狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

夏の終わり

シャバに戻ったぜ

今朝会社にいくのがとてもしんどかった。腹は痛いわ息は上がるわ…これは半分にメンタルのせい。自分はメンタルが腹に来るタイプ。もう半分は単純に体力が落ちて、かつ肥えたから。夏休みで本当に肥えてしまった。朝晩ウォーキングかランニングしていたが、運動不足が否めない。
電車がまだ空いていたのが救い。座って会社まで行く。今日はとりあえず職場に着けばなんとかなるから…と自分を宥める。自分を宥めながらする出勤ってしんどい。別に今の仕事じゃなきゃダメな理由もないし、本格的に身の振り方を考えなければならない。やりたいことが無いわけじゃないが、それを実現したところで生活できるか分からない。何をするにも先立つものは必要。夢はもう夢じゃないって歌ってたらぁらちゃん、助けて!!!!!

思えば7月の下旬辺りから割と不調の日が多くてすべてに対して鬱憤が溜まっていた。仕事に対しても、生活に対しても、趣味に関しても。どうにかこうにか宥めて、なんとか今の最善を尽くせるように、と思って行動していたが、もしかしたら色々限界だったのかもしれない。

2週間ほどすべての義務から離れて、かなり気持ちがゆっくりした。布団に入って将来の不安や過去の嫌な出来事を思い浮かべて眠れなくなることもまぁ、あったにはあったけど、毎晩寝落ちするまでとことん読書ができて本当に幸せだった。明日のことを気にせずに夜更かしするのは楽しい。最近、夜更かしができなくなったなぁと思っていたけど、それは生活を犠牲にしてはいけないという無意識下のセーブがかかっていたからで、すべてから解放されると夜更かしだってできるようになるんだなと思った。絵も描けたし、溜まっていた作業も少しずつすすめられたし、本当によかった。もうここまで来たら在宅を極めたる!意地でもここ(住んでる地域)から出んわ!!!とおもって、ずっと自宅周辺だけで夏休み過ごした。図書館、公園、スーパーくらいしか行ってない。完全にいつもと違うレイヤーで日々を過ごしていた。

夏の終わり

何回か公園で読書をした。屋外なので虫刺されだけが厄介だが、虫対策さえすれば最高に気持ちいい。本とシートとチェアを持って自転車をこぐ。途中で飲み物やお菓子を買って、公園に着いたらあとはゴロゴロするだけ。楽しい。流石に真昼間は暑すぎて無理だけど夕方になると普通に過ごせるくらいには涼しくなる。日が暮れてきたら家に帰って、シャワーを浴びて、ビールを飲む。最高!
今となってはちょっと足を延ばして渓谷の川べりで読書してもよかったなと思うが、あとのまつり。まぁ、いつかの週末に行こう。



引いていった潮がまた再び満ちるように、ゆっくり状況が良くなってるような気がする。7月はまさに「挫折を経験中!*1」だったな。なんか。良くなってるのは本当に気だけだけれど、病は気からというし。しかし毎年、夏休み終了後何らかの事件が起っている。今年も何か起こるんじゃないかと気が気じゃない。なんなの? 夏休み明けって人生の逢魔が時なのか? なんにせよトラブル起きないなといいな~と思っています(一級フラグ建築士?)。

自分の文章ってセルフ突っ込み多すぎてキショいなと思うが、直すのが難しい。


見た夢の話

H×Hの舞台のバックステージツアー&トークショーに来ていた。(夢の中の話、実際にはそんなものは無い)トークショーの最後、なんと冨樫先生が登場。しかし、ベッドに横たわったままで、見るからに具合が悪そうな様子。声は元気だった(何度も言うが、夢の中の話。実際にこんなことは無い)そしてなぜか、冨樫先生の前で参加者一人ずつ自分の夢を発表する
流れになり、私は緊張しながらも「私は舞台が大好きです!立派な舞台人になります」と宣言していた。私は舞台は好きだが、今はだいぶ熱が落ち着いてるし、舞台俳優になろうと思ったことなど一度もない。本当に謎。冨樫先生は静かに頷いていた(繰り返すが、これは夢以下略)。そこで目が覚めた。

寝る前に冨樫先生のTwitterを見たのと、その日ピングドラムの「きっと何物にもなれないお前たちに告げる」について考えたせいかもしれない。


読んだ本

萩尾望都「11人いる!」

恥ずかしながら萩尾望都初読。SFものだと聞いていたが、宇宙を舞台に密室ミステリ要素、恋愛要素、青春要素、SF冒険要素、性と種族の問題、いろんな要素が入っていて、それが互いに邪魔をせず、爽やかなラストへ導く。なんだこれは!これは名作と呼ばれるのも頷ける。それにしても萩尾望都の描く少年は美しいですね。金髪のツヤツヤした感じの表現が綺麗。フロルがずっと体格について気にしているのもかわいいですね。タダが昔の記憶を思い出すシーンが秀逸。ゾクゾクした。そして’16の演劇女子部で11人いる!を上演していたのですね…どぅーのタダと小田さんのフロル見たすぎる。

川﨑大介「僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ

三人称で語られるフィッシュマンズ。映画フィッシュマンズを見たときとは少し違う印象を受けた。デビューから佐藤の死まで傍にいた人。とくに「チャッピードントクライ」のときのかわいっぽさについて語ってるところがいい。わかる。かわいっぽいんだよね、初期の彼らって。そこで培われていた(もともと持っていた)やさしさがいかれたBABYとかナイトクルージングにつながっていくのかな。いかれたBABYは「好き」とか「愛してる」ってワードが一回も出てこないのに、100%のラブソングだって誰でも分かる。現世利益にこだわらず、僕は君を想う、それだけ。イノセントなかわいい愛だ。小山田圭吾に対して「俺こいつ嫌い」ってわざわざ言ってくるのがなんかかわいい。
そして米国音楽に掲載された海辺の写真、本当にいい。何度見てもいい。犬と肩くんでる佐藤がかわいい。



健やかに生きたいっすね~~。とにかくダラダラスマホ見てしまう時間をなんとかしたい。どうする? 書こう! 小説を。


最近になって「名作」と呼ばれるものを読んだり見たりするようになったけど、なんでもっと前に読んどかなかったんだと思う。でも、小説を書き始めたからそう思うのであって、きっと今後新しい趣味にハマったときは「何で○○(その趣味に関すること)してなかったんだ」と思うことでしょう。人生ってそういうもんじゃないですか?(投げやり)

*1:初めてを経験中