狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。字書きが高じて今の肩書は記者です。

はじめてラジオを収録してみた所感

13日からラジオを始めました。想像以上に楽しいです!楽しいことは基本いいことなので、いいなぁと思いながらやっています。なお本日配信分からは前日収録の翌日21時の定時配信です。気が向く限りは配信していこうと思います。



話していて思ったこと

話していて思ったのは、文末や締めの言葉が難しい!ということです。
「○○は××なんですけど……」と言った後(けど、けど何なんだ?)で脳内で自問自答したのち無理矢理それっぽい言葉につなげてしまっていました。たとえばお菓子の話をしているとき「このお菓子が美味しいので……おすすめです」という言い回しをしていました。多分心の中ではそこまでおすすめしているつもりはない(ただ単に紹介程度のつもり)なんですが(あっ、文末が、文末が)とあたふたしているうちに。つい聞きなれた言い回しにあてはめようとして「おすすめです」というワードを付け加えたんですね。無理に型にはめると自分の言いたいことと若干ニュアンスが変わってくるので気を付けないといけないなと思いました。話しているうちに(これって自分が本当に喋りたいことだっけ…?本当に言いたいことは多分違うな)と思いながらも軌道修正できずそのまま話続けているので怖い。

あと、普段聞いているラジオはアナウンサーとパーソナリティの対談型、もしくは鼎談型が多いので「このお菓子がおいしんだよね」「へぇーおいしそう。栗味ってことは期間限定ですか?」「そうそう」みたいな感じで話が流れていますが、私の場合は全くの一人喋りです。文章と文章、単語と単語の間に空白ができがちです。これを経験した瞬間「アナウンサーとラジオパーソナリティの2人編成でやってる番組が多いのはこういうことだったのか!」という気づきを得ました。世の中の仕組みは既にほとんど最適化されている。現段階では、聞きやすいようにするにはどのように編集するかが課題ですね…(今調べたら音声編集で部分的に音声をカットできるようなので、それもやってみます)


聞いていて思ったこと

最初は「うわっ!自分ってこんな声だったのか!」とびっくりしました。(オタクだ!オタクの声だ!とひとりではしゃぎななら落ち込んでいる)自分が発している声は普段骨伝導で聞こえているので、他人が聞く声とは違う、という仕組み自体は頭では分かっていても毎回自分の声にびっくりしてしまいますね。でも何回か繰り返しているうちに慣れました。意外と掠れ声っぽくなるところもあって、それは普段気づかなかったことなのでおもしろい。


頻出どもりワードは「あのー」「その」「あと」「やっぱり」「ねぇ」「なんか」ですかね。これはマジでどうにかしたい…アトロクを聞いていると宇多丸さんでも「えー」とか言ったりするのでまったくのゼロにする必要はないと思いますが、極力そういったノイズとなるワードは減らしていければなと思います。じゃあどうすればそれが減らせるのか? 第一に考えられるのは「台本を用意する」なんですが、きっちり台本を書くと「それを読むだけ」になってしまうのでどうかな…だとすると今の箇条書き形式で言葉を発する練習をするのがいいんじゃないかなと思います。

しかしまぁ、何で常に敬語なんだろう? と思っています。別に、ですます調じゃなくてよくないか?なのでなるべくですます調は無くそうと思います。

全体を通して

ラジオを配信すると、考える→話す→聞く→フィードバックするのPDCAを回せるのですごくいい仕組みだなと思いながらやってます。でも、なんかこれも手っ取り早く創作欲を満たすための手段みたいになっているのでどうなのかなぁ、と感じている部分もあります。なぜなら台本を書くのは箇条書きでいいので文章を仕立てるより手間が少ないから!!でもやっぱり喋りを改善したい!という気持ちもあるのでやりたい気持ちがあるうちはやろうと思います。

全体を通して「私はこう思います」という内容なのですが、「よっしゃ!ご高説を垂れてやるぜ!」という意識では全くなくて純粋に自分の思考の整理のためにやっています。それはなぜかと言うと、よく自分が何を考えているのか分からなくなるからです。だから、整理して安心したいんだと思います。



週末は山に行こうと思ってたんですがあいにく台風のため、引き続きウォン・カーウァイ作品を見ようと思います。今週見るのは「欲望の翼」です。

最近のムカついたことは「不勉強ですみません」とオブラートに包みながらこちらの意見を無下にされたことです。「自分バカだから」と開き直り意見を通そうとするのは泣き落としの次くらいに強制力があるなぁと思いました。でも自分もラーメン屋の前で腕組してる頑固おやじの店並みにこだわりが強いので、気を付けなければなりません。こんなふうに基本自分はすぐに怒ってしまう人間なのですが、それを外側に発露しない限りで怒りを覚えること自体は自由なのではないかなと思います。なお、今回はこうして発露してしまっているので有罪です。有罪!

突然ですがラジオをはじめます(ました)

最近、話す能力の低下が著しいため、訓練も兼ねてラジオの配信を始めます。

さっき第1回目を録りました。自己紹介と安井金毘羅宮で縁切りした話です。
退廃無線通信 ep.1「自己紹介&安井金比羅宮で縁切り出来た話」 - 退廃無線通信 - Radiotalk(ラジオトーク)

話すことに自信はありませんが、何かを始めるのに自信は不要なのでとりあえず配信します。ところどころイントネーションがおかしすぎるのは気にしないでください。仕様です。

週末の可処分時間を(ほぼ)すべてスプラトゥーン3に費やした人による「寝る前のブルーライトは快適な睡眠を阻害する」日記/ブエノスアイレス4K

みなさま週末はいかがお過ごしでしたでしょうか。先日9月9日金曜日、待望のスプラトゥーン3がついに発売されましたね。実は私、スプラトゥーン1,2はソフトをもっていません。というのも、友人の家で2をプレイした時、「これは…時間泥棒ゲーだ!」と確信したからです。スプラトゥーン2のソフトを買ってしまったが最後、自分の可処分時間が全てヤツらに塗りつぶされてしまうと、過去の私は確信しました。その直感は正解でした。何故なら、スプラトゥーン3を購入した週末の可処分時間はすべてイカの蛍光色に塗りつぶされてしまったからです!!

