狂気の沙汰も萌え次第

生き恥を晒す日記

マッチョな業界で女性記者として働くとはどういうことか? 転職後1年経ったので書く

マッチョな業界で女性記者として働くとはどういうことか?の前に…

記者はこんな仕事だ!!


取材して記事を書く仕事。もっと具体的に言うと…

①情報収集(ニュースリリースを見る、人づてに聞く、ネットで調べる、展示会や懇親会、パーティに行く)
②アポ取り(ここが一番むずかしい)
③取材
④記事を書く
⑤チェックを受けてから掲載


以上です。とにかく人とのつながりを作らないとどうにも仕事ができない感じです。取材対象者のメディアの捉え方も人それぞれで、「どんどん紹介してよ!」な人もいれば「そういうのはあんまり…」な人もいる。
情報は先輩記者から回ってくるのでその指示で動いたり、取材対象者から自分に直接情報提供が来るので自分行ったりする。あとは取材に行って記事に書く。それだけです。あとは雑誌のレイアウトを組んだりもします。なんでもします。

記者の仕事についてはマジでこれくらいしか書けません。インタビューの記事化はうまい具合にその人の発言を組みなおして分かりやすくまとめます(捏造という意味ではない)。


その人が仕事ができないのはその人せい

前職では「新人が仕事ができないorミスしたのはマネジメントできなかった上司のせい」というのが共通認識だったが(というか世の中的にもそうだと思う)、現職は違っていた。仕事ができないのはその人のせいなので、新人だろうが仕事は完璧にこなさなければならない。もちろんお願いすれば助けてくれる人はいるが、お願いしないと助けてもらえない。
記者という職業柄なのか、端なる組織風土なのかわからないが、とにかく個人プレー的な仕事を要求される。システムにこういうところはかなり中小企業っぽい。
※ただ原稿だけはデスクにゴリゴリに直される。ひどいと自分が書いた形跡もなくなる。

あとしがない中小企業なので管理職研修みたいなものもなく、部下の管理が雑。みんなの前で平気で叱責したり、言葉がきつかったりする。というか、基本的に我が強い人が多い。我が強い人しか生き残れない。人間関係も超円満とはいえません。パワハラに耐えかねて短期で離職する人も多いです。うちみたいな小さな事務所ではトイレも男女共同で辛いです。ほんとによくやってるなと思いますが、自分が不幸になる場所に身を置き続けたくないので、あと2年くらいしたら別媒体に移りたいです。


本題:マッチョな業界で女性記者として働くとはどういうことか?

男社会で受け入れられるは結局男

業界は98%男性の男社会です。たまに「女だと可愛がられるでしょ」と言われますがそんなことはありません(というか、可愛がられるって表現もそもそも気持ち悪いな)。男社会で受け入れられるのは男だけです。
その中で、「男として働くことが出来る女性」のみが受け入れられ、女性が女性のままで働くことは非常に困難を極めます。これは業界問わずどこもそうだと思います。絶対的な男女比が半々にならない限り、この文化は亡くならないと思います。マス=男性ですから。

同期からも見下される

同期入社の男性記者からも「同期が『女性』なら比べられることはない(原文ママ)同期や後輩が有能な『男性』記者じゃなくてよかった(原文ママ)」言われる始末です。なんだこの業界、まじでホモソーシャル染まり男を引き付ける何かがあるのか? 仕事のアウトプットに男も女もなく、仕事ができるひとが純粋に評価されることを私は願っているぞ。というかそいつ連載持ってないけど私は連載持ってるし。



