狂気の沙汰も萌え次第

生き恥を晒す日記

女性用同性マッチングアプリを使って半年たったので正直にレポする

結論から言って、出会えます。

※このレポは体感で観測した「ごく主観的な情報」です。


どんなアプリか

このアプリは「出会い系じゃないけど出会えるアプリ」という文句でリリースされており、恋人作りが唯一の目的ではなく、友達作り、趣味仲間作りなど様々な目的で利用できる。そのため、体の性別が女性であれば既婚者・パートナー持ちであっても利用可能。「パートナー持ちがパートナー持ちと明言して参加できる」という点では一般的なマッチングアプリとは大きく違う点であると言える。

基本的にはツイッターのような短文投稿をして、そこにコメントやいいねをつけて交流していく仕組み。タイムラインには全会員の投稿が時系列順に表示される(有料会員になると、フォローしている人だけを表示するタイムラインもあるらしい)。DMもあり、フォローの有無にかかわらずメッセージを送れる。
一般的なマッチングアプリにある「居住地、年齢、休日」などで会員を絞りこむ会員検索機能はなし(有料版にはあるのかも?)

アプリの雰囲気

7年前のツイッターと2年前のインスタを足して2で割ったのような雰囲気。日常の投稿(趣味、食べ物、お出かけ、推し関連、スポーツ、日常など)のろけ、匂わせ、キラキラ、ポエム、愚痴、意識高い系などなんでもありで、ものすごく女性が集まるアプリっぽい。
基本的には日常>趣味仲間を求める投稿≧恋人募集の投稿が多い気がする。若い人が多いせいか「ひまー通話しよー笑」みたいな投稿も結構あってカオス。投稿もアクティブユーザーも結構多く、過疎ってるのでは?的な心配は無用。

体感的な年齢分布は以下の通り
18歳~24歳 3割
25歳~29歳 3割
30歳~39歳 1割
40歳以上  1割
年齢未記載 2割

30歳以上になるとガクッと人数が減る。年齢未記載に入っているのか、そもそも人がいないのかは不明。

基本のプロフィールには活動エリア(都道府県を複数選択できる)、年齢、求めている関係性(友人、恋人、ライフパートナー)がデフォルトで表示されている。自由記載欄には休みの日、職業、趣味や好きなもの、飲酒喫煙の有無を書いている人が多い。あとはボイ、フェム、中性など自分の見た目に関する記載をしている人もまあまあいる。

自分の活動方針

自分は友人も恋人も欲しいとは思っておらず、ただ今後人生を一緒に過ごしていける相棒(キム・ハナとファン・ソヌ著『女ふたり、暮らしています。
』みたいな関係)が欲しいと思って登録した。
プロフィール欄の募集欄は「友人、ライフパートナー」にした。ライフパートナーだけにチェックをつけても良かったが、それではあまりに重すぎるので友人にもチェックをつけた。実際、友達から始めないと相手のこともわからないし、自分のこともわかってもらえない。
自分のことが分かる投稿を2~3日に一回投下して、タイムラインの気になる投稿にはいいねしたりコメントをつけたりした。ただ、自分はSNSの部分にはほとんど興味がなく、「自分と価値観が合う相手を見つけたい」という目的でやっているので、この人は合わないなと思ったらすぐブロックかミュートしていた。ある日「あれ?ブロックできない」という状態になり、確認したら無料会員は100件までしかブロックできないらしい。ブロックしすぎだ。

こんな人と知り合った

①Aさん(2~3歳年下)
アウトドア系の趣味が合いなんか面白そうな人だなと思い、こっちから誘って一緒にボードゲームに行った。見た目は分からないまま会った。ボードゲーム自体は楽しかったが、何の話題を振ってもなんかずっと家族の話されて(知らん人の話されても…)になった。ボドゲのあとにご飯を一緒に食べて解散後、特に連絡なし。こっちからも連絡していない。


②Bさん(2~3歳年下)
仕事(制作系)や趣味の方向性が一致している方で、見た目が激好み。向こうから声かけられて遊んだ。5回くらい会っても一向に進展がないし、自分も告白に至る決定的な気持ちがないので「これどっち目的だ?」と思って聞いたら「」別に友達を増やしたいわけではないのでつかずはなれずな関係を構築しようと心がけている。が、毎月遊びに誘われている。


③Cさん(同い年)
趣味の話を中心に頻繁にDM。住んでいる場所がちょっと遠いが、会おう!という話になり、具体的な場所日程を合わせようとするとスルー。忘れた頃にまた連絡が来る。なんやねん…会う気ないなら誘わなくていいよ。


④Dさん(1~2歳年上)
映画や本の趣味繋がりで知り合った。イマイチDMが盛り上がらないが、映画に誘われたので行った。やっぱりそんなに盛り上がらなくて、DMの時点で盛り上がらない人とは遊びに行かない方がいいなと思った。


こんなかんじで何人かには会ったので、確実に出会えはする。だが、その後交際に至るとか、かけがえのない友人、パートナーに出会うみたいな結果には至っていない。今後も精力的に活動していくかは微妙です。


正直こういう人は絡みにくい

・自分から話しかけられませんが、DMくれたら喜びます(相手にコミュニケーションコストを払わせることを公言してる時点で地雷)
・暇な人話そう(何を?)
・プロフや投稿から人柄がほとんどわからないのに「気軽に話しかけてください」(相手にコミュニケーションコストを以下略)
・こんな私でもいいよって人いいねください(謎のへりくだりが無理)
・○○に理解がある方(何をもって理解なのか?)
・友達募集、恋人募集のつぶやきをしているが、プロフに年齢を書いていない

上記に共通しているのはだいたい10代後半から20代前半の人なので、まぁそういうお年頃なんだろうなぁ…という気もしないでもない。向こうもアラサーはお呼びじゃないだろうし。

特に気になるのが「○○に理解がある方」なのだが、これは本当に人によって理解の度合いが違うと思っている。たとえば「ヴィーガンに理解がある方」だとすると下記のうちのどれになるのだろうか?
①一緒に食事に行った際、ヴィーガン料理を頼むことに何も文句を言わないでほしい(相手は肉料理を食べても可)
②一緒に食事に行った際、一緒にヴィーガン料理を食べてほしい(相手に肉料理を食べることを禁じる)
③積極的にヴィーガンの文化に触れて、内容、ないしはそれを愛する自分を理解してほしい。そして日常的に実践してほしい。
この価値観がアンマッチだった場合どうなるのか正直気にはなるけど、過剰に理解を求めてくる人とは正直会おうとは思わないので、一生分からないままなのかもしれない。


最近のレズビアン界の傾向

ここで言う傾向は「20代から50代までの女性の中から無作為に抽出した100人の集団」と、「このアプリに登録している20代から50代までのセクシャルマイノリティを自覚する女性から無作為に抽出した100人の集団」を比較して、自分が体感で観測した「ごく主観的な」情報です。

・ボイ/フェム、タチ/ネコの二元論の感覚が薄くなった
・昔よりFtM、FtXなどトランスジェンダーが増えた
・カップルののろけがずっとオープンになった
・やたらメンタル持ちが多い
・オタクが多い

アプリを始めて最初に感じたことが「ボイ/フェム、タチ/ネコ」の表記が少なくなったことでした。特に「ボイ/フェム」の表記が少なくなったことは個人的には嬉しいです。男女二元論的なジェンダー観に無理矢理あてはめるぎこちなさを感じていたので、同じように感じている人がいるのかもしれない。
そして「メンタル持ち」とプロフに記載されている率が異様に高い。まぁこれは昔からだけど……ストレートに比べてLGBTQ+の人間が精神疾患を発病する傾向が高いという研究結果があるそうだが、それが起因しているかは正直分からない。
しかし、出会いを前提にしていないSNS(Twitter、インスタ等)では、病気繋がりでの交流を目的としたアカウント以外では精神疾患を抱えていることを明記しにくいことを踏まえると納得ではあるし、知り合う前に障害を伝えておきたい、精神疾患に忌避感を感じる人間を弾きたいという気持ちもよくわかる。たまにメンケア要因が欲しいみたいな雰囲気の人もいるが……逆に、男女のマッチングアプリで「メンタル持ち」を明記する女性はどのくらいいるのか気になった。
男女、男男、女女、その他のあらゆる組み合わせのカップルで比較して、経済的・精神的な不均衡がどのくらいあるのかまとめた研究とかないんですかね。


個人的な感想

20代の若者は「恋人ほしい!」「友達ほしい!」「ハグしたい!」「束縛したい!」と呟きまくっているので、本当に精神と肉体のエネルギーが過剰な時期なんだな…という観測ができた(悪口ではない)。それと同時に、このくらいのエネルギーがある人(同性愛者異性愛者問わず)がどんどんパートナーを作っていくんだろうなと思ったりした。
あとはレズビアンに限らず、バイセクシャル、アロマティック、アセクシャルetc...の人もいるので、どんなタイプのセクシャリティの悩みとかも相談しやすい雰囲気なのはとてもいいと思った。

ただ先述したように各人が様々な目的でアプリを使っているので、個人的には効率は悪い。特に私は他人のつぶやきを見たいわけではなく(むしろフォローもしてない赤の他人のつぶやきなど見たくない)単に気の合う人を探したいだけなのでものすごく疲れる。まぁ気の合う人を見つけるために他人のつぶやきを見ないといけないわけですが…

若干苦手なタイプのインターネッツではあるものの、Twitterよりははるかに手軽なので気が向いた時に使っていこうと思います。



2026/5/13追記
女性用マチアプ、リザ〇イを使って1年くらい活動した内容をZINEにまとめました!有料級の情報が満載(なぜなら有料で販売しているので)よかったら見てね。

booth.pm