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ではなぜスプラトゥーン3を買ったのか?それはアクションゲームをプレイしたい気持ち半分、流行りに乗りたい気持ち半分といったところでしょうか。やっぱり友人宅でプレイした快感が忘れられなかったんですね。金曜日、帰宅後届いていたスプラトゥーンのパッケージを開封。やっぱりゲームを開封するドキドキはいくつになっても変わらない。ワクワクが止まらねぇ!最高だ!と思いながらゲームをセットする。オープニングとチュートリアルをすすめながら、スプラトゥーン色彩設計がすごいなと思う。メインカラーが蛍光色なのに色どうしが喧嘩せず融和してる感じとがすごい。ちなみにキャラメイクはヘキ全開の褐色キリッと眉にした。かわいい~~♡♡♡イカちゃんは頭と手足のバランスが絶妙ですよね。足が大きくてかわいい。チュートリアルをすませていよいよナワバリバトルへ。が!!リリース直後でサーバーが不安定なのか、2回に1回は通信エラーとなり落される。待機時間が地味に長くてつらい。でもたのしい。お祭りみたいだ。発売直後だから他プレイヤーとのレベル差もほぼなくてプレイしやすい。でも流石に3回連続エラーが出たときは大人しくヒーローモードを進めた。ここのBGMのベースがファンクで「まっさらブルージーンズ」を思い起こさせた。好きな曲!そんなこんなでプレイしている間に日付も変わり2時近くになっていた(!)のでその日は寝た。

土日は「最低限これだけはやるぞ」と決めていた用事を済ませる時間以外、本当にスプラトゥーンばかりしていた。他にもやりたいこと(主に同人関係において)もいろいろあったんだけど、久々に「つ、つかれた~…(スプラトゥーン以外)何もやりたくね~~…」という気持ちになってしまった。なお、疲れを自覚するのって案外難しく、最近は行動をもとに疲れを判定している。

例1)会社の入場ゲートにSuicaをタッチするor駅の改札に社員証をタッチする
例2)「ここに愚かなものがあるぞ!→愚かなものを見に行く→愚かなものを見た報酬を得る」

こんな行動をするときは大抵疲れている。たまに残タスクを思い出しては「やっぱりやろうかなぁ」という気持ちになりかけるが、やらないときめたのならやらないを貫かねばと思い、やらなかった。結果それで良かったと思う。

レベルの関係でナワバリバトルとヒーローモードしかプレイできていないんですが、やっぱスプラトゥーン、めちゃくちゃ面白いです!!!なんか…こう…ギャンブル的な中毒性が…ナワバリバトルは1試合3分という絶妙な時間設定のせいで、負けたら「次こそは!」と思うし、勝ったら「この調子でもうひと試合!」と思い、やめどきを失ってしまいます。また、勝敗は塗りつぶした比率によって変わるので、シューティングが苦手でも楽しめるのがいい。私はシューター系はまだ苦手だけど、ローラーでガンガン轢いてノックアウトすることができました。たのし~。まだしばらくはサーバーが不安定な時期が続くかもしれませんが、お祭り気分で楽しみたいと思います。

日曜にはレベル9になり、夜には友人とプライベートマッチをするなどして楽しい時間を過ごした。寝る時間になったので、離脱。ベッドに入るもなかなか眠気がやってこない。しばらくスプラトゥーンの動画などを漁る…そしてまためをつむる。ひたすら暗い部屋目をつむる‥‥が!眠気は一向にやってこない。眠れないとき特有の思考がぐるぐるめぐり出す。そして、こんなことに気づく。


これが噂の「寝る前のブルーライトは穏やかな入眠を阻害する」というやつなのでは…?


というのも最近、寝る前は紙の本を読みスマホを触らない習慣が根付きつつあったので、寝る直前に長時間スマホを眺めるというのがだいぶ久しぶりだった。「いい習慣」というのは失ったときに初めて気づくもので、仕事中なんとなくかけていたブルーライトカットメガネを家に忘れたとき、眼鏡無しだと眼精疲労がきついことに改めて気づく…みたいな感じです。頭が冴えて思考が止まらない。瞑想みてもしてもダメで、イヤホンで「田舎の蛙の合唱の声」を聴く。頭の中の思考がカエルの声でかき消されて、割とすんなり眠ることができた。ということは頭の中が思考でいっぱいになるのを物理的に阻害すれば眠ることができるんだな、と気づいた瞬間でもありました。

自分は眠る前に色々考えて眠れなくなるタイプなんですが、ふと、みんなものを考えるときってどういう感覚なんだろうと気になりました。自分は思考については文字で浮かんでくるタイプなんですが、過去のエピソード記憶なんかは光景や言葉が紙芝居方式(ボラギノールのCMみたいな)リピート再生され、それに対する自分の不満や愚痴は自分の声で再生されます。文章を書くときは文章でイメージが浮かびます。これもきっといろんなタイプがいるんだろうな。


マクドナルドでの出来事

閉店時間間際にマクドナルドに行った。注文の列に並んでいた人全員に店員さんが「ただ今のお時間はテイクアウトのみですがよろしいですか?」と確認して回っていた。しかし、ちょうど前にいた外国人ファミリーは日本語が全然分からないみたいで「ごめんどういうこと?」と困っている様子。しかし店員さんも英語が分からず「えーっと……」と沈黙した後、「少々お待ちください」と奥に入って行ってしまったんですね。じゃあもうこれは声をかけるしかないなと思って、状況を説明して、そのまま一緒に注文しました。
でも私の英語力って割とお察しなんですよ。言ってることはなんとなくわかるけど話すのはたどたどしいし、かつかなり久しぶりなので、なかなかセンテンスが出てこない。で、ここで役に立ったのは中1か中2のニューホライズン(英語の教科書)でやったハンバーガー店でのロープレでした。「For here or to go?」のやつです。あれが本当に役に立ちました。
私の学校ではなぜかあの回を授業内でことあるごとにロープレしていて、単元が終わるころにはほぼ丸暗記していました。中学生の頃の私は(こんなに練習する必要がある?)とおもったんですが、大人になった私は「このためだったのか!これは練習する必要がある!」と思いました。何が役に立つかわからないし、案外覚えてるもんだなぁと嬉しくなりました。あの時の英語教師とミス・グリーン、ありがとう。
なお、私のお目当ての月見パイは売り切れで買えなかったのでそのまま帰りました。食べたかった~。コロナ前は新宿で外国人に道聞かれたりしたけど、コロナ以後は街から外国人観光客が消えたのでこういう機会もめっきり減りましたね。


