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善く生きて、そして死ぬためのブログ

理不尽に思ったこと、興味深いと考えたこと、あとはクレソンを食べたくなった時に書きます

卒業旅行について考えたら、大学生活の貧富の差を思い出した

皆さん、卒業旅行は行きましたか?

私は卒業旅行に行きません。

 

いかない理由として

①お金がない

②行く理由がない

の2つが挙げられます。

①お金がない

会社から引越し費用や転居費用の補助が出るとはいえ、立替制なのでまずは自分で代金を支払わなければなりません。そのためにまとまったお金が私には必要でした。

引越し費用の貯金から旅行代を捻出することは大変に難しかったです。

よく「親に借金」してまで卒業旅行に行け!という意見があります。

そのようなことを言える人はご実家にそれなりの収入と蓄えがあるのでしょうね。

うちは親に借金できるほど裕福ではありません。

自分でバイトしたお金で行けばいいじゃないか!という意見もあると思いますが、忙しかったし、学生時代の貴重な時間を安いバイト代に溶かしたくなかったので最低限の生活費分しかバイトはしませんでした。

 

②行く理由がない

卒業の節目に旅行に行く、という考え自体がよくわかりませんでした。

旅行は行きたい時に行けばいいじゃないか、と思い卒業旅行は行きませんでした。

 

大学でのお金について

私の通っている大学はまぁまぁ知られている国立大学です。

私と同じように学費等経済的な理由でこの大学を選んだ人も多くいます。

しかしこの大学で多くの「親の収入の差」、そして「学力と親の収入の比例関係」を感じる機会がありました。

何気ない日常会話から(この子の家、お金持ちなんだろうな…)とか、バイトしなくても生活できる実家の資金力、奨学金の借り入れの有無だとか、短期・長期問わず留学だとか…

(「奨学金は借金だから借りるのやめなよ!」って言われたときは殴りたくなりました。借りないと大学通えないんだよ)

お金がある家庭って、学部選びの時点から違うんですよね。

基本的に「行きたいから、行く。」「学びたいから、学ぶ。」そしてそういった家庭の子は明確な将来のビジョンを持っている事が多いです。

幼い頃から夢を否定されずに、比較的のびのびと育ち、学習環境が整っているからなんでしょうか(全ての人がそうではありませんが。)

 

比較的貧乏なわが家はそうではありません。

例えば私は幼い頃「ケーキ屋さんに」なりたいという夢がありました。その夢に対して親は「稼げない」「とにかく大変」「現実的じゃない」とマイナスワードを連発します。

確かに現実的に将来を考えることは大事だとは思いますが、私が「なりたい」と思ったものはことごとくマイナス発言され、夢を持つこともできませんでした。

そのくせ、高校になると「何かやりたいことないの」「公務員がいいんじゃないの」と調子のいいことを行ってきます。しかし私にはやりたいことがありません。そこでまず学部選びに悩みました。

高校の時点では文学部か経済学部に行きたいと考えていました。しかしまたここでも「そんなもの学んで何になるだ」「就職できないぞ」とマイナス発言。

消去法と「つぶしが利く」という理由で法学部へ入りました。しかしそんな理由で入学した法学部、そこまで実りあるものと言えませんでした。

生活費のためにバイトもしなければならないしなんだかぼんやりした4年間でした。

 

高校までは周囲との貧富の差はほどんど感じませんでしたが、大学生活はいつも頭にお金の問題、友達との貧富の差がありました。

向こう(金持ち)からしたら大したことではないのでしょうが、わたしはいつも惨めな気持ちになりました。しかしそんな気持ちになること自体が大学に行かせてくれている両親に申し訳ないのではないか、とも思い、いつも辛かったです。

 

卒業旅行の話に戻ると、これまで「卒業旅行いかないの」と話を振られることが多くその度行かない旨を伝えると「えーもったいない、いけばいいのに」と言われ、とても苦痛でした(ほっといてくれ)。

卒業後は「卒業旅行どこいったの」って聞かれるんでしょうね。今から少し憂鬱です。

 

社会人になったら自分が稼いだお金で存分に旅行したいと思います。(幸い有給がきちんととれる職場みたいです)