狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

ビッグサイトで神に会う→上野動物園でパンダさんに会いアイドルを感じる[2023/02/12(日) ]

朝起きて、化粧して、1時間ちょっとのりんかい線、知り合いねぇ、PASSもねぇ、握りしめるはこの手紙!

My神の新刊を買うためだけにビッグサイトに行ってきました。気合い入れて化粧して、前日にネイルサロンに行って、差し入れと手紙を用意して、スペース番号を確認して、準備は万端です。
11時前に会場に入る。久しぶりの一般参加!まず、人の多さにビビり、そして机の真ん中にあった感染防止の衝立がなくなっていることに気づいた。衝立なくなったの嫌すぎる…一生一蘭方式が良かった。少し会場を歩いてウォーミングアップ&イメトレしたあと、神のスペースへ。サンプルで見た表紙の本が置いてあり、店番をしている人がいた。この時点でラピュタって本当にあったんだ…と思った。

「こんにちは。新刊1冊ください」
「ありがとうございます○○円です」
「(お札を出し)おねがいします」
ドキドキしながら神を見ている。自分は割と気軽に話しかけてしまうタイプだがあり得ないくらい緊張している。微妙に手が震えていた。
「△△円のお返しです」
お釣りをもらいながら(言うなら今だ)と「以前○○って本出されてましたよね?」思い切ってと聞く。はい、と返ってきたので簡単に過去の本の感想を伝え、名乗った。そしたら神が覚えていてくれました。(好きな人が優しかった・ピース!)ここですかさず手紙と差し入れを渡し、今回本を出してくださって本当にありがとうございます、とペコペコしながら伝える。だってこの人の書く小説が本当に好きだから。向こうも感激した様子だった。3年分の思いを話した(重い)。
別れ際、半分社交辞令だと思うが「是非またお話ししましょう!」と言われた。私もお話したいし、連絡先を交換するチャンス!と思わなくもなかったが、切り出すことなくバイバイして別れました。というのも、奥付のメアドやpixivのメッセージ等を使えば連絡はとれるし、神の性格と私の性格が合わない気がするから(最大限オブラートに包んだ表現&直球表現)。別に性格が合わなかろうが話すことは可能だし、おそらくご本人もいい人なんだけど、見え隠れする情報と過去の経験から察するに深い付き合いは避けたほうがいいなという予感がしている。実際、交流があった頃はつかず離れずの距離感でいた。こんな書き方をすると嫌いなの?と思われるかもしれませが、神のことは大好きです。どうせ失うくらいなら繋がりたくない。好きは伝えたいけど認知されたくない(もうされてるけど)。できることなら有象無象のままでいたい…一方的に神だと崇めたい。つまるところ私が過去の失敗経験からコミュニケーションを節約しているだけなので神は一切悪くないです。自己満足でも、感謝と好きの気持ちを伝えられてうれしかったです。感想は送る側をも救う。


してもらっちゃいないからしてあげないなんて それじゃ愛なんて絶対生まれないんじゃない

ブスにならない哲学ハロー!プロジェクト モベキマス

イベント終わりと言えば焼肉!ということで久々に好きな焼肉屋で焼肉定食を食べた。思いがけず来られてよかったが、前回来たときより500円も値上げしていてびっくりした。スープがテールスープからわかめスープに変わっていたし…でもお肉も小鉢のすじ煮込みもキムチも変わらず美味しかったので、また行くと思います。

銀座線で末広町へ移動。ハロショで予約していた加賀楓さんのFSKを受け取り、そのまま歩いて上野動物園へ。今日の目的はやまざきめいののパンダさんだいすき!聖地巡礼をすること。今日は最高気温が17度と高く、15分ほど歩くと上着が要らないくらい暖かく感じ、実際汗をかいていた。日曜日の上野公園はとにかく人が多かった。外国人観光客の姿も多く目にして、いよいよコロナ前に戻ったみたいだなと思う。園内に入ると、家族連れ、友達同士、家族連れ、カップル、家族連れ、家族連れといった構成で、とにかく子供の比率が高い。動物園だから当たり前か。入園の時点でシャオシャオ、レイレイ(双子)の観覧受付は終了していたため、リーリー(父)を見に行く。実のところパンダを見るのは初めて。めちゃくちゃワクワクしていた。(上野動物園には2,3回訪れたことがあるが、毎度なぜかパンダの観覧をやっていなかった)



パンダの森に入ると、いました!!パンダさんが!!本当に白と黒だ!(お尻のあたりは土で汚れていたが)どっかり腰掛けて笹を食べていました。思ったより大きいし、熊っぽい。しかし突然、笹食ってる場合じゃねえ!ばりの機敏さで立ち上がったかと思うと、颯爽と目の前を駆け抜けていきました。奥の室内エリアに移動したようで、来園者達も室内エリアに向かって列を作る。列を待つ間、「やまざきめいのパンダさんだいすき」で、「パンダさんを見るパンダさん」を見た。やっぱかわいい。しばらくして順番がまわってくる。リーリーはまた笹を食べていた。ひと噛みごとに頭の筋肉が動いていて、噛む力が強そう、と思った。パンダは大人になると一人で暮らし、繁殖期だけ番うらしい。パンダは孤独こそ最強の生き物だった…?

その後、西園の動物を一通り見てから休憩。めいちゃんたちが座ったテーブルで、めいちゃんたちが食べたパンダだんご、パンダまんを食べた(竹皮パンダ弁当は流石にお腹に入らなかったのでパス)。いかにもオタクらしい行動。



ここまでして、自分は自分が思っていた以上にパンダさん(山﨑さん)のことが好きなのかもしれない、と思う。譜久村さんが「その辺を飛んでる鳥とかにも感謝しちゃうくらい幸せ」って言ってた気持ちが分かる。誰かと何かを分かち合うのは幸せ。しばらく、不忍池に浮かぶ枯れた蓮を見ながら微睡む。曇り空にうっすら西日が差して、なんだか不思議な景色だった。閉園30分前に「もうすぐ閉園だよ」のアナウンスが流れ、動物たちは閉園を待たず室内の飼育場に帰っていく。園内は人もまばらになってきて、どこか切ない雰囲気が漂っている。穂村弘の「もうおうちにかえりましょう」を思い出す。まだ帰りたくないけど、帰る家があるのはいいことだ。戦利品の袋の重みを感じながら帰路についた。


夜、インターネット力(ぢから)を駆使した結果神のTwitterを発見した。小説を書いていないときも楽しく暮らしていたらしいことが分かって安心したと同時に、フォローはしないでおこうと思った。虚像としての神への憧れが実像と結びついたことで、感情が昇華され、一つの区切りがついたように思う。つまるところ、神は人間だった。幻滅したとかそういう意味ではなく、地に足がついた感覚。