狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

私の仮称嫉妬心(仮想敵)についてもうちょっとだけ語らせてくれ


「字書き 打ちのめされた」で検索すると出てくる記事(https://cremu.jp/topics/17424


コメント主は打ちのめされてしまうほどの神字書きの作品を読んだとき「自分ではイメージすらしてなかったはずなのに自分の中に眠ってたものを気付かせてくれたような 不思議な気持ち」になったそうです。

あ~わかる。私も多分これなのよ。
自分の中にあったものを自分では気づけなかったのに、その人の文章によって「気づかされた」のが悔しかったんだよね。悔しかった。しかもその気づかされた要素の中に「は?Aはそんなことしないが?」って解釈不一致な部分があるから余計に腹が立ってしまった。そんでいろんな感情がしっちゃかめっちゃかになって嫉妬、闇落ち。以上。

昨日は「昨日までの自分に卒業☆」って言いましたが(これを書いたのは心からの本心です)朝起きたらまたじわじわ悔しい気持ちが湧いてきた。負けたのは認める。すごい小説だったもん。私にないものがあるから、綾城さんは評価も伴っているわけで…つまり私の小説が下手(というか萌えない)ってことなんですよね。

つらいよ。下手だと認めるのが。だって私が好きで書いたものなんだから。
もちろん頑張って書いた=面白いではないことは分かってる。
でも自覚あるんだよね。自分の小説の悪い所も。それを自覚して改善してけばいいだけなんだけど、下手なことに向き合うのがつらい。

私の敵は綾城さんではなく、下手な自分であり、下手な自分を直視するのがつらいから綾城さんを目の敵(仮想敵)にしてしまったのかなぁと思います。自分を守るために。

ちょっとまだ気分がプールの底でふわふわしている。
昨日は悟ったようなきもちになったけど、そんな簡単に悟りを開けたらブッダも何年も修行するわけないので…これもまた、人生…ってコト!?
もちろん自分の小説下手だとしても、表現とか、言い回しとか好きなんだよね。すごく。たまに「二次小説ぽくない」って言われることがあるから、二次小説らしさを求める読者層と自分の小説がマッチしてないっていうのも、もしかしたらあるのかも。あとはなんだろう…私の性癖が尖りすぎていた…?違うか。

でも下手って気づいてよかったよ。
下手って気づかなきゃずっとこの先も下手なまま書いてたから。
多分「書いた小説が下手」なのが嫌なんじゃなくて「下手な小説を書いてしまう自分」が大っっっっ嫌いなんだと思う。自分に自分で「頑張って上手い小説、書けよ!」って期待している。そりゃ辛くもなるよ。


私はブクマ数を見てしまいがちですが、それを取っ払えば
綾城さんの小説がうまいことと、私の小説が下手なことって「実は無関係」なんですよね…当たり前なんだけど。綾城さんがうまくなればなるほど私の作品価値が下がる…って訳じゃない。巧拙に差があれど、内容は違えど、どちらも一本のAB小説ということに変わりはない。
たまたま同じカプを書いているただの他人。私が勝手に比べて勝手にライバル視していただけ。自分は自分、他人は他人。いい表現があれば学べばいいし、自分の好きな表現があればそっちを伸ばしていけばいい。

数字は指標になるけど絶対じゃないから、ここで腐ってたらもったいないな~。
自分は自分のペースで上手くなればいいのです。…という負け犬の遠吠えでした。
さて新刊はどこから手を付けるか…最初の漕ぎだしが難しい。

それにしても、こんだけ悩んで嫌になってもやめられない「小説を書く行為」ってなんなんだ?麻薬か?また楽しく小説かける日なんて来るのかな。