ブエノスアイレス4Kを見た。

ブエノスアイレスを旅行中、イグアスの滝に向かう途中に道に迷うふたり。「一旦離れてから、やり直そう」というのは「未来では仲良しでいたい」ってことなんだろうな~と思ってグッとくる。序盤、怪我をしたウィンと再会し、ふたりでタクシーに乗るシーンでモノクロの画面に色がつくのがすごい。ウィンがファイにじゃれても、ファイは拒絶。でも介抱することによろこびを覚えている。途中、ふたりがいい感じになって炊事場でペアダンスを踊るのがなんとも悲しくも愛しい時間。作中のタンゴの音楽がとにかくいい。アストル・ピアソラもありましたよね。ククルクク・パロマとか。いい…
「悲しみ」が吹き込まれたテープと、大瀑布の水をひとりで浴びるファイの対比が沁みる。ふたりにはどうしたって分かり合えない断絶があるのだと思う。でも断絶があるからこそ愛おしくなる…ってコト?!イグアスの滝に虹がかかった写真を過去に見たせいで、南米の陽気なイメージがあったが、作中のイグアスの滝は終始グレーで暗くかった。たどり着けなさの象徴なのかもしれない。インターネットに聞いたらブエノスアイレスからイグアスの滝までの道のりは約1300km。たしかにこれは骨が折れる。


その他、呟き的なメモ

掃除をすると部屋が綺麗になって気持ちがいい(自由律俳句)

点検のひとが部屋に入ることになっていたので、土曜の朝スプラトゥーンもそこそこにせっせと部屋を掃除した。どうせなので水回りも全部一気に行う。トータル2時間くらいは掃除したと思う。見て見ぬふりをしていた汚れや不要物が片付いて気分がとてもすっきりした。逆スプラトゥーンですね。

新しく見つけた古書店が良かった

いわゆる「新しい古書店」なんだけど、店内の広さが狭すぎず広すぎず、かかってる音楽のセンスがいい。なにより短歌の棚がある!!!古典だけじゃなくて新鋭短歌シリーズ等の現代短歌の本もたくさんある。うれしい。それ以外にも詩、俳句、散文も充実しているようだった。いい本屋を見つけた。「廃棄されたバスタブ」の写真集と荻原裕幸「リリカル・アンドロイド」を購入。

IPAビール「インドの青鬼」がうまい

柑橘の風味がうまい!!味が濃くて度数が高いので、中華とかタイ料理と一緒に食べたい感じ。(ちょうど豆苗があったので炒め物にして一緒に食べた)普段タイ料理を食べる機会がないので、どっかに出かけたときに食べたいですね。インドの青鬼ってネーミング、どことなくつんく曲のタイトルに通ずるものを感じる。一見とっつきにくく内容を想像できないタイトルの曲を聞いてみたらいい曲だった、みたいな。

モーニング娘。’22のチケットがない

一般発売に負けた。行ける範囲で遠征…しようかな。




<読んだ本>
滝口悠生「死んでいないもの」
葬式の夜のちょっとわくわく非日常感ワカル…

保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」
ハウツー本ではなく小説の哲学本。社会の物差しをあてながら小説を読んではいけない。全体的に昔の人の考え方だなと思う部分もある(小説はPCでなく手書きをおすすめする、とか)

寺沢大介将太の寿司
佐治さんとの鯛にぎりの勝負まで読んだ。寿司が本当にうまそうに描いてあるのがいい。将太の寿司がうまい理由が理屈でかいてあるのがいいですね。貴志くんのお父さんが将太のために嵐の中ボロボロになりながら鯛を釣ってくるシーンで思わず「ま、漫画だ…!」と思いました。たまには漫画漫画してる漫画もいいね。一部の登場人物の貧乏人への風当たりがきつくてしんみりするが、みんな跳ね返してくるのがいい。

小山宙哉宇宙兄弟
昔アニメを見ていたが、原作にかなり忠実なんだなと思った。合格通知を受け取ったムッタが、無言で家を飛び出して川べりでトランペットを吹くシーンがとてもいいですね。嬉しいという気持ちを言葉でもなく身振りでもなく、トランペットを吹く(しかもこのトランペットもシャロン博士との思い出のアイテム)という行動に昇華されているのがいい。


積読
谷川俊太郎「こんにちは」
保坂和志「試行錯誤に漂う」
・作字作法
荻原裕幸「リリカル・アンドロイド」
・水野葵以「ショート・ショート・ヘアー」
伊藤計劃「ハーモニー」
・倉林靖「岡本太郎横尾忠則

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マックの月見パイ、ならびにミスドのさつまいもドが売り切れで全然買えないのが悲しい。でも最近肥えすぎてそろそろ節制しないと…という感じなのでこれでいいのかもしれない。
最近ブログに書きたいことが色々あって、複数の話題をで1本にまとめるか、短い内容で個別の記事に分けるか迷い中。でも大体は日記なのでまとめるかもしれない。

