定期的にテレビを見るのが怖い時期が来る。
具体的に言うと、ドキュメンタリーを見られなくなる。
今現在、そういう時期です。
私は基本的にＮＨＫの番組が好きだ。
ブラタモリ、にっぽん縦断こころ旅、ＮＨＫスペシャルの宇宙・自然系の番組、サラメシ…好きな番組は色々あるが、中でもプロフェッショナルやドキュメント72時間の２つが特に好きだ。
（ドキュメント72時間に至っては感想を送りまくったりリクエストを送りまくったり、観覧に行ったことがあるくらいには好きだ）
でもこの２つの番組を見られない時期が定期的に来る。
なんだか、その番組を通して「頑張る人の姿を見る」のがつらくなるのだ。
普段だったら頑張ってる姿を見て「私も頑張ろう」と思えるのだが、気持ちが落ちてると「世の中にはつらい状況の中でも頑張ってる人がいるのに、私ときたら…」という風に勝手に比較して落ち込んでしまう。番組をみるとこういう気持ちになる時期はもう、体感でわかる。
プロフェッショナルはまだいい。一流の職人やその道のプロなど、私とは生きる世界の違う人たちが出てくるから。まだ「すごいな～私も見習って頑張らなきゃな～」と多少のん気な気持ちで見ていられる。
でもドキュメント72時間は駄目だ。プロ密着型の現場もあるが、街角等の密着だと老若男女、様々な素人が出てくる。等身大の「がんばってる」素人、「たのしげな」素人を目の当たりにすると非常につらい。モロに自分の境遇と照らし合わせて、比較して、辛くなる。
もちろん「がんばってない」素人、「すさんでいる」素人もたくさん出てくる。でも身の上話や過去のつらいエピソードなどを聞くと一気に駄目になる。自分の浅はかさや短略的思考が嫌になる。
ここまで書いていて、自分は「がんばってる自分」が好きで、「がんばってない自分」が嫌いなんだと実感した。自分はどんなこともやれると思ってるし、やりたいと思っている。仕事だって、その道のプロになりたいし、なれると思ってる。趣味だって同じだ。でもなかなか「なれない」からつらい。
なんというか、まずは他人と比べることをやめたいですね。
最近読んだ本
・panpanya『動物たち』『足摺り水族館』『グヤバノ・ホリデー』グヤバノ…食べてみたい…カステラ風蒸ケーキといい、グヤバノといい、panpanyaさんのもつ食への求心力はなんなんだ。
・架神恭一・辰巳一世『完全HIP HOPマニュアル』HIP HOPカルチャーの解説書…と思いきや完全なお遊び本。クソワロタ（死語）
・筒井康隆『懲戒の部屋―自選ホラー短編集―』懲戒の部屋怖すぎワロタけど皮肉がききまくってて違う意味で怖い。大好きな熊ノ木本線が収録されてたのが嬉しかった。
・穂村弘『人魚怪獣説』クリスマスに蕎麦屋に行く話本当に好きすぎる。スターバックスが怖い…と言いながらもスタバのサイトで連載持ってた穂村さん、さすがとしか言えない。というか、ほむほむは自分のことを冴えない、モテないといいつつガールフレンドとのエピソードに事欠かないし…あの喋り方といい風貌と言い、ずるい人だなと思う。
最近見た映画
・鬼滅の刃-無限列車編- 煉獄さん、無敵？本当に死ぬのか…？→マジで死んじゃったよ…なんだろう、登場即死亡だからこそ炭治郎の心に強く刻まれたのか…？理想の上司だよ煉獄さん…
「くやしい…不甲斐ない…壁を乗り越えてもすぐに次の壁にぶつかる…」と嗚咽する炭治郎を「うるせー落ち込む暇があったら鍛錬だ！！！来い！！！」って泣きながらひっぱってく伊之助が…いいね。煉獄さんみたいな強マインドになりたいよ私も…
・蒼穹のファフナー THE BEYOND（劇場先行上映）島に帰るまでがファフナー。お前が信じたそこにいる「今」を照らせ！！！！！ちょ～～～良かったです。
原稿の進捗
昨日「これ書けるかな大丈夫かな…」ってずっと不安だったネタの小説を無事完成させた。ちょっと一安心。あと3.5万字くらい書けば原稿終わるので原稿は案外大丈夫かもしれない（慢心注意）でもなんやかんや年末って忙しいし来週1週間は物理的にPC触われんし…3.5万字を12/31までの残り日数で割ると1日当たり700字、推敲や校正作業や書けない日のことを考えると1日1000字は書いときたいな……とにかく！今週末は原稿を頑張りたいです。（本当の〆切は1月中旬ですが、考えないことにしておく）
そして１本だけ何書くか未定の話があるが…まぁ、そのうち書きたいもの浮かぶから大丈夫かな。がんばるぞ～えい、えい、むん！
最近、帰宅→即シャワーとごはん→即原稿のいい流れが出来ている。
