狂気の沙汰も萌え次第

生き恥を晒す日記

プレ・退職エントリ[2025/1/17(金)]

これまでの人生でたくさんの失敗をしてきた。そもそも中学の時に吹奏楽を始めたところや高校で文系を選んだところから既に失敗だったと思っているし、大学でも社会人になってもいろんなトラブルを引き起こしては落ち込んだりしている。
今までは、それらは程度の差はあれ、ある種の人生の汚点のように感じていた。だが、ふと「別に大したことではないのでは?」と気づいてしまった。友人を失ったり、金を失ったり、立場を失ったり、信用を失ったり、健康を失ったりしたが、別にそれは今の自分の価値を毀損するものではない気がする。もちろん、今の自分に至るまでの道程にはそれは確実に存在するし、それらの失敗の経験がなければ今の財産、健康、価値観、人間関係は存在していないのだから、まぁそれでいいのだと思う。


それはそれとして今月末で今の職場を退職することになりました。普通に自分に記者は向いていなかったです。書き物の仕事がしたいという理由で記者を選んではいけないということがよくわかりました。どちらかというと記者の仕事自体は楽しかったのですが、職場風土と人間関係が無理でした。人にインタビューして何かを書くのは楽しかったです。退職の意向を伝える面談時に編集長に「あなたは良い文章を書くから惜しいとは思っています」と言われたので、それは嬉しかった。
もっと頑張ろうと思えば頑張れるのだろうが、もっと頑張ってもっと身体を壊したら意味がないので、自分の心身を守るために早めにやめてしまいました。
今後についてはまだ全然決まっていません。多分JTCでゆるキャリしながらブログを書く日々に戻ると思います。人生初の無職‼ 今後どうなる⁉
記者退職エントリについては今後また詳しく書こうと思います。それはそれとして11月分の傷病手当金が振り込まれなくて鬱なんだが。おーーい笑 衣食足りて礼節を知るなのでしっかりしてほしい(その前にもっと貯金をしておけという話なのだが)。

このブログを書いている日(1/18)次の仕事の良縁に恵まれることを願って赤坂氷川神社にお参りに行きました。良い職場に巡り合えますように。
そして真冬の無職はつらい。家にいるだけで暖房代がかかるし、寒さでとにかくすべてが億劫になる。どうせなら春に無職になりたかったなー。

見た番組

NHKクローズアップ現代 アマゾンで10年ぶり出現未知の人々“イゾラド” 、NHKスペシャル 大アマゾン 最後の秘境、NHKスペシャル アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり、

イゾラドについてはアウラの回をリアルタイムで見て「地球にはこんな部族がいたのか…」と思った。結構衝撃で、1度見た割にはずっと記憶に残っている番組だ。アウラとアウルの二人だけのイゾラ度は、この地球上のどの言語とも一致しない独自の言葉を話している。言語学者が約800の単語の意味を突き止めたが、まだまだ分からないことばかりだそうだ。このイメージが頭にあったため、イゾラド=どの部族も全員ほぼ言葉が通じないと思っていたが、「大アマゾン最後の秘境」ではペルー語が一部通じる部族があるらしい。
このイゾラドたちは文明と完全に分断された生活を送っている。衣服は腰巻のみ、弓矢で狩りをし、ヤシの葉っぱで屋根を作っただけの簡素な住居に住む。感染病などへの免疫がないため、外界の人間と接触して一気に衰弱してしまう事例もあるそうだ。
川の向こうのジャングルから現れた家族は褐色の肌をしている。好奇心旺盛でスタッフに興味を示して、触ったりしていた。男女共に前髪はパッツンヘアなのがちょっと可愛かった。
近年、イゾラドを保護する保護区に勝手に侵入して違法な森林伐採をする業者がいるらしく、そのせいでイゾラドとペルー人の間に緊張感が高まっていると最新のクローズアップ現代で放送されていた。

読んだ本

三宅香帆『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術 』

「やばい」しかでてこないのは細分化(=具体化)していないから。具体的にどこがよかったのか(台詞、演技、表情など)を語ろう!話を聞いてもらうには自分と相手の認識レベル(=前提となる知識)を合わせて話の出だしと書き出しを工夫すべし!などためになるノウハウがいっぱいでよかった。最近本や映画の感想をあまりかいておらず、感想の書き方を忘れていたので読んでよかった。おすすめの本です。