脱稿→同人誌の自己宣伝について

起きたら目が腫れていた。ものもらいでもなく、結膜炎でもなく、ただ腫れてる感じの腫れ。胃が痛くてくそ…と思いながら起きて会社に行く。
昨晩、脱稿した。脱稿して気が緩んだので、じわじわ蓄積されていた疲れが体の表面に出てきたんだと思う。一応、色校正のために試し刷りを入稿して、製本の方の入稿はまだなのだけれど、一応これで脱稿ということにした。よっぽどのことが無い限り手を入れない。じゃないともうキリがなくなてしまうので…とはいえ、脱稿後も作業は残っているので(サンプルの作成、自己宣伝)時間を見つけて取り組んでいきたい。
8月下旬から作業を本格的にはじめたので、大体2週間強で形になった。よかったよかった。平日夜の作業時間をちゃんと確保してコツコツ作業したのが功を奏した。ここ2週間ダラダラする時間はほとんどなく、常に手を動かしたり、本を読んだりできたのがよかった。
実は、7月から少しずつ準備とか材料集めはしていたので今回のスピード脱稿が達成できたのかもしれない。下準備をしておくとかなり楽なことがわかった。というか、同人誌づくりの作業にもだいぶ慣れて、次に何をすればいいのかが感覚的に「わかる」になったのがでかい。

同人誌の宣伝について

同人誌は基本的に自分で宣伝しないと手に取られにくいように思う。二次創作の場合は人気やカップリングに左右される部分(まさに左右ですね…(どっ))が大いにありますが、それでも出すときに「出すよ~」とお知らせするのとしないのでは、頒布数が変わってくるんじゃないかと思います。

手に取られない本はつまらないのではなく読みたい人に知られていないだけの可能性が高いんですね。この概念について最近ようやく実感が湧いてきました。もちろんほんとにおもしろくなくて手に取られない場合もあるんですが、アマチュアの世界は特に機会損失によって求めていたものに巡り合えないという事態が起こっているような気がします。少なくとも私の周りではそうです。

だから自己宣伝が必要なのです。もちろんゾーニングは必要ですが、届けたいひと届け!と思う人は宣伝はした方が良いと思います。私はします。

ウォン・カーウァイ作品4K上映を見たぞ

ウォン・カーウァイ監督作品「天使の涙」を見ました。同監督作品「恋する惑星」のスピンオフらしいですが、恋する惑星は上映時間が合わず断念。

上映開始直後、これ、私がずっと見たかったやつだ、と思った。気だるい雰囲気のアジアンマフィアもの、タバコと酒、執着と好意、善意と悪意、みたいな話をずっと見たかった。でもその見たい気持ちが具現化したことはなく、つまり、実際に天使の涙をみるまで気づくことができなかった感情でした。やっぱりこういう時に上に書いたような「届いてほしい人に届けるための宣伝」って大事だなと思うんですよ。今回の場合は古い作品で自分の人生とウォン・カーウァイ作品が交差するタイミングが通常であればほとんどなく、今回のような4Kリバイバル上映があったからこそ出会えた。でも上映していることを知ったのはよく読んでいる個人ブログを通してだったので、見に行くことができたのは本当に奇跡に近いと思う。出会えてよかった。

具体的な音と音楽と画面の色彩が本当に良くて、しめった香港の空気と匂いをありありと感じられるようだった。あとアングルが独特で面白い。こういう構図の絵を書きたい!と見ながら何回思ったことか。99分中80分くらいずっとタバコがもくもくしている。
殺し屋男に惚れてる殺し屋女がハイネケンの空き缶あつめたり、使い終わったシーツを保管してるの、切ない…と言っていいのかわからないがいじらしくて可愛いな。男なんて寄せ付けないわ、とでも言いたげな強気な恰好をしているのに、バーでしっとり泣いたりして、そのアンバランスさがいい。そしてなんといっても金城武の演技がよかった。一切喋らないのに、人たらしっぽい笑顔に引き込まれる。アイスクリームとロウソクの演出が好き。なにかのメタファーなのか?

今週末はブエノスアイレス4Kを見てきます。楽しみ~!

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デンジャーゾーン!!!

気圧のせいなのか、季節の変わり目だからなのか、仕事がデンジャーゾーン!なせいなのかわかりませんが、とても眠いです。週末はたくさん寝てゆっくりすごしたいです。あとWEBに載せる何かしらをつくりたい。そっちのほうは本当に手付かずなので。ブログ用の文章もいくつか書き溜めているがそちらは全然形になっていない。こちらも手を付けたい。

経験上、9月は秋花粉が始まり体調が不安定になりやすく、ゆえにメンブレも激しくなるので、なるべく自愛してご機嫌に過ごせるようにしたいです。

コミティア一般参加の週末

コミティアに行ってきたぞ!!

コミティアに参加するのは初めてです。赤ブーは基本チケット制になったから「カタログを買って入場する」のが懐かしい感覚だった。
超人気サークルの本を買う訳もないので、ゆっくりでいいか~と思い、10:50頃に東の駐車場の待機列へ。既にかなり長めの列が形成されて驚く。いつかの日のコミケを思い出すほどの人だった。オンリーや文フリの感覚で来てはいけないイベントだった…? と慄きながら列に並ぶ。この日(9/4)は久々に暑い日で、日差しが容赦なく降り注いできた。湿度も高く、じわじわと汗をかく。男女問わず日傘の人も多かった。11:15くらいに入場。事前に目星をつけていた本は15分ほどで購入完了。しばらくあたりをぶらついてよさげな本をいくつか買い足す。ルン♪

当たり前のことですが、ここにいるサークル参加者全員が「オリジナル」の本を作って持ってきてるの、すごすぎるな…と思った。さまざまなジャンルの人が「これが好きなんだ!」と主張しまくってる光景が良すぎる。もちろん中にはプロの人もいて、でもそのすぐ横に初心者らしきひともいて、そのグラデーションの具合がすごく心地いい。ここで敢えて「多様性」というワードを使ってみるけれど、まさに多様性の具現化のようなイベント。かといってカオスなわけではなく、ジャンルや傾向ごとに番地がついているので秩序のようなものも垣間見えるし…いいな、コミティア。なお、時間の関係で同時開催のJ庭を見る余裕は無かった…。見たかった。


