狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。字書きが高じて今の肩書は記者です。

令和の会社員のSentimentalismeに影響を与えそうな一冊を教えてください[2023/4/17(月)]

通勤電車が混んでいる。ぱっと見学生が多く新学期だなと思う。それにしてもテレワークって消滅したんですか? テレワークできる職種の人はテレワークをしてくれ。おじさんが出社したがるから若手がテレワーク出来ないという話も聞く。それにしても毎日2分くらい遅延するので乗換えに余裕がない。通勤路のつつじが満開で、毎日綺麗だなと思いながら見ている。年齢を重ねるごとに花が綺麗だなと思うことが増えた。
会社帰りに街とその不確かな壁を本屋で買った。店頭に平積みされた本が無くなりかけていて、店内の一等地にぽっかり空き地ができようとしていた。みんななだかんだ村上春樹が好きなんだと思った。黒に金の箔押しが美しい。実を言うと、まだ世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読み終わっていない。こちらを読み終わるまで積読として保管しておきたい。
クリーニングに出したコートとセーターを受け取り帰宅。両手が塞がっている。クリーニングの袋から外して衣装ケースにしまった。冬物はしばらくスリープモードに入る。そういえば最近ものすごくねむい。体もスリープモード。
最近エースコックのトムヤム・フォーというカップスープにハマっている。美味しすぎる。そういえばトムヤムクンはタイ料理でフォーはベトナム料理だから、現実には存在しない料理なのかもしれないが、最初からそうであったみたいにしっくりくる。あんまりよくないなと思いながらもトムヤム・フォーと野菜のおひたしなどで夕食。そしたらなんだか眠くなってしまい少し横になってから風呂に入って布団の中で寝る時間まで作業をした。

日記本のタイトルがなかなか決まらないのでChatGPTに同人誌のタイトルを考えてもらう。

>日記をまとめた本のタイトルを考えてください。罪悪感にさいなまれた日曜の夕方は散歩に出るといい、といった記述があります。少し寂しい感じもありながら、おだやかで安心できるタイトルがいいです。
>「罪悪感、夕方」の要素を強調してください

以下、ChatGPTが考えてくれたタイトル。
「散歩する日曜日〜罪悪感から解放された夕暮れ時の旅〜」
「日曜日の散歩、罪悪感から解き放たれた静かな夕暮れ」
「日曜の散歩道、罪悪感を背負った夕方に安らぎを」
「散歩する時間、罪悪感に包まれた日曜日の夕暮れ」
「日曜日の散歩、罪悪感を抱えて出かけた夕方の心地よい散策」

端的にいってすごい。ここまで精度が高いと、プロットの相談をするのもよさそう。


見た映画

コーダ あいのうた

コーダとは耳の聞こえない親を持つ子のこと。東京ポッド許可局の「コーダ あいのうた論」を聞いてから興味を持ち、見てみた。すごくおもしろかった。両親、兄はろう者で主人公のルビーだけが耳が聞こえる。そのため、家業の手伝いをしながら、家族と外部の人たちとの手話通訳をしていた。そんな中、歌の才能を認められ音楽大学への進学を志すが、ルビーがいなくなると家業がたちゆかなくなると家族は反対する。ヤングケアラーにも似た問題。家族はろう者だからルビーの歌を聞けないし、どれくれいすごいのかもわからない。兄は自分たちの力だけでなんとかやろうとしていたが、母は「私たちのベイビーがいなくなっちゃうのよ」と反対する。父は背中を押してやりたいが、生活がかかっている以上どうしたものかと葛藤していた。母はルビーが産まれたときのことを思い返し「聞こえる子だったら聞こえる気持ちが分かってあげられない、だからろうの子でありますようにと願った」と語る。母親として娘を愛している気持ちがありありと伝わって来た。父が免許停止になったあたりからのまさに「映画!」という感じの展開がよかった。

読んだ本

岡本学「our age」

謎の女、写真の中の謎の塔をめぐる話。芥川賞候補らしからぬミステリ小説。最後の伏線回収にご都合主義を感じてしまって駄目だった。でも、モデルになったであろう飯田橋ギンレイホールには何度か足を運んでいたので、名画座の古めかしい雰囲気が感じ取れてよかった。

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最近、これだ!という本に巡り合えていない。令和の会社員のSentimentalisme に影響を与えそうな一冊を教えてください。

ちなみに去年の10月に図書館で予約した朝井リョウ「正欲」の順番がやっと回ってきました。半年かかった…しかも他の時期に予約した本(とんこつQ&A、この世の喜びよ)もなぜか一気に順番が回ってきた。読み切れるか!?私にはゴールデンウィークという伝家の宝刀があるが、日記本の作業で潰れる予感がしている。表紙がノータッチ。