狂気の沙汰も萌え次第

雑記ブログのはずが同人女の日記になりました。

引越グラフィティ

引っ越した。
前の家は結構長く住んだので、引っ越し作業もかなり久しぶり。途中、手続きや荷づくりがしんどすぎて「(転勤じゃなくて)自分がしたくてする引越なのにどうしてこんなにつらいんだろう」と思った。


私を支えた日高屋のラ餃チャ+レモンサワー



詳しい記録は自分用にメモをとったが、ここではざっくりとした流れを書いていく。

①物件を決める前に不動産に旧居の解約を申し入れる(今思うと家なしになる可能性もある、ちょっとリスキーだが二重家賃を回避できた)

②入居3週間前くらいに物件を決定(見つけたのはそれ以前)、同時に引越し業者の選定、現住所のライフライン、ネットの解約、粗大ごみの申込、転出届の申請を行う。ここから不動産会社が斡旋した業者からの営業電話が鬼のようにかかってきて対応するのがダルかった。ライフライン・ネットはよっぽどのことがない限り自分で手続きした方が何かと楽。電話口だと確証残らないし…

③いい加減に買い替えたかった家電(壊れかけていたため)を買い替えた――のはいいが、半導体不足の影響で引越日に配送が間に合わなかった。入居後、しばらく今の家電を使い続けるために、リサイクル料金抜きの引越しの見積を取り直し、価格交渉(本当は引っ越し業者に引き取ってもらう予定だった)
ポイント還元、ネット契約、まとめ買い、対面の価格交渉を駆使してトータル5万円ちょっとまけてもらった。やっぴー

④引越二週間前からコツコツ荷造り開始。掃除や不用品の選別をしながらなので案外時間がかかる。2回の週末をフルに使い、平日も毎日2~3時間は荷造りしていた。

⑤新居の契約直前に「印鑑と住民票を持ってきてください」と言われる。住民票取りに行くと「既に転出届を申請しているのでここ(休日窓口)では発行できません」と言われ詰む。平日職場を早上がりさせてもらいなんとか役所に行くも「手元に転居届がないと住民票は出せません」と言われてさらに詰む。早め早めの行動が裏に出た。そもそも私が住民票を取るのを失念したたのが悪いが、不動産屋ももっと早めにアナウンスしてくれ~~~と思った(悪口)なんやかんやあって無事住民票は取得できたが死ぬほど疲れた。

⑥とにかく契約段階になって不動産の不手際が多すぎて萎えた(過請求、日付の間違い、担当と連絡がつかない等…)

⑦引越当日はかなりスムーズに荷運びが終わった。時間帯フリーで頼んだのにも関わらず、閑散期だったため朝一で来てもらえた。午前中のうちに新居での荷下ろしまで終わった。午後に役所に転入届を提出し、警察署で免許の住所変更まで終わった。免許の現住所と記載住所が違うと何かと面倒なのでさっさと終わらせられて良かった。

荷造りがしんどい時はひたすらモーニング娘。とJuice=Juiceのライブ映像を流しながら、またはラジオを聞きながら頑張った。荷造り期間でライムスター宇多丸のアフター6ジャンクションにハマった。

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新居の生活

部屋が少し広くなったのと、収納が倍以上に増えたこともありかなりスッキリした感じで今のところ生活している。だが、張り替えたばかりの壁紙の匂いなのか、家そのものの匂いなのか、前住人の生活臭なのか分からないけれど、おちつかない匂いが立ち込めていてなかなか慣れない。テレビをつけても音の響き方が違うし、照明の明るさも違うし、水道水の味も違うし、お風呂のシャワーの位置も違う。なにもかも勝手が違うのでまだまだ違和感がある。
前回の引っ越しの時は慣れるのにどれくらいかかったっけ…と思い返してみたが、いまいち思い出せなかった。そこまで苦労した記憶はないので、多分すんなり受け入れられたのだろう。でも、今思うのは「したくてした引越なのに、いまいちしっくりこない」ということ。なんなら少し後悔している部分もある。(引越し翌日に上の住人が死ぬほどうるさいことが判明し激萎えしてしまった、でも昨日は静かだった)
アイドルタイムプリパラの華園しゅうかちゃんが「夢はすぐ叶えなくっちゃ」と歌っていたことや、BEYOOOONDSが「こんなハズジャナカッター! 思ってたのとチガッター! 逆にこれでヨカッター!」と歌っていたことに励まされて、なんとかやっている。いまのブルーな気持ちはきっと一時的なもので、そのうち楽しくなるのかもしれない。いや、たぶんそう。だいたい時間が解決してくれる。なんだかんだ、好きな街に引っ越せてうれしいです。最寄り近辺も、沿線も、色んな所におでかけしたい。

そう、おでかけしたいんだよね~~~最近(というかコロナ以後2年ずっと)出不精だったので、これを機に色々お出かけしたい。お酒とかご飯とか古本屋とか…もっとこう…生活を楽しむ感じのことをしたい。楽しみたい…! 生活を。書を捨てず街へ出よう。


街への別れ

引越の次の日、旧居の引き渡しに行った。何もないガランとした部屋は妙に広く感じた。元々敷金は返却しないという取り決めだったせいか、引き渡し時の内装チェックは3分ほどで終了。いままで壁の傷とかじっくり見られるパターンがほとんどだったのであっけなく感じた。その後、いつも行っていた美容室で髪を切ってもらった。数年通った美容室で、今まで良くしてもらっていた。ほがらかなかんじで「今日で引っ越すんです」と挨拶ができて良かった。前住んでいたところは少し遠いけど行けなくはない距離なので、出来ればたまに髪を切りに行きたい。商店街のアーケードを写真に収めて、街を後にした。

今思えばあと一年はやく引っ越せばよかったな、と思うけれど、去年の今頃は「引っ越したいけどイマイチ踏ん切りがつかない」という状態だったので、つまりそれはしかるべきタイミングじゃなかったんだと思う。去年一年間、前の街でしかできないことがあったかと言われると別に…なんですが、コロナのゴタゴタの中凪いだ気持ちで過ごすことができたのも前の街のおかげであると思う。変わらないことへの安心というか。

その反面、今回の引っ越しは変化を求めてる部分が大きい。変わりたい。色々と。背中を押してくれた友だちにサンキュー。


おまけ

粗品信じた結果安田記念当たりました。あぶく銭は引っ越し費用に消えました。やっぴー