狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

好きなものだけを信じる

5月後半から6月前半は本当にこころの余裕がなかった。
普通に仕事してても電車乗ってても布団の中にいてても常にしんどくて、「生きるのってこんなに大変だっけ…」と何度も考えた。死にたい…みたいなそういうネガな感じではなく頭がキャパオーバーで処理落ちしてる感じで、一日数回ふとしたときに落涙しかける生活でした。落涙つらい!!!
いちばん近い例えは「早く人間になりたい」という気持ち。いつまでも半人前の気持ちでいたから、早く年相応の人間になりたいな…という謎の焦りがあって、
(余談だが妖怪人間ベムは見ているととても切ない気持ちになる)

なので意識して早く寝たり、人と喋ったり、本を読んだり、絵を描いたりしたところ、徐々にこころが回復しつつある。

ジブリ美術館に行った

長年いつか行ってみたいな~と思いつつ、行けてなかった場所。いつかっていつ? 今でしょ! いつかはやらなきゃ永遠にいつかのままなので、憧れを現実にするために、かつ人生の残タスクを減らす意味も込めて行ってきた。

入った瞬間ジブリ、ないしは宮崎駿の「癖(ヘキ)」をビシビシ感じて身震いしちゃったね。机のまわりには沢山資料(百科辞典、専門書、etc…)とにかく読書量に圧倒される。やはり読まなきゃ書けない。
そして映像展示室で見た短編作品「たからさがし」がすごかった…「アニメーション」って「動き」で「立体」を表現するんだよね、と再確認させられるような作品だった。羅小黒戦記を見たときにも同じことを感じたけれど、重さや重力、モノの立体感が感じられる作品を見ると鳥肌が立つ。

割と軽い気持ちで行ったんだけど想像を超える満足感で、また近いうちに行きたいなと思った。ほんとに楽しかった〜

いつか行きたいシリーズに宝塚市にある「手塚治虫記念館」があるので、次回は大劇場観劇も兼ねて宝塚にいきたいと思います。

Twitterとの付き合い方

久々にTwitterアプリをスマホにいれた。(アプリだとついTwitter見てしまうので普段はブラウザからのみ閲覧)が、やはりトレンドワードなどを見てしまうので良くないと思ってすぐ消した。トレンドワードはたいてい何かの論争が起きていて、強い言葉や悪い意味での独断と偏見に溢れた投稿が散見されるので疲れる。ものによってはショッキングなものもあるし、嫉妬の種になりうるものもある。情報は自分が見たいと思うものだけ見たい。もちろんそれはそれで偏りが出るけど、心地よく過ごすためには大事な事だと思う。

あと、最近右手が腱鞘炎になった。一応右手で重いものを持ったりしないよう気を付けてはいる。が、なんだか長引きそうな雰囲気をひしひしと感じる。健康って失って初めてその尊さを知る…みたいなところがあるよね。健康第一…



<読んだ本>
・『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太著
執筆のメインジャンルが小説ではないが、「書けない」にとことん向き合う良書。理想化から離れて書く、下手に自分を信用しない、とかある種の諦めを以って書いているのがいい。「より良いものを書きたい」と思えば思うほど筆が動かなくなる、は本当に気持ちが分かる。プロでも書くのはしんどいという事実は、アマにとっての希望にもなりうる。(反面、最近の書けなさをプロの書けなさへ投影して自分を慰めているなぁと薄々感じてる)。
「自分はいつかすばらしい何かを書く(書ける)はず」という妄執から覚め、「これはまったく満足のいくものではないが、私は今ここでこの文章を最後まで書くのだ」と引き受ける……やはり完成こそが正義。渾沌さんに目口を開けたら死んでしまった、の説もすごく唸った。頭の中の妄想は最高なのに、作品としてアウトプットすると(…あれ?)になるのはあるある。
アウトライナーを色々試す中で、全員Wordを酷評しているのが笑った。
読書猿さんの「独学大全」はすごく気になるので、近いうちに読みたい。

明るい意味で「書けなくてもいいんだ」という気持ちになったので、そろそろ2か月近く野ざらしにしている原稿に手を付けたい。野ざらしと言えば、最近全然落語を見に行けてないので、そろそろ浅草に行きたいです。


youtu.be
メタル好きの友達に教えてもらった曲。なんだこのブチ上がり力は…最高だ!



今週を乗り切ったらとりあえず色々一段落して、次に進める予定。
今月も楽しい予定が盛りだくさんです。自分を鼓舞しつつ、熱し過ぎないようにやってきます。