コミティア以後の日記

大手町へ急いで移動。川谷絵音主演舞台「独特な人vol.5 影と毒++」(ゲスト:柏木ひなた私立恵比寿中学))を見た。コロナ以後の世界、主人公はバンドマンで、メンバーのスキャンダルが発覚し楽曲の配信停止措置に怒るところから始まる。「オレオレ詐欺」の受け子をやって捕まるっていうのがリアルっぽい。感想としては、物語の表と裏、本当と嘘、被害者と加害者、そういう二つセットになったものの輪郭を意識させられるようなストーリー。ストーリーだけど「川谷」が演じることで、ナラティブなものにも見えてくる。OPとEDが映像として流れて、映画をみてるような感覚になった。映像がいちいちかっこいい。投げっぱなしになった要素もあるにはあるが、ある種のミステリ・ファンタジーのような幕切れでもあるのでそこまで気にならなかった。いわゆる「ゲス不倫」について触れられていて(もちろんギャグの一部なのかもしれないが)彼の中では過ぎ去った「過去」ではなく、今も、そして死ぬまで抱え続ける自責のような痛みなのかもしれないと思った。
終演後の挨拶でも「表と裏」について触れていて、川谷楽曲の「鶏油*1」を嗅いだ気分。もちろんいい鶏油だった。舞台の感想についてはどこかで詳しく書くことにする。

そのままあるいて昼ご飯として芹沢達也*2のこめかみがブチギレそうな背脂たっぷりのラーメンを食べる。燕三条の背脂ラーメン!!思い出の味!!食べ進めるにつれて「これこれ!」となる。うま~。背脂のことが大好きだ…



直帰するか迷ったが、せっかく神保町に来たので喫茶店で読書と作業。ついでに家で飲む用にコーヒー豆を買う。どうせならもう1種類買っておけばよかったな〜。ここのコーヒーはほんとうに美味しいんですよ!!おすすめです。

k-brazil.jp


三省堂小川町仮店舗に行きたかったが歩く元気がなくそのまま帰宅。そういえば昼食後からずっとしんどくて、「まぁ朝からコミティアいったし、結構歩いたしなぁ…」と思っていたけど今思うと熱中症気味だったのかもしれない。昨日はほんとに蒸し暑かったし、夜風呂に入ってもなかなかほてりが引かなかった。自分は本当に人混みが苦手なんだな…と思い知る。人混み得意だよ!大好き!という人もなかなかいないだろうし、多くのひとは苦手意識が強いと思うが、自分はとりわけ、あのレベルの人混みにいるとかなりしんどくなるように思う。気疲れがすごい。へとへと、ってこういうことを言うんだ…ってくらいへとへとになった。複雑な味を食べたくなかったので、夜ごはんはサラダとトマトとゆで卵と塩コショウしただけの鶏肉にした。結局、塩コショウで焼いただけの肉が一番うまいんだよな~~何故なら私は料理苦手なので。

読んだ本

千葉雅也『勉強の哲学 来たるべきバカのために』
スマホで調べものをしているとつい関係ないページを覗いたり、他のアプリを開いてしまう。でも本で調べれば「そのテーマのこと」しか基本書かれていないので集中して調べることができる。これを限定化という。(意訳)
度重なる千葉氏の「フリーライティングはいいぞ!」のプレゼンを受けてworkflowyを導入した。対応言語に日本語が無いためはじめは直感的に操作できなかったが、慣れたらかなり使いやすそう。


穂村弘東直子『短歌遠足帖』
吟行ってしたことないのでしてみたくなった。「with岡井隆井の頭公園」回はさすがとしか言いようがない。歌人だけでなく、作家や漫画家(しかも萩尾望都先生)が短歌を詠むのが新鮮。刊行ありきの企画なのかと思いきや、吟行をしたのは2012~2013年なのが意外だった。全く古さを感じない。藤田貴大さんの短歌は声に出して読みたい系のやつですごくよかった。


枡野浩一(短歌)杉田協士(写真)『ロングロングショートソングロング』
いい!!写真も短歌にすごく合っている。

嘘つきになろうと思う 嘘をつく世界のことを愛するために
法律で裁かれている友達を法のすきまでゆるしていたい



最近PCの調子が悪くて、壊れてくれるな…という祈りの気持ちでキーボードを叩いています。今の悩みは表紙の試し刷りするかどうかなんですけど、試し刷りすると家に届くのが本の締め切り日に間に合うか間に合わないかの瀬戸際なんですよね。これも私の仕事が遅いせいなんですが…うーむ、迷う。特殊紙使うから色校、したい。まぁ早割を諦めるとか納品日をズラすとか色々やりようはあるんですが。やっぱり早め早めにうごがないとダメだな。

*1:どうしてオレは 鶏油 (チーユ) なんか入れてしまったんだろうな?

*2:鮎ダシの上品な味のラーメンに鶏油をいれてしまったラーメン発見伝の愛すべきハゲ

紙本を作る理由と持続可能な同人生活のために~デ川崎の脱稿直前SP~

最近はずっと同人誌の編集作業をしていました。本文のチェックと並行して版組とデザインをいろいろいじっていた時にふとおもいました。

中扉のデザイン、暫定のものもわるくないんだけど、なんか…なんか違う。

「もしかして面白くない?」の直感は当たらないことが多いけど「なんか違う?」の直感はだいたい当たる。違うというのは明確に違和感を感じているということであり、自分のなかのまだ見ぬイメージと合致していないことになります。うーん、ここは王道メソッドだ!と黄金比を利用したデザインを検索して眺めているうちに「あ、こういうのもいいかも!」というのを思いつき、そのまま作り上げました。奇しくも、中扉と原稿が完成したのは8月31日。この夏の集大成になりました。これから最終チェックなりまだ作業は残っているけど、一段落したのでよかった。

一応、毎回版組と中扉にはこだわっていて(なぜなら印刷費はインクの使用量に関係なくP数あたりで算出されるので、だったらデザインに凝って黒い面積を増やした方が得だし作ってて楽しいなぁと思うので)今回も内容に即したいい感じのものになった。
何で同人誌を作ってるのかと言われると、第一は物理的に本を手元に残せることかなぁとずっと思ってたんですが、言っちゃえば水濡れ・紛失・焼失のリスクはあるし…(デジタルもデータが飛ぶし今の形式が未来で使われてるかどうかも分かんない。外部ディスクに残すのなら尚保存形式がネックになる)さらに言うとフォントやデザインとかディティールとか、内容以外のイメージを100%そのまま読み手に伝えられるのが紙だから、ということもあるかもしれない。

というのも、最近ようやく小説を電子書籍で買うことを覚えたんですね。アプリにもよりますがわたしの利用しているhontoはフォントの種類(明朝orゴシック)、文字のサイズ、縦書きor横書き、ページめくりの方法、背景の色が選べます。読者がそれぞれ読みやすいフォーマットに変換できるわけですが、それは必ずしも作者や版元が狙った意図とは違った効果を生んでいるかもしれないなぁと思いました。

電子書籍の場合、なんといっても「媒体が物理から離れることで時と場所を選ばずに読める」ことが売りなので、デジタルで可変できるディティール部分はどんどん変えようぜ!という舵きりなのかもしれません。なぜならディティールが変わっても物語の持つ力は変わらないからです。でも、伝わり方は変わります。



龍が如く0の桐生ちゃんの台詞です。同じセリフですが、印象が微妙に異なりますよね。少なくとも私の体感では明朝体の方がシリアス度が増します。龍が如くはテキスト表示を明朝体かゴシック体か選ぶことができるんですが、上記のような効果が得られます。龍が如くはバイオレンスアクションなので、怖さを軽減したいひと、テキストを読みやすくしたい人はゴシック体を選べるよ、という制作側の心遣いだと私は解釈しているのですが、デフォルトのフォントは明朝体です。やはり龍が如くは「シリアス」を売りにしたいという意図があるのかもしれない。

紙の本は、ある程度意図をもって作られており(文字の読みやすさ、全体の雰囲気、etc...)それも一種の売りなわけです。作り手の世界観を作り手の意図した形で伝えたい。「この本はこういうフォントで読んでほしい!雰囲気を感じてほしい!」という意図があるから、私は紙本制作にこだわりたいという話ですた。



持続可能な同人生活のためにどうすればいいのか…を考えてしばらく経ちました。結論は「自分がご機嫌に過ごす」ことが重要だなと思いました。世の中には負のエネルギーから創作物を生み出す人が結構いますが、自分はそうでないことを2年かけて知ったので、とにかく「ご機嫌に過ごせば創作はできる」ことを目標に生活しています。そして最近、ようやく自分が「ご機嫌に過ごせる」ルールみたいなものを確立できました。

ルールは2つです。
① 嫌な気持ちになるものから離れる
② 生活の時間割をつくる

当たり前っちゃ当たり前ですが、「嫌な気持ちと良い気持ち」が混在するフィールドから嫌な気持ちを取り除けば自然と良い気持ちだけが残りますよね。そういうことです。もちろん精神世界では無から有が生まれることもあるので油断ならないのですが、それを回避するには「何かしら手を動かす」「受動ではなく能動的に夢中になれるものに夢中になる」のがいいのかなと思い、行動しています。
それでも寝る前や起き抜けの思考が凪になった瞬間に嫌なものの事を思い出したりしてしまうわけですよ。いつもなら負の連想ゲームが始まってしまうんですが、そんなときは萩尾望都の事を考えました。萩尾望都作品の連想ゲームをすると嫌な気持ちにならないことを発見したのです。書いていて神さまにすがるみたいな話だな…と思ったのですが、宗教ってそういう側面も多いのかもしれませんね。

あと生活の時間割も効きました。ルーティン化してしまえばかなり楽です。帰宅時間は日によってまちまちですが、食事が終わったら創作or読書、21時から運動と風呂、終わり次第(22時ごろ)から創作、23時、遅くとも23時半には布団にはいり読書をして24時に寝ています。これで通勤時含め1日2時間の読書時間と1.5~2.5時間の創作時間が確保できました。この時間を最大限に活用できるかは置いといて先の見通しは立ったんじゃないかなと思います。方法を疑うっていうのは即効性があり、(それが正しければ)定量的な効果が出やすいんじゃないかなと思います。変化は初め劣化の顔をしているので慣れるまでが大変ですが。
ただ、休日は時間の区切りが曖昧なことと、肉体的な疲労がたまっていることもありまだ理想のルーティン像が見えません。いいルーティンがあったら教えてください。

楽しいことは疲れることも多いので、とにかくご機嫌でいられることを念頭に置いて生活したいですね。小説も少しずつ進められているので万事順調です。イエイ♪感覚としては大きなタスクに集中するために小さなタスクを先にこなしている感覚。実際そうなんだけれど。
最近は同世代(ないしは下の世代)へのコンプレックスがひどいことを自覚しているので、ちょうどひと回り上の世代の方のポッドキャストを聞いています。漫画家のポッドキャストを聞きながら漫画を描いたりBlenderをいじったりするのは楽しい。気づいたけど小説は書くのまぁまぁ苦しいけど絵や3Dは全然苦しくない。これが同人天衣無縫の極みですか?
でも数時間ずっと液タブに向かい合ってると首が死んでくるので、これも対策を考えないといけんね。すずさん*1との約束じゃ。
一応10月発行の本になるのですが、前回の本が年始すぐだったので、本づくりに関しては8か月ぶりの入稿、9か月ぶりの発行になります。うわ~~~~…光陰矢の如し。ネタが湧き続けるうちは、最低6か月に1冊は本を出したいなと思いました。自分の機嫌も良くなるので。でも12月は2冊出す予定があるので、予定通りことが進めば年4冊出すことになります。うれしいね。


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やっぱパチンコの曲ってぶちあがる曲が多いよね。Aメロ元気、Bメロちょっと切ない、アップテンポで上がれるサビ。伝統芸能。海の曲も明るさの中に南国の切なさみたいなものを感じるので好き。作業用BGMにおすすめです。

日記

最近また食生活が死んでいたのでなんとか自炊する。外に出ている時間が長く外食が続いていたし、家に居ても料理する気力がなくて冷食やパンで済ませてしまっていた。流石に体が重い。スープに調理済の野菜がはいってるタイプの豚汁キット。そこに豚肉とジャガイモを入れて煮る。本当は一から自分で作った方が美味しいのかもしれないが、少しでもハードルを下げる意味で調理キットを利用する。同時に冷しゃぶサラダも作る。とにかく緑の野菜を食べたい。無心できゅうりを叩き割り、レタスをちぎる。NO包丁でサラダが完成。今の家は冷蔵庫を置いている場所と調理スペースが微妙に離れているので料理がしにくい。
私は基本的に自分の料理が好きじゃない。多分、不味いことはないんだろうけど、自分の腕を信用していないので、おいしくないなと感じることが多い。だから外食しがちになるのだが、塩分・脂質過多になりがちなのでこれも続くとしんどい。久々に作った料理はある程度味が担保されていることもあり、おいしかった。

これと似た問題について話していいですか?わたし外で酒を飲むのが好きなんですよね。なぜなら1缶200円前後の缶ビールより、店員さんのついでくれた中ジョッキのビールの方が美味しく感じるから。店にもよりますが友達と飲みに1回行けば3000円前後、2軒目も行けば5~6000円…冷静に考えると結構飲み代を使ってしまっている。これ、ホテルのアフタヌーンティーも行けちゃうし、いいディナーも食べられるし、漫画も結構な冊数買えちゃう…とおもうとちょっと怖くなるねぇ…。どうでもいいですが、痛風鍋と今半のすき焼きを食べてみたいです。鍋食べたい!秋になったねぇ~~~

春から手帳にライフログをつけるのを怠ってしまい、春から自分が何をしていたのか分からない。やはり記録をつけ続けるのは大事。



31でパイントを買った。中身はポッピングシャワーとロッキーロード。さっぱり系と迷ったが定番を選ぶ。我ながらナイスチョイス。うんめーっ!困難食ってるから肥えに拍車がかかるわけですが…心の栄養ということでひとつ…


日曜日はCOMITIAですね。一般参加する予定ですが、ちょうど13時から舞台を見る予定を入れてしまったのでビッグサイトには1時間くらいしかいられません…悲しい。どうして昼公演とっちゃったんだ。同人誌即売会に行くときはいつもカバンに悩みます。機動性を重視するとリュックが最良ですが今使ってるリュックがヘタってきてるのですごく不格好になるんですね。そしてそのリュックで舞台観にいくのはちょっと…ってかんじで…かといって布のトートバッグも疲れるんだよな。うーんどうしたもんか。

今週なかなかに仕事がシンディーですが、ラスト金曜日がんばっていきまっしょい

あめのにちようび

朝起きたら雨が降っていた。雨の朝は好きなので、目を閉じたまましばらく雨の音を聞いていた。しばらくして身体の重さが気になってくる。月曜から土曜までの蓄積した疲れが実感を伴った重さとなって圧し掛かってくる。瞬間的に(あ、今日駄目な日かも)と思う。こういうときの直感は当たる。

1時間ほど布団の中で本を読んだり連絡を返したりしてから朝ご飯に昨晩かったポン・デ・リングを食べる。ちょっと硬くなってるがおいしい。洗濯機をまわして部屋の掃除。今日は元気があればJuice=Juiceライビュに行こうとおもっていたけど、どう考えてもその気力体力がないので断念。そのほかは同人誌の校正をしようと思っていたがこれも無理そうな感じ。朝ご飯中にインターネットを通じて購入した本が5冊くらい一気に届く。段ボールを開ける気力がなくそのまま放置。
とりあえずPCを開いて書き溜めていた分の日記をアップする。残タスクを減らすような感覚。そのまま同人誌の作業に移ろうとしたが、どうにも気が乗らず、ベッドで本を読んだり目を閉じたりしていると2時間くらいたっていた。窓から冷たく湿った空気が入ってきて、山の中みたいだなと思う。こうして布団の中でじっとしてると、気持ちが凪いで、穏やかな気分になるのがいい。静かに満たされる感じがする。
冷凍うどんに明太子のパスタソースをかけた昼食。バターが入っているので丸亀の明太かまたまとはまた違う洋風な味だった。
午後から雨も弱くなるようで、図書館か喫茶店に行って作業をしようかなと思ったけれど、今日は人がいる空間に長居したくない気分になったのでやめる。そのまま本を読んだりスマホでひとさまの日記を読んでいたりしたらいつの間にか寝ていて、夕方になっていた。夢を見て、内容は覚えてないけど自分が嫌な目に合う系の変な夢だったことだけは覚えていて、寝汗をかいたこともあり割と不快な気分。でも寝たおかげで体力はだいぶ回復していた。このまま釣果ゼロの日にしたくなく、同人誌の作業を開始。やっぱり夜は外に出て1時間くらいはカフェで作業しようと心に誓う。
早めに夕食を食べてから運動を兼ねて徒歩で駅前のカフェへ。ここは比較的静かだし喫煙も出来る。外に出ると気温が23度しかなくもう秋になるんだなとしみじみした。長袖のシャツを羽織ってくるんだったと少し後悔。月齢が1.0しかないせいでくらい夜。本当に秋に来たようだった。
作業を開始して1時間くらいで見事に集中力は切れる。やっぱり今日はダメな日だったか…と思いながらも、それでも1時間は作業をして、ある程度は進められたことを褒める。しかしまぁ…体力が落ちまくっている。どうにかしたい…久しぶりに「もう無理…」という感じのぐったりした疲れの1日だった。(疲れた理由は後述)来週末は出来れば出歩きたくないな…と思うほどしんどいのだが、舞台を見に行く予定を入れてしまった。でも舞台は心の栄養になるから…

togetter.com


私もカフェで「リラックス」は無理派の人間だ…他人がいるザワザワした空間でくつろぐことは無理。作業も人が少ない時間帯や店じゃないと無理…だからこそ適度な緊張感で作業が捗るのかもしれない。


本を入稿すればひとまずは落ち着くはず。春から書いてる(そういえば春から書いてるのか…)小説も少しずつ進められているが、今年はずっと謎の焦燥感にかられ続けている。辛い。だからこそ、やれるところからやってくしかない。現実逃避したい気持ちの表れなのか、読書欲だけは全く衰えない。とにかく本ばかり読んでいたい。今週は夜も外で作業しようと思う。家だと本読んでしまうから。でも夜作業する時って食事がネックなんだよな…誘惑に負けてガッツリ食べると眠くなる。ぶっちゃけ8月中に入稿とか余裕だろwwwwwwwwと思っていたが現実は甘くなく…猶予期間を設けていてほんとうによかったな。


そういえば高校の時は家から遠い高校に通っていた事もあり毎日21時に帰宅していた。当然帰りはめちゃくちゃお腹が空いているのだけどお小遣いも少なく毎日パンやおにぎりを買って食べる余裕もなかった。それで家から菓子パンなんかを持って行くと父親に「そんなの食ってると家で飯食えなくなるだろ」と怒られた。だから常にひもじい思いをしていた記憶。育ち盛りにあの仕打ちって結構酷では…と今となっては思う。夜食代をくれとも言えなかったし、ほんとうにひもじかった…今となっては自分でおにぎりを握れば済む話だったかもしれないが、そんなことを考える余裕は全くなかった。それについて全く反抗はしてなくて、その頃からコミュニケーションを節約していたのかもれない。
おなかいっぱいになってはいけない、でもひもじさを紛らわせたい。なので、リプトンなどの500mlパック飲料をよく飲んでいたのだけど、今食べ物より飲み物が好きなのはその影響もあるように思う。今でも都会でオシャレな飲食店にいる高校生をみると(ブルジョワ〜)と思ってしまう。それくらい金がなかった。だから今、自分の稼いだお金で普通にご飯を食べることが出来て幸せです。
上京してる地元の友達と話すと決まって「都会の人はマジでお金があってびっくりする…親の生活レベルが違う…」という話になりがち。でもそれは進学して就職して上京しなければ分からなかった話で、地元に残り続けていたらその事実を知らないままで生きていけたんだろうなぁとも思う。インターネットが発達して外の世界を知ったせいで幸福度数が爆下がりしたブータンの話みたいだ。うう…金の話は気分が暗くなる…


日記

先日浅草で浴衣を着て散策した。メインは浅草ロック座でのストリップ鑑賞。久々に見るストリップは初めて見る踊り子さんも多く、楽しかった。なんといっても鈴木千里さんが素晴らしい…!クールな表情、スタイリッシュなダンス、纏う空気すべてに当てられる。
浴衣を着たかったワケは、今月のハロショの写真が浴衣だったのと、今夜だけ浮かれたかったごっこをしたかったから。きしもんの浴衣みたいな白地に水色の花柄のやつを着ようかな、とおもったていたけれど、結局同行した友人とお揃いのシックな古典柄の浴衣にした。前から何となく気づいてたけど双子コーデ、結構好きかも。その日は久々に結構暑くて、夏に夏らしいことが出来てよかったなと思う。私はきしもんと身長がほぼ一緒なのだが、浴衣を着てもきしもんみたいなスタイルにはならかった。どんだけ細いんだと思い知る。にしても、下駄は足の指を使って歩くから疲れるな〜。


空き時間に海物語を打ったら友達が当たった。小景品二枚を獲得。楽しかった。



読んだ本

松戸諭「拾われた男」

読みやすい。捨てる神あれば拾う神ありという感じ。今日知ったけどNHKでドラマ化されているらしいね。

千葉雅也「メイキングオブ勉強の哲学」

学者のノートを実際に見るのってたのC~。

三田 格/ 野田 努「永遠のフィッシュマンズ-デビュー30周年記念-」

映画フィッシュマンズのような、過去を回顧するかんじの本。佐藤のインタビュー記事は実際によんだことなかったから助かる。フィッシュマンズの良さは一人暮らしの1Rで友達と騒いだ後に、ひとりでほっと一息ついたときの幸せ、っていうの…すごくわかるな…

松村大輔「まちの文字図鑑 よきかな ひらがな」

「まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ」
商店街の看板が大好きなので眺めてるだけでたのしい。あいうえお毎にまとめてくれた本は意外とないので助かる。

レトロ印刷JAM編「レトロ印刷コレクション」

いつかやりたい二色刷り。

岩波れんじ「コーポ・ア・コーポ」

絵がうまい…好きな絵だ…

ピエール手塚「恋のニノウチ」「少年対組織暴力」

ピエール手塚先生の「教室の机を何個描いても漫画の面白さは変わらない(ので2つだけ描いた)」がとても好きです。恋は甘犯でどつきあい…どちらもwebで読めます。おすすめです。
shonenjumpplus.com
manga-no.com


積読

藤本タツキチェンソーマン」
・千葉雅也「勉強の哲学」
・宮崎智之「モヤモヤの日々」ついに書籍化!!!うれしい!!

見ているアニメ

宝石の国
アイドルタイムプリパラ

どちらも放映当時見ていて2回目の視聴。宝石の国、やっぱオレンジのCGはすごいや~…初見時はそこまでハマらなかったのだが、今見るとすごく面白い。シンシャがいなくなるのは嫌だから夜の見回り以外の役割を見つける、金剛先生が好きだから戦いたい、やっぱり願望の根底にあるものはシンプル。
アイドルタイムプリパラをみてると、時間は有限で、だからこそ今を今のままで過ごさなければならないと感じる。にのちゃん勧誘のために奔走する二人が強い。普通あんなふうに断られ続けたら諦めるよ。



最近強気なのかナイーブなのか分からない日が続いている。日記を書く時間が増えてるから、ナイーブ寄りかもしれない。でもたくさん寝たら眠くないし元気出た!イェイ♪
最近毎日本を買っている。今日はデッドライン(千葉雅也)の文庫版の発売日なので本屋で買いました。幸せだけど蔵書のスペースも金も有限なのでいよいよどうしようという感じ(春先に増設した本棚も既にいっぱいで、文字通り積読の山が出来上がってる)図書館も活用しつつ、良い読書ライフを送りたい。