今を今のままで生きる

GWいかがお過ごしでしょうか。
私はこの日記を羽田空港のカフェで書いております。帰ってきちまったよコンクリートジャングルに…

田舎の象徴カントリーエレベーター
写真斜めってるけど許してクレメンス

GWの真ん中はnot原稿！なるべくインターネットにいないように…と思って意識して過ごしていた。
でも結局頭の片隅にはずっと原稿のことがあったし、結局同人関係の調べものをしてしまった。完全に目の前のことに集中しきれず、ちょっとだけ消化不良感。自分は気持ちの切り替えが下手だと思っていたけれど、それは単に手放すのが下手なんだなと思い至った。

子供の時は目の前にあることが100％で、大人になったいま思い返すとそれは本当に幸せなことだったなと思う。
もっと今を今のままで生きたいよ。

忘れていたけど覚えている

実家でひたすら不用品の処分をした（高校生くらいまでの自分が使った教科書とか服とか雑貨とかをとにかく捨てた）
子供服を整理していると「これピアノ発表会で着た服だ！（今は無き）ジャスコで買ってもらったっけ～」といろんなことを思い出した。最近、自分には何があるだろう、とよく考えていたのだけれど、たしかに底流に流れている、しかし存在すら忘れていた思い出みたいなものを沢山思い出すことができてちょっと気持ちが上向いた。きっかけがあれば沢山思い出せるのだし、そんなに焦ることもないのかな、と思えるようになった。

中学生の時の日記とか、犬を飼い始めた頃に書いていた犬日記とか出てきて面白かったな～。
「今日は本当に眠くて全然勉強できなかったけど、明日朝早く起きてやる」なんて書いてあって、今とほとんど変わらないなｗと笑った。ちょこちょこ落書きとかもあって、あの頃は純粋に絵をかくことが楽しかったことを思いだした。あと、思いのほか立体物の作ったものが上手で（粘土、木工、セロハンでつくるステンドグラスみたいなやつ）たまに立体物をつくるのもいいかもと思った。

田舎にいると、光にも色があって、一日の中の緩やかな光の変化があることを思い出す。
今は特に新緑が綺麗だし、山を見るとまだ雪が真っ白。裾野では山桜が咲いていたし、庭のモクレンやチューリップが鮮やかで、いろんな色があった。
空に奥行きがあって、夜星を眺めていても、空全体が天球のように丸いんだなということが感覚的にわかる。久々の感覚に身震いがした。

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5月の陽気と飛行機といえばこの曲！！！

普段とは違う場所でのんびりすごしていると、「小説を書かなくたって自分は幸せに暮らしていける」ことに気づいてしまってヤバい。
二次創作とはいえ、一度作る側に回ってしまうと、自分のアイデンティティを創作に求めがちになってしまう（少なくとも私は）作らなくても生きていけると気づいてしまった瞬間はとても寂しいけれど、逃げ道もあると考えると少し気が楽になりますね。

でも今回の新刊は絶対完成させますからね。誓いです。