狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

引越グラフィティ2

引越しって旧居での作業が一番面倒で、新居での作業のほうが断然早く終わるし気楽な気がする。それはもちろん新しい生活の実感が伴うことでのワクワクがそうさせているのかもしれない。
やっと新しいカーテンが届き(なんと配送に3週間近くかかってしまった)新居の荷ほどきや急ぎの買い出し、手続きがほぼすべて終了した。そしたら気が抜けたのかどっと疲れが押し寄せてきて、幼少期のトラウマ詰め合わせセットみたいな悪夢をみて今朝の寝起きは最悪だった。夢って自分がすっかり忘れていた(と思い込んでいた)記憶をピンポイントですくいあげて再放送してくるから怖いなぁ。


新居での生活は全部ではないにしろ「こうしたいなぁ」って希望をかなえられている。なのにどうしてかままならないなぁと思う。というか、漠然とつらい。原因不明のつらさがある。仕事も住環境も変わって、疲れているだけなんですかね? じゃあどうしたら疲れ、とれますかね…メンタル激落ちくんっていうより、元気のMAX値が限りなく低く設定されてしまった感じ。過去の経験上、この状態だと映画を見るとかサウナに入るとか、一時しのぎ的になんとなくストレスを慰労したところで、対処療法的な働きしかせず根本的な解決にならない、多分。結局のところ、今のリズムと環境に慣れることでしかこのつらさは払拭できないのだと思う。
でも一応やりたいことはあるんで(喫茶店プリンアラモードを食べるとかサウナに入るとか)今週末は時間をみつけてそれをやろうと思います。


週末の日記

関西に行った。
関西に行くと、伊丹や新大阪あたりはまだ標準語を話す人が多いが、梅田のコンコースくらいまでいくと大半が関西弁を喋る人に取り囲まれる。普段、街を歩いている時イヤホンをしていることがおおいのだけれど、関東を出ると、その土地の言葉を聞きたさにイヤホンを外して歩くことが多い。
それにしたって大きな声で話す人が多く、快活な雰囲気が流れている。東京だと、カフェで友達どうし向かい合わせに座っていても無言でスマホを弄っている光景をよく見るが、関西でその光景を見る場面は少ないがする。個人の体感だが。

訛りを聞くのが好き、と書いたが、京都なんかに行くとたまに店員さんがわざとらしい京都訛りで接客している場面に遭遇する。その時(これって多分サービス関西弁だよな)と思ってしまうよ。おもてなしの一部なんだろうけど、(お前らこういうのが好きなんだろ?)感にうーんと思ってしまうこともある。
(お前らこういうのが好きなんだろ?)感を感じるのは、京都市営地下鉄の発車ベル。和風ではんなりした音楽なんだがこう…くどい感じが…

でも、たまたま206番の市バスに乗った時はうれしくてくるりの「京都の大学生」を聞いてしまったし、森見登美彦作品に出た街角を見るとわくわくしてしまう。この差って何ですか。悪口を書いてしまいましたが、京都はのことは好きです。

帰りに乗った飛行機がたまたま鬼滅ジェットだった。撮影した面の裏側には柱たちが描いてあった。飛行中、梅雨前線の影響で揺れまくったが、柱パワーで絶対に落ちないだろうという謎の安定感があった。


551のレストランで蒸したての肉まんと焼きたての餃子をたべた。うますぎ!!!!ビュン!!

お土産にりくろーおじさん買ってかえろ♪って思ってたのに、伊丹はJAL改札内にしかりくろーの店舗が無くて買えなかった…悲しみ…私はチーズケーキを食べたいんじゃない。りくろーおじさんが食べたいんだ。諦めきれない。送料はかかるが通販しようかな。口が完全にりくろーおじさんの味になっている。なんなら551も通販したい…
旅行のお土産って不思議で、実際にお土産コーナーにいるときは(別に買わなくてもいいかな…)って思うのに、帰ってきたら「買えばよかった!」になるパターンが多い。やっぱりしない後悔よりする後悔…ってコト!?


飛行機はど真ん中のシートに座っていたため、外の様子がほとんど見えなかった。ガタガタ揺れる装置で大阪から伊丹にテレポーテーションしたような心地になった。移動の実感がわかない。移動の実感と言えば、東海道新幹線に乗ると2時間も経たずに名古屋につくからびっくりする。自分は座っているだけなのに景色だけが高速移動するので妙に疲れる気がする。長距離移動時は基本的にずっと外の景色を見ながらぼーっとすることが多い。景色を見ながらぼーっとするのが大好きなのだ。


羽田から帰るバスの中、雨が降っていたこともあり妙にセンチメンタルな気分になってしまった。こんなに切なくなることってある? ってくらい切なかった。今日の楽しい瞬間が「思い出」に変化する事へのさびしさ、みたいな、上手く言葉にできないけどそういう軽い絶望みたいなものが多くあった。


<読んだ本>
岡本真帆「水上バス浅草行き」挿絵がかわいい、フォントが太めのアンチックで漫画みたいでかわいい
千葉雅也「オーバーヒート」文体は軽い感じだけど純文~~~って感じもあり良かった。良い。ひりひりするような比喩表現と主人公の自意識がかなり好きだった。
左右社「〆切本2」
岡野大嗣「音楽」

舞城王太郎の「深夜百太郎入口」を図書館で借りたのに読めていない。
読みたい本がありすぎる。一週間くらいスマホをクローゼットの奥深くに押しこんで、ひたすら本を読みたい。(じゃあ夏休み、それやれば?)



今〆切がある短歌があってその作業をやっているのだけど、締切が発生した途端つらくなるから私は〆切に向いてない人間なのかもしれない。