狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

同人は私には早すぎたのかもしれない

だからと言って同人辞めないけど、ここ1年ほどの所感。


同人活動を続けていくなかで「私には同人は早すぎたんだ」と思うことが多々ある。私は意図的に人とのかかわりを避けているので、しんどくなりポイントは他人と比べてずっと少ないはずなのに。色々経験していくうちに、いくつかのパターンが見えてきたので、一つずつかみ砕いて紹介していく。


① 人の悪意・ネガティブな部分に触れたとき
最凶にして最悪のしんどくなりポイント。同人って他の趣味と比べて圧倒的に人のネガティブな部分に触れる機会が多い気がする。むしろ数か月前までは自分から積極的にそういう部分に触れに行っていた。(炎上、学級会、ヲチは一切見ないが、創作上の悩みや人間関係の悩みはなぜか結構見ていた)誰かの吐き出したネガティブを飲み込み、知らず知らずのうちに疲弊し、自分もネガティブを吐き出す。そんな悪循環に陥っていた。今は完全に足を洗ったが、一時期はネットの書き込みに本気でイライラしていた。

気を使うべき(とその時は思い込んでいたが、たぶんそんなことはなかった)ことが多すぎるし、一歩間違えば私も当事者になりそうな事例を見聞きしていると、「私には同人は早すぎたんだ」と本気で思った。くっだらないことに腹を立てているひとに腹を立てている自分がいて、(所詮顔も知らない他人の感情にどうしてこんなにカッカしてるんだろう…)と本気で虚しくなった。これぞまさしくエネルギーの浪費。


②いい作品に触れたとき
いい作品はいい(新次郎構文)。心がワクワクするし、癒されもするし、時には揺さぶられたり、涙したりする。いつしか自分もこんな作品を作りたいと思う。が、自分は怠惰な人間なので、なかなか実行に移せない。移せたとしても作品に納得がいかない。理想と現実の乖離をまざまざと見せつけられる。もちろん、瞬間瞬間でたのしいときはある。でも感じた幸せは長続きしない。心が段々疲弊していき、ペースが落ちる。ペースが落ちるにつれて自信が揺らいでゆく。キャラに対する萌えが尽きたわけではない。でも今は書き気分ではない。いっそROMに戻ろうかという考えが頭に過るが、創作の楽しさを知った今更ROM専に戻れない…同人は知恵の実だった…?いえいえ、、野球が好きだけど万年ベンチに座り仲間の活躍を素直に喜べなくなってしまった野球少年のような気持ちです。
つまり「素晴らしい作品をみること」が「自分が無力であることをまざまざと見せつけられる」出発点なので「私には同人早すぎたな」と思うのです。『臆病な自尊心と尊大な羞恥心』*1の発露なのです。勝手にいじけて勝手にしんどくなってるだけなんですが、このへんちくりんな思考はパターン化されてしまっている。ツレェ。


③ オフ本を作っているとき
わたしはオフを始めるのが比較的早かった。ネットにはじめて作品をアップした4か月後には同人誌の原稿を入稿し、本を作っていた。自分の書いたものが物理的な本になるのが楽しく、どんどん作った。いい本を作りたいので、参考がてら他のひとの本もたくさん読んだ。そんな中、私はあることに気づく。みんな忙しいなかバリバリやって、あんなに素晴らしい本をハイペースで作っている――と。他人と比べることが不幸の始まり。比べなきゃいいのにどんどん比べて辛くなる。なんか私、そんなに頑張ってなくない?てか、頑張ったところで、たいしてさ…みたいな気持ちになってくる。もちろん出来上がったものは自分の宝物になるけど、同時に言葉にし難いもやもやが蓄積されてくる。それにオフ本はお金や即売会(現実世界でのやりとり)も絡んでくる。それもほんの少し、ほんの少しだけだけしんどさの要素として加わってくる。




なんで突然こんな文章を書いているかというと、受動喫煙的に見聞きした炎上について魔が差して調べてしまい、久々にダイレクトに人のドロドロした部分触れてしんどくなってしまったからです。これもこれでネガティブ文章なんですが、ブログという個人の城なので許してくれい。誰かに相談したところで多分解決はしないだろうし、結局同人はやめない。きっと相手を困らせてしまうだけなので、文章にしました。でも、こうして全世界に公開してるってことは「こんな自分を分かってほしい」と思っていることとイコールだと思う。分かってほしいと思う心と上手く折り合いをつけたい。


体力も時間も有限。自分のことだけ考えて生活したいよ…でも他人のことを考えてしまうって、結局今に集中しきれてないから起こる事象なんだろうな。モチベーションというか、情熱は確実に落ち着いてきている。どうしたものか。小説を書きたいのにわたしの目指すべき桃源郷が見つからない。この文章も全然まとまらね~って思いながら書いて、実際まとめきれなかったし…どうしたものか。


「からい」の漢字「つらい」の漢字一筆足したら「幸せ」だ

今日の楽しかったことは、奈良県の地図を見ていたら古墳を沢山みつけたことです。