狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

文フリ一般参加/同人赤ちゃんからの卒業/締め切りまで40日

まずは音が低く聞こえる現象について。
毎日きちんと薬を飲んだおかげで耳の聞こえ方はかなり改善されてきた。よかった。
病気の時は人間弱気になるもので、(このまま一生変な聞こえ方だったらどうしよう…)と不安になることもあったが、杞憂に終わりそうです。医師の指示通り、もうしばらく服薬を続けて様子をみる。

今月は登山、出張、出張の後処理、旅行、観劇、文フリ、飲み会、飲み会、飲み会…となんやかんや忙しかったので今週末は久々に自宅でゆっくり過ごした。というか、身体がしんどくて家に居ざるを得なかった。出かけてもいいが、人混みに疲れて早期撤退する未来が見えていたのでやめた。身体の声を信じるが吉。

金曜日までは「土日は原稿進めるぜ!」と意気込んでいたものの、やはりどっと疲れが出たのか全くといっていいほど頭が回らず…(脳味噌がふやけたゼリーみたいな感じ)この状態でものを書いてもほとんどボツになるのが目に見えているため土日はあまり頭を使わなくていい作業を中心にこなし、文フリで買ったものをパラパラめくって過ごした。

今月、スケジュール的に飲み会は断ろうとも思っていたが「コロナ落ち着いたら飲もうよ」を社交辞令にしたくなかったので行った(ちなみに、私はコロナ落ち着いたら~を社交辞令で言ったことない。いつも本心である)。ずっと会えてなかった人と久々に会えて嬉しかった。リアルの人間関係大事にしていきたいよな~…最近堂々と店で飲めるようになったのが本当に嬉しい。酒は百薬の長。美味しいものも色々食べられた。最近食に対する興味が殆ど失われていたのでこういう機会はありがたいなと思った(食べられれば何でもいいという意味、食べないわけでないのでむしろ太った)。

11/23 文フリの感想

12時頃にTRCに到着した時、外には見たことないくらいの長蛇の列が出来ていた。というか、前回前々回がコロナで人少なかっただけなんかな。列に並んで、12時半くらいにやっと入場。会場内は人が多く熱気がすごい。暑さでジャケットを脱いだ。
最初に前回の文フリで出会ったサークルさんの本を買いに行き(「おもしろかったです」と直接感想が言えてよかった)その後会場をくまなく物色。欠席サークルが少なかった。嬉しい。
コロナが落ち着いてきて、前より試し読みの見本に手を伸ばしやすくなった。これもかなり嬉しい。そこでたまたま見つけた、ルポ系ではない普通の日記の本を買った。何食べたとかどういうテレビを見たとか、そういう日常を記録した本だったのだけれど、考え方がものの見方が自分と似ていてとても嬉しかった。実を言うと内容よりも装丁と字組に惹かれて購入したのだが、装丁と字組の趣味が合う人はある程度考え方も合うと思っている。
あとはホラー小説とジャズについてのエッセイと短歌のペーパーと、大学学芸部の部誌を何冊か購入。文フリって一般参加なのに緊張するし疲れる。完全に初見の本たちを短時間で買うか買わないか何回も吟味するからだと思う。前回の文フリで見かけたフリーペーパーのサークルが出展しておらず、ちょっと寂しかった。

その後、秋葉原ハロショで推しのグッズを買った。ハロショに行くのは初めてだったが、内観がどことなく原宿のジャニショに似ていて笑ってしまった。(そして、原宿のジャニショが渋谷に移転したことを知る)


同人赤ちゃんからの卒業

生まれて初めてイベント参加して今日で丸一年たった。一年早いな…
コロナ関係で外出やイベントが制限されていたから早く感じている部分もあるし、同人をやって常に何かしらを書いていたから早かったととも思う。
あの頃から自分は成長しただろうか…。人の優しさに触れたり悪意に触れたりした結果、やはり交流は自分には向いていないのだと悟った。(というか、自分がしたいのはおそらく交流ではないのだと理解した)しかし縁あって合同スペースとって合同誌出せるほど仲良しになった人もいたし、ゆるくつながって背中を押してくれる人もいた。

自分は捻くれ・逆張り・潮流に逆らうオタクなので、いわゆる「界隈」の雰囲気には割と拒否反応が出る。はっきり言って作品は好きだけどファンは苦手だ。多分オタクの同族嫌悪に近い部分もあると思う。
最近公式で大きな動きがあった。しかし、良いニュースだったのにも関わらずあまり心を動かされなかった。というか公式をやや冷めた目線で見てしまっていた。これはあんまりよくないなと思う。コンテンツの楽しみ方は人それぞれだから、一人で作品を楽しむのも大いにアリだと思う。でも一人で公式を見てるときも(この衣装でみんな絵描くんだろうな)(おめでとう絵がバズってんだろうな)(みんな萌え語りしまくってんだろうな)と、どうでもいい、自分には関係のない、半ば不貞腐れのような被害妄想(しかも自分に実害はない)をしてしまった。それで楽しむ・楽しみたい気分はみるみる下がり、その日はうじうじした気分のまま湯船につかってしまった。
私の場合、頭をよぎりがちなのは、「誰かが幸福になることによって私が不幸になる」という方程式による妄想である。実際はそんなことはありえないし、逆に私が幸福になることによって誰かが不幸になることなんて絶対ない。誰も認めてくれないからといって自分の何かが変わるわけでは無い。でもそういう風につい感じてしまうのである。これはもう、非常に厄介な思考である。

実を言うと、これは交流をしていた時から持ち続けていた考え方で、こうつまらない自意識に振り回されたくなくて交流を断った部分がある。でも自意識というのはそう簡単に変えることが出来ず、1年経った今も同じようにうじうじさせられ続けている。

でもなんだろう、初めてイベントに出た日を同人赤ちゃんの誕生日だとすると、赤ちゃんは今日で1歳になった。1歳の子供というと、つかまり立ちをしたり、まわりの言葉を吸収して認識したり、自分でも言葉を発そうと「うーうー」と喃語を話し始める時期である。つまり、自分でやってみようとする自我が芽生え始める時期でもある。
だから私もどんなふうに活動をしたいのか考えつつ、インターネットの目に見えないママによしよししてもらう頻度を減らし、沢山作品を摂取して知見を広めようと思います。
(オフが満1歳なだけで、オン専の頃から計算するともうすぐ同人3年生…)


締切まで40日

同人女が焦り始める日数って締切何日位くらいからなんだろう(それこそページ数によって違うと思うが)
初めてイベント参加した時はイベント開催日の2か月前からハラハラし、1か月前(つまり締切の20日前位)からずーっと胃が痛かった。
自分は石橋をたたいて割るタイプというか、夏休みの宿題は前半のうちにばーっと終わらせてしまうタイプだったので「締切」があると結構な心理的負担になる。よく言えば真面目、悪く言えば融通が利かないタイプである。

初夏のwebオンリーの際は意識して焦らないようにしていたが、それもそれで緊張感が足りず、結果ギリギリ進行になって泣きを見た。
今はというと…ハラハラはしている自分と、「なんとかなるさ」とわりあい楽観視している自分がいる。なんとかなるさの方が若干優勢。
というのも今完了してる作業を紙に書きだして残作業をガンチャートで引いた為。状況把握は大事だ。一応、3/5程度は作業が完了している。ガンチャートは願望なので、それ通りにいかない確率の方が高いが、一応、何とか間に合う予定である。
でも40日かぁ…土日があと5回しかやってこない。12月は間違いなく、勝負の月である。誰と? もちろん自分との
自分はきっちり締切を守るタイプである。でも「守る」のではなく「破れない」タイプだと思う。小心者というか、単に破る肝が無いだけである。同人は仕事ではないのだし、それこそ〆切が遅い印刷所を使うとか割増を使うとか、いっそ落とす等いくらでもやりようはあるが、自分が最初に決めたことは最後まで守りたいという気持ちが強い。

9月は初めて「新刊の発行を伸ばす」という決断をしたが、あれは具体的な印刷所も決まっておらず本文もほぼ着手していなかったタイミングで決めたことだった。つまり締切が決まってなかったかから「伸ばせた」という訳である。うーん(笑)

とにかく、早く脱稿してスキーに行きたい。そして年内で渋谷の植物園が閉まるらしいのでそちらも必ず…!あとプラネタリウムにも行きたいしクリスマスマーケットにも行きたい。来月ライブは2本行きます。楽しみです。なんやかんや忙しそうだな~

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クリスマスまであと一か月! 大好きなホリデーシーズンが今年もやって来た。

<読んだ本>
村上春樹安西水丸「村上朝日堂 はいほー!」
村上春樹「やがて哀しき外国語」
筒井康隆「佇むひと リリカル短編集」
乙一「ZOO2」
穂村弘「現実入門」(再読)
森見登美彦「夜行」(再読)
・木下龍也「あなたのための短歌集」
・文フリで買った本各種