時に、これからずっと「もっと切ればよかった」と思うのはちょっとしんどそうだなと思います。第三者の冷静な意見が聞きたい。とはいえ、元の目とくらべて差は一目瞭然。傷跡も引き攣れたりせずきれいにくっつき、かなり自然な感じで仕上がったので、本当によかったなと思います。


今回のクリニックは値段が張るだけあって、待ち時間はないしカウンセリングが丁寧だし、設備も内装も清潔で綺麗(ただ、先生はせっかちだったが)。富豪になった気分だった。次は歯科矯正編です。