ここが嫌だよby女性記者

媒体や取材先の業界によるとは思いますが、普通に取材相手に容姿ジャッジされたり、セクハラされます。はっきりいっておすすめしません。本当に男が無理になります。

ここからただの愚痴

仕事でパーティに行き、男性が2名居合わせると、ひとこと目に自己紹介、ふたこと目にはガルバキャバクラ風俗の話をし始めます(全員が全員じゃないけど、体感で4割くらい)。本当に気持ち悪いです。「へー会社は○○(地名)にあるんですね。そしたら××(風俗街)が近いじゃないですかw」みたいなことを平気でいってきます。頭大丈夫?常にエロの事しか考えてないの? 他に色々ランドマークや施設があるよ? これは目の前に女(私)がいても普通にする。それが共有できるナイスなコンテンツだと思ってるのがやばい。「あ、女性の前でこんな話してセクハラになっちゃうねw」ってわざわざ言うのも白々しい。でも黙って聞くしかない。仕事だから……って思ったけど仕事だからといって黙って聞く義理もないわと思って「死ね!」とやつのおでこを見ながら強く念じて、「あ、あそこに知り合いが!」って顔をしてその場を去るか、シラーっとしらけた顔をすることにしている。
でもこれってまともな男性もたまったもんじゃないのでは…とも思う。女性同士で例えるなら「あ!あそこホスクラとか女風多いところだよね!行くの?」って初対面で言われてるようなもんだからクソ失礼すぎるし、反応に困る。男同士だからこそノリをよくしておかないと! みたいな最悪ホモソしぐさ強要も絶対あると思うので、男女ともに大変だと思った。とにかく飲みの場でセクハラを働いてくるやつは滅。


あとはゴム製品の話になった時「ゴム製品の製造技術で一番すごいのはコンドームですね」って行ってきたおじさんも狡いですね。日本のコンドーム製造の技術力の高さは世界有数という話は知ってますけど、この話が出てきたの、かなり脈略ないんですよね。反応が良ければそっち系の話に行けるし、悪ければ「技術のはなししてますけど?」に逃げられる。狡いわー。技術力な話なら他にいくらでも例はありますし。典型的な言って反応を伺う系のセクハラだなーと思いました。私は苦笑いしてると「コンドームって分かります?」って追い討ちかけてきたので確信犯的にやってるなと思いました。死ね!と思いながらその場を去りました。初対面のおっさんに(知り合いでも嫌だけど)避妊具の話されるの嫌すぎる。

また他誌の女性記者と歓談しながら「ちょっと料理食べちゃいましょうか」とお皿を取ったところ、その女性記者に「もっとたべなよ!太ってるんだからさ!!」と声をかけてきたジジイもいた。それ初対面で言うか!? 控えめに言って死ね。

別視点からの話をすると、パーティで知らないおじいさんにいきなり呼び止められて「ちょっとあなた、お寿司を持ってきてくれない」と言われました。もちろん私は秘書でもコンパニオンでもないので「ごめんなさい、私ここのスタッフじゃないので」とお断りすると「ああ、ごめんなさいね、間違えちゃった」と謝って貰えましたが、おじさん達が「若い女性=コンパニオンか秘書」と勘違いするほど女性がいないんですよね。もう何なんだこれは……

これがおじさんと話してる間に時間給が発生するならまだしも、私はただの定額で使い放題な会社員で、おじさんの懐からお金を貰える訳でもないので、ただの無料ホステスになっている。本当に嫌すぎる。

とにかくパーティに行くとおじさん同士で群れて何がたのしいんだ……って思うんですけど、これが逆におばさん同士の群れだったら私がいっても楽しいだろうなと思います。(オーバーザサンで企業コラボで「決定権のあるおばさん同士で何かやるのがこんなに楽しいなんて!経営権のある男性が楽しそうにしているのがやっとわかった!と言っていました。まんまこれがうちにも当てはまります)所詮男性記者と女性記者では見える世界が違います。男性記者からは男性記者の仕事のやり方を教わりますが、そののやり方でやっても絶対無理が生じるので、自分なりのやり方を見つけなければなりません。

ここからもただの愚痴

イベントで受付業務をした時、見ず知らずのおっさんに「さっさとしねぇとぶん殴るぞ」といわれたんですよね。しかも向こうが勝手にイラついてただけでお待たせ時間は実質2秒くらいだったので「は?」となりました(私はシカトしました)しかも相手の名刺は私の手の中にある状態で、彼は中小企業の社長だったんだけど、立場がここまで人を狂わせてしまうのか?とちょっと怖くなったんですよね。ここに下記載できない状況としては、人身事故で電車が遅延した時にただの駅員に食ってかかる客みたいな構図だったので、普段から鬱憤溜まってるんか?こんな小娘に不満をぶつけてまで下げたい溜飲って何?と思いました。というか普段から店員とかにもこういう振る舞いなんだろうなぁとしみじみ思いました。
とはいえ、自分が悪くなくても暴言をぶつけられると普通にストレスかかるんですよね。他人から他人へのの暴言も消耗する(特に飲食店でバイトを叱ってるのが丸聞こえなのは最悪)のに、面と向かってぶつけられると普通に不快です。「こういうのは相手にしない、流してこそプロ」みたいなやつがいるけど私はそうは思わない。どう考えも暴言吐く方が悪いし、流せない方が幼稚なんてこともない。真に受けない、というアドバイスはまだ分かるけど……こういう加害者に都合のいいアドバイスは本当になくなって欲しいですね。


展示会がキモい

私が取材する分野の展示会はマジでキモい。来場者は9割男性(しかもほぼおじさん)で、展示ブースにはイベントコンパニオンがたくさんいる。特にキモいのが開会式のテープカット。登壇するのはお爺さんばかり、鋏を持ってくるなどの補助をするのは全員若い女。コンパニオンのパターンもあるし、なんと主催者の女子社員のこともある。この対比がかなりキモい。若い女はおっさんをちやほやするためにいるんじゃないんだが??????

上司語録

「川崎さんはいっつもつまんなそうな顔してるよね」「こっちのやる気を削ぐ顔」「お世辞とか言わないタイプでしょ」「〇〇さんと違って川崎さんはサービス精神がないよね」「(仕事について質問したら)そのマニュアルに書いてるわけないじゃんwちょっとーw(別のマニュアルがあるなんて教えてもらってない)」「ちゃんと考えてる?w」(歯列矯正を見て)「うわっ(のけぞる)、俺だったら絶対やりたくねー」「締め切りに間に合わなくてもあなたは平気かもしれないけど」「控室でマニキュア塗ってた?(塗るわけない)」

これを言ってるくる上司から「人の名前を間違えるのは失礼だからやめようね」と言われてはぁとなってしまった。名前の変換ミス(竹田さん→武内さんみたいな)をしてしまった私も悪いが、あんたが言うんだそれ…みたいな気持ちになってしまった。やっぱ失礼なこと言ってる人って自覚ないんだなーと思った。




転職前にもブログで収入が減るという話はさんざんしたのですが、実際にいくら減ったのか? 100万円です。額面できっちり100万減りました。正直去年はきつかったですが、今年から給料は上がったので底は抜けました。来年には完全に前職と同水準の収入になる予定です(勤め続ければの話)
「よしお前の年収が明日から100万円減るぞ」と言われたら結構身構えますよね? 私も身構えました。そんな精神状態で私が1年間過ごしてきたとお考え下さい。特に私は頼れる身寄りもないので、躓いたらちょっとまずいとこまで行きそうなのですが、その時は傷病手当金なり失業保険なり公的な支援制度を使ってどうにかするかと考えていたので、それはまあいいです。基本、日本に住所があれば飢えて死ぬことはほとんどありません。でもひもじい思いは確実にします。だから働いているのです。「面接の時に最初は多分給料下がりますが、2、3年もすると前と同じかそれ以上になると思います」と管理職の方ではなく普通の社員の方に言われたので、バカな俺は信じてるぜ。
前職ではほとんど感じなかったストレスや理不尽を、毎日浴びているので、これはどうにかしたいですね。前職をやめて後悔しているか?ときかれたら、一部においては後悔しているし、一部においては後悔していないと答えます。働く環境に限定して言うと、やはり前職は快適だったなと思います。

国破れて山河あり、的な感じで夢破れて(時にはメンタルの不調を抱えて)実家に戻り、そのまま引きこもりというケースも珍しくありません。というかよくある話です。これを私は一番恐れています。


構成とか考えずにダダダッと書いてしまったので、読みにくい文章だったと思います。すみません。私が一つ確実に言えることは、私は文章が下手だということです。下手だからつらい部分もかなりある。

とりあえず、早く転職したいです。セクハラはもうゴリゴリだ〜。