狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

現実/非現実フィルター 2023/02/11(土)

思い立ってジェルネイルをすることにした。爪を塗るのはセルフのポリッシュしか経験がない。いつかやってみたい、という憧れだけが脳の片隅に堆積していた中、そういえば今週はハロコンもあるし同人イベントもあるし、やるなら今なのでは?と思い、すぐに予約した。
予約した店は雑居ビルの一室で、なんとなく会社のオフィスっぽくもあった。5種類のデザインの中から選ぶコースで、予約時からかわいいと思っていたカジュアルなデザインにしてもらう。琥珀のような焦げ茶のマーブル模様&一部のみ乳白色と金のワンポイント。のネイリストのお姉さんに自分から話しかけて相手の機嫌を取る実験をしてみる。するとそれが功を制したのか、すごく和やかな雰囲気で施術が進んだ。甘皮処理をした時、出てくる甘皮の量にビビったし、マニキュアを塗った爪にブラックライトを当てると即硬化するのがすごかった。苦もなく爪がカチカチ・ツルツルになった。3週間~1か月ほど持つらしいけど、その間に対面の面接が発生したら落とさなくちゃいけない。ぴえん…本当に急にネイルをしようと決めたので、自爪を伸ばす時間がなかったが、短くてもその短さが気にならないデザインで本当にかわいい。


駅ビルで明日の差し入れを調達してから中野へ移動。移動中もずっと爪をながめてしまう。定食屋で早めの夕食を食べた。オーダーしたのは新春開運定食。鶏のメンチ、白菜ロールキャベツ、里芋の揚げ出し、大根の酢漬け、小鉢、とボリュームたっぷり。手作り感満載で美味しかった。隣の人が食べていた素食定食の筑前煮がものすごくおいしそうで、次に行くときはこれを食べようと思う。毎日こういう和食が食べられたらいいのになぁ……最近油ものがきついのだけれど、それを食べざるを得ない状況が続いている。そんなこんなを含めて、もう本当に会社辞めたい…と思う。ちゃんと生活をしたい。


サンプラザに移動。日が暮れてもそこまで寒くなくてもうすぐ春になるのかもしれない、と思った。グッズはすんなり買えたが、レジの直前で佐々木さんの日替わりが売り切れてしまった。グッズを買ってから夕食を取ればよかった…今日で私のサンプラザ公演は最後。中野サンプラザは取り壊しが決定していて、リニューアルオープンするのは2028年。よく目に焼き付けようと思った。
席は一階席の後方だったが通路側かつ前の席の人がいなかったため非常に見やすかった。岸本ゆめのさんの表情が終始豊かでさらに大好きになったし、福田真凛ちゃんの唯一無二の雰囲気に圧倒されたし、秋山真緒さんは目立つタイプではないけどマジでダンスがうまいし、佐々木莉佳子が良くやるポーズを生で見たとき「ここ進研ゼミでやったところだ!」になったし、上國料萌衣さんは、オペラで見なくても美しいのが伝わってくるし、なんといっても次々続々の竹内朱莉さんが本当にかっこいい。ターケー!
後半の希空のハーフツインのヘアメが衣装とマッチしていて本当にかわいかった。つばきが歌う「愛されルートAorB?」の歌割を自分なりに予想していったのだが、希空ちゃんに「もうやめたいめんどくさーい」を歌ってほしいな!と思っていたらほんとにそこのパートで歌っていたので最高だった。アンジュルムは終始アップテンポで歌い踊ってかっこいいし、つばきファクトリーは切ないながらも力強く舞って美しい。チームBは個人的に最高の組み合わせだなと思った。

ステージと客席の間には現実と空想世界を隔てるフィルターのようなものがあって、まるでスクリーンに映し出された映画のように、私がいる現実の世界から彼女たちがいる世界を見ているような感覚に陥る。しかし実際、メンバーがパフォーマンスしているのは現実だし、この日のためにトレーニングやレッスンを裏で頑張っていることも知っている。つまり、現実味がないくらい素晴らしいパフォーマンスが目の前で繰り広げられているわけで、非現実に私を誘ってくれる彼女らは超人だと思った。そして、体に激しく響いて来る歌声、目に飛び込んでくるキラキラの照明、完璧なパフォーマンスは何より本物なのだった。


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洗いざらいさらけちゃって 古い世界飛び出ちゃって


家に帰って風呂に入り、明日のイベントに向けて感想の手紙を書く。余韻と明日のドキドキで眠れないかも…と思ったが疲れていたせいかすぐに眠れた。