狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

原稿にやる気不要説

一週間で1万字ちょい書きました。まずまずいい出だしです。
やる気は出たり出なかったりです。「書きたい!」けどやる気はいまいち…という日の方が多かった気がします。
でも1万字書けました。
一週間で一万字ぽっち?うるせーな俺には俺のペースがあんだよ!!!

8月全くと言っていいほど書けなかった人間がどうしてまた書けるようになったのか?

「毎日机に向かったから」です。

以上です。



ある日私はこんな記事を見ました。

note.com


記事にはこう書かれています。

「作業開始にやる気や意志は必要ない」
「やる気が無くても毎日机に向かって1/100だけ作業しろ」
「とにかく毎日書く」
「書く作業を習慣化して脳死で作業すれば原稿は終わる」

※全て私主観の要約です


大変感銘を受けました。
そして私にも覚えがあったのです。


今年の2月、イベントまで1か月を切った段階で、私はかなりのピンチを迎えていました。
原稿の進みが悪く、到底間に合いそうになかったのです。

内容を妥協する?(短編集だったので収録本数を減らせばなんとか本は出せる)
発行を延期する?

色々考えた結果、自我が「なにも妥協したくない!!」謎のわがままプリンセスっぷりを発揮しました。
もうこれは締め切りまでとにかく書くしかない、と決心し、作業を朝方に切り替えました(9時半就寝4時半起床、そして出勤時間までひたすら書く)
真冬の明け方に起きるのはとてもしんどかったですが「書かないと終わらない」のが分かっていたので、脳死で布団から出て、脳死でコーヒーを淹れ、脳死で机に向かい、ひたすら執筆すること3週間。
早起きに慣れた頃になんとか予定通りの話を書き終え、新刊を完成させることが出来ました

脳死で完成させた原稿、さぞかしお粗末な内容になっているのではないか…と畏怖しましたが、そんなことはなくある程度のクオリティを維持できたと思いますし、実際多くの人に手に取って頂けました。


つまり、何の魔法もいらない。
またあの時の繰り返しをすればいいだけだったのです。
私は先週一週間、毎朝5時半に起きて出勤まで作業をしました。
(以前より起床時間は1時間遅らせて、夜も少しだけ作業してます)



私の好きな作家も大抵「とにかく決まった時間に机に向かう」スタイルで執筆しています。
というか、好きな作家ほぼ全員このスタイルです。例外はありません。
プロでもそうなのですから、アマ二次創作小説書きのやる気なんて当てにする方が間違ってる気がしてきました。作業にやる気は必要ない。ただ、書けばいいのです。


書き始めたらもっと書きたくなって、そのまますんなり2000字くらい書けちゃうかもしれない。全然気持ちが乗らなくて100文字しか書けないかもしれない。でもどっちでもいいんです(締め切り前除く)
とにかく毎日書いたという実績が自信となり、作品となるのです。



ま~~~それが難しいんだけどな~~~。

昔、短歌を毎日1首作るのを100日続けたことがある。それも最初始めた頃はしんどかったけど習慣化すると「今日まだ短歌つくってない!」って落ち着かなくなったから、小説も早くその状態になればいいだけなんだよな。歯磨きと一緒で習慣化すればどってことないから、がんばろ~~~。




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好きな作業用のBGMです。

創作お嬢様たち、頑張りましょうね。