最近桃山商事のポッドキャストをよく聞いている。
基本的には最新回からさかのぼって聞いているのだが、この間「Ep20. 自分ひとりの部屋 -自信と急所をめぐって-」を聞いて「わかる!!!」となったのでこの話をさせてください。
このエピソードでは「ワッコさんの実家がヤバいこともあり、大学卒業後は実家と絶縁し、社会人として完全に自立した生活を送ってきた。ワッコさんが30代半ばで自分の家を買おうとしたが、自分ひとりの収入では希望する家を買うことができなかった。それなりに稼いでいても、独身女性の一馬力では都心に家を買って理想の暮らしを実現するのは難しく、結局は結婚や実家の援助など誰かの支えが必要とする現実があることを知り、『社会に負けた』と自信が揺らいだ」という話をしている。
「結婚を具体的に考えていないから家を買おうと思ったのに、家を買う段になって「結婚していないと住みたい家すら買えないのか」という現実に直面し、がっかりした(中略)結局、誰かに頼ったり依存してる人のほうがいい暮らししてるじゃん」 という話を聞きたとき「すごいわかる!!!」と思った。
自分は親と完全に絶縁といかないまでもかなり疎遠にしている。生活は学生のころから完全に独立しているし、現在結婚もしていないので誰の援助も受けずに生活している。そのため「自立している」と自信を持っていたが、100%自分が望むような暮らしは実現できていない。一方で自分より誰かに頼っている人の方が良い暮らしをしているのではないか、と考えるようになった。
そんな時にワッコさんが「結局女一人では頑張っても天井があるんだなとか、結局誰かに頼れる人の方がいい暮らしできるんだな」と言っていて、わかる!!!しかない。
ワッコさんの実家がアレなので「自立せざるを得なかった」状況は私も同じで、実家から脱出するために自立せざるを得なかったので、自立しててすごいね的なことを言われても「はぁ」となってしまう。私からすると仲がいい実家、頼れる実家があることのほうがすごいし羨ましいよ。
女性に限った話で言えば、自分より能力が低かったり、依存しがちな人ほど男性とペアになって自分より良い暮らしをしているのが見えると「ずるいじゃん」と思ったりする。もちろん外見だったり、定量・定数化できない部分に人としての魅力があるからこその結果なのかもしれませんが、それでもさぁ…と思ってしまうときがある。
ジェーン・スーさん的に言うと「経済力を他者に依存している状態=危険」なのだろうが、それでも「いいなー」と思うタイミングはある。
もちろん頭ではわかっているんですよ。人間は平等ではないことなんて。大人になっても子供の頃の生育環境や親の財産、方針、居住地域が人生に響いてくることくらい。むしろ実家の太さは大人になってからボディーブローのように効いてくるのだなとと実感している。だからこそ、ずるいじゃん!って思っちゃうよ。
私がずるいじゃんと思ってる人の属性
・実家が太い人
・頼れる親がいる人
・親金で大学行った人
・自由に学ぶ学問や行く大学を選べた人
・引きこもれる家がある人
・引きこもっても許容してくれる親がいる人
・パートナーまたは実家の稼ぎのおかげで自分はバイト以下のままごとみたいな仕事ができる人
・パートナーまたは実家の稼ぎのおかげで自分は無職/長期休職できる人
・いわゆる「理解あるパートナー」に機嫌を取ってもらえる人
・ヒカキンの猫
・金持ちに飼われているでかい犬
私がいいなぁと思っている人
・パワーカップルとしていい感じに生活している人
・ヒカキンの猫
・金持ちに飼われているでかい犬
ちなみに自分が社会に負けた…と思った瞬間は、完全に休職でしたね。自分は一人暮らしかつ実家に頼れない環境だったので、この状況が続けば確実に詰むなと実感し、なんとか早めに社会復帰しました。でもこれが実家暮らしだったり、胆力のあるパートナーがいたり、実家に金銭的に頼れる状況だったらまた違ったのかなと思います。実際、休職、無職になったけど実家やパートナーのおかげでのんびり休めたという人はごまんと見て来ました。「休職辛いですよね…」と無職で旦那に養ってもらってる実家太女に言われたときは本当にキレるかと思った。社会に負けた…。
こんなことを常日頃考えていて、「また自活できなくなったらどうしようという不安がある」と心療内科の先生に相談したことがある。「日本は社会福祉が充実してるし、生活保護とかもある。そんなに心配しなくていいよ」と優しく諭された。安心すると同時に、それはイコール最低限の生活しか保障はしてもらえないじゃん…と思ってしまった部分もある。まあ結局余裕のある生活がしたいんだろうな、私は。
社会に出てからお坊ちゃんやお嬢さま、経営者、地主などいろんなタイプの金持ちを見てきましたが、金持ちには金を使わずとも物を手に入れたりサービスを受けられたりするので、余計にお金持ちになっていくんだなぁと思いました。金持ちになると金を使わないで済む!
上澄みの正社員しかしたことがない自分ですが、こんな感じで生きてます。
読んだ本
菅原由一『タピオカ屋はどこへいったのか?-商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』
コロナ前空前絶後のブームで大量繁殖したタピオカ屋は、ゴンチャなどのチェーン店を除き今や見る影もない。あれらはすべて倒産してしまったのか? いいえ、実はブームに乗って稼げるときに稼いで店を畳み、唐揚げやマリトッツォに宗旨替えしただけです、という話を切り口に、マーケティングの入門知識をわかりやすく解説した本。「なぜ60円のコロッケを売っているお店はつぶれないのか?」「なぜコンビニの向かいに同じチェーンのコンビニができるのか?」など、街でよく見かける光景だけど「なぜ?」と感じるものを中心に解説。大体は「小売りはサブでメインはBtoB」、「グループとしての知名度向上や同業他社の参入阻止」など明確な理由があると述べられていた。
漫画つきでサラッと読める一冊だった。
9/14(日)ZINEフェスに参加します!
9/14(日)東京都立産業貿易センター浜松町館の4階で「ZINEフェス詩歌と日記」が開催されます。参加するのでよかったらお越しください。既刊のみの頒布です。フリーペーパーを配布予定です。
note.com
週末富士山に登ってきました!日の出を見ながら聞く宇多田ヒカルは最高でした!登っているときは電気グルーヴの富士山を聞いていました!楽しかったです!また行